1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カラス - この投稿者のレビュー一覧を見る
ぶっ壊れた人間とぶっ壊れた家族しか出てこない。それはいいのだかここまで壊れていてハッピーエンドはありえない、登場人物みんな死ぬくらいじゃないと収まらない、こういう壊れた小説が一般に流通していることに暗たん、駄作
投稿元:
レビューを見る
2013/1/6 Amazonより届く。
2019/2/14〜2/16
高級住宅街に無理をして家を建てたことにより、歯車が狂った遠藤家を中心にどこにでも起こりうるような家庭の問題を題材に描く嫌ミス。さすが、嫌ミスの名手、読んでいていろんな意味で嫌な感じを受ける。実際に、加害者家族に向けられる悪意は問題だよなぁ。
投稿元:
レビューを見る
ドラマ化とのことで、その前に読みたくて。
文庫化された湊作品はすべて読んでるけど、「告白」に次ぐ面白さだと思った。
人物の描写が上手い。リアル。いまどきの家族はみんなこんな感じなんじゃないかと思った。
投稿元:
レビューを見る
読了日2012/11
今、注目の湊かなえさんの本。(私の中だけかな)
いつも面白いんだけど、いつも全体的な作風が一緒な気が。。
映画「北のカナリアたち」は絶対観たい!!
投稿元:
レビューを見る
湊さんの作品3作目。
遠藤家の彩香がもーひどい子で最悪なんだけと、遠藤家、高橋家、小島家の3家族の視点、行動などが絡み面白くて一気読み。
きっと誰しもが持っている黒い部分を分かりやすく書かれていて、目を背けたくもなる。
高橋家の兄、良幸が良かった。
つい、ヤスとして読んでしまうから
か?
どう終わるのか思ったけど、救いがあるようで良かった。
でも、週刊紙の記事はどーゆーことなんだろう。
いやーな感じに受けとるのか、高橋家の子供たちが生きてく上では妥当な政策だと思えばいいのか悩ましい。
投稿元:
レビューを見る
TVドラマ終了前に読み終えてしまいましたが、どこかスッキリしない終わり方でした。ドラマ版は原作と異なるテイストということで、こちらに期待です。
投稿元:
レビューを見る
ありがちな悪意をグロテスクに戯画化するのが真梨幸子、対する湊かなえはありがちな悪意を何層も重ねて行くタイプだと思う。
ところでこの作品の中で、一番ヤバそうなのは遠藤・高橋両家の家族ではなく、『ラメポ』こと小島さと子なんじゃなかろうか?
投稿元:
レビューを見る
新年一発目の読了。
どんどん読み進められて、面白かったです。告白のときみたいに、救われない感じではなく、最後に少しだけでも希望の光?が見えたのはそれなりによかったかと思います。ドラマも楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
やっぱり湊かなえは凄い。 面白かった。
人間と人間の間にある考え方の違い、感じ方の違い、思想の差異、ちょっとした機微の表現、すれ違い、葛藤、変化、恐怖、怒り、坂道病……、などなどなどなど、湊かなえはリアルで等身大で生身の“人間”を描写することにとても長けている。
今回は、とても現実的な家族の話だった。 過去の積み重ねによって事件が起き、加害者の家族であり被害者の家族になってしまった二男一女が、未来へ向かい歩き出そうとする物語。
隣の家の事件によって、己の家族のあり方を考える話。
そして物語の紡ぎ方が上手い。 話の持っていき方が絶妙。
だから読み続けることを強いられる。途中で止められない。どんどん先を読み進める。
湊かなえの小説は、とても面白い。魅力的である。
投稿元:
レビューを見る
今一番気に入っている作者の作品。
ジャンルとしてはミステリーなんだろうけど、心情描写がメイン、トリック解明や犯人探しといった要素はないので、本格推理を期待して読むのなら、見事に裏切られるし、読後感も決してよくない。
でも、好きな内容だな。
投稿元:
レビューを見る
ドラマ化に期待したけれど『告白』までのインパクトは無かったかな…。
しかしドラマで再現するとしたら結構見応えのある問題作になりそう。
解説者が上手く表現しているように微かな救いはあるものの、読後感は良くないと思うのでテンション落ち気味な人は要注意。
投稿元:
レビューを見る
湊さんの世界にどんどん引き込まれていき、
3時間程で読むことが出来ました。
ドラマ化される様なので楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
2013年1月11日読了。
湊さんの作品、独特の空気感があってとても好きです。
が、今回はちょっと違うかなぁ。
なんとなく、強引にハッピーエンドに落ち着けちゃった感がします。
いつもだともっと、もっと傷をしっかり剔って、その上で絆創膏を貼ってくれる感じなのに、拍子抜け。
家族、という形にこだわったからでしょうか?
初めて湊さんを読む方には、いい入り口かもしれませんが、いつもの深さを期待していたので、物足りなさを感じました。
投稿元:
レビューを見る
ドラマ化記念で文庫本を購入しました。
Amazonで購入しましたが、
限定(?)でドラマ版の表紙が付いてきました。
ドラマ出演者ファンには嬉しい仕様でした。
ドラマを楽しみにしています。
投稿元:
レビューを見る
湊かなえの本にしては、穏やかな結末であった。同氏独特の秘密を少しずつ暴いているようなドキドキした野次馬感・スキャンダラス感のある展開は薄い。人はだれでもトリガーとなるような弱いところを持っている、そしてそれを隠して生きているという人間のナイーブなところとその弱い部分も包み込む温かい家族の絆を描いている。