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シリーズ第2弾。
今回くらますのは、重い病に伏している故郷の母に一目逢いたいと願う11歳のお春。
困窮する家族の暮らしを守るため、一人江戸のお店に奉公しているお春は、身勝手な男の自己保身により一人土蔵の中に閉じ込められる。
そんな理不尽な罪をなすりつけられたお春をくらまし屋が救い出す。
最後まで読んで、このタイトルに納得。
色々辛いこともあったけれど、お春にもようやく穏やかな日々が訪れることになって、ほっとして泣けた。
可愛くて賢いお春にこれからもずっと逢えると思うと嬉しい。
それにしても今回は、お春の周りの男達の自分勝手な言動には腸が煮えくり返る位ムカついた。
特に故郷の実父には呆れた。
平九郎と炙り屋の迅十郎との闘いの決着も今後の楽しみ。
第1弾でも思ったけれど、波積屋の茂吉さんにはいつも癒される。
茂吉さんの作る焼き筍飯が食べたい。
『ぼろ鳶』の"菩薩"や"大丸"がちらっと出て来てびっくり。
『ぼろ鳶』とのリンク探しも今後の楽しみの一つ。
このシリーズにますますハマりそうだ。
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てらこや青義堂を読んでから主人公の過去を背負う強さと弱さ、仲間の心の繊細な描写に惹かれ読みました。最後は思わず題名と同じ深い意味に思わず泣ける江戸人情の素敵な作品でした
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まだ幼い春は、奉公先から逃げ出した。田舎の母が病に倒れ、長くはないという。春に会いたがっていると手紙が来て、会いに行きたいと申し出たが、店の主人は許してくれず、仕方なく逃げ出したのだ。しかし、すぐに捕まり、蔵に閉じ込められる。そんな春を庇った飛脚の風太がくらましやを紹介して、春を逃がす作戦がたてられる。
シリーズ第二弾。今回は春をメインにしてあり、くらましやの三人は後半にならないと出てこない。春を帰さないで蔵に込めたりする訳がちょっと無理のある感じも否めないけど、読ませる。
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8月-4。3.0点。
くらまし屋第二弾。奉公人の少女が依頼、仲介したのは飛脚。少女はお金が無く、平九郎が一人で請け負うが。
読みやすい。ラストもホロッとさせて良かった。
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シリーズ第二弾。
今回は重篤の母親に会いに行くことを許されず、店の土蔵に閉じ込められている少女・お春の晦ましに挑みます。
このお春の奉公している「菖蒲屋」の主人が本当にクズで、お春に大セクハラ&大パワハラをした挙句に監禁、さらには闇組織に引き取らせようと目論むという・・。もう、お春が可哀想すぎて、“早く、助けてあげて!”と祈るような気持ちで読みました。
報酬を払うお金がないお春を助けたり、過去に晦ました風太に会いに行ったりと、今回の平九郎の行為は“くらまし屋の「掟」”に背くものといえます。
なので、はじめは平九郎は単独で行動せざるを得なかったのですが、いざという時に七瀬と赤也が助けてくれて、こういうところが良いチームなのだな、と思せるものがあります。
あと、今回登場した「炙り屋」という裏稼業をしている、万木迅十郎が滅茶苦茶強くて、平九郎の手強いライバルとして今後も対決がありそうですね。
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くらまし屋の平九郎さん。
人情味溢れていて、剣の達人ではあるけれど、悪人を倒せるほどの完璧なヒーローではなくて好感が持てる。
七瀬と赤也コンビも好き。
春はまだか!なるほどね!
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ああ、もおおもろすぎ。 一気に読んでしまった。 今回も平九郎の過去に何があったのかをチョイ出し。 きっと回を重ねるごとに少しずつ明らかになっていくんやろうね。 仲間も少しずつ増やしていきながら。 次は夏と秋と冬。 図書館で予約したけど待ちきれずkindle でポチりそう。
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2巻目も楽しんだ。お祭りで昔見た水飴細工を見たくなる。そしてなんといっても裏稼業の格好良さ。次も読むよ。
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前作では80台の駕籠を使い、大金を掛けてくらまし、最後は敵方を1人で殲滅。
今作では多摩の貧農から奉公に出された少女のくらまし。当然、金は無いので味方も手を出さず1人で仕掛け。情報料と大人数を掛けての大工作。今回も人手と自分の金で少女の救い出しを行う。何故、自腹なのかが僅かに出てくる。今後は、くらまし屋を始めた事や、これまでして救う理由が出て来るだろう。
最後は宿敵との一騎打ち。大迫力の剣戟が繰り返される。少女の行方と宿敵との意外な結末を迎える。今後も楽しみな伏線が幾つも出ている。
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くらまし屋シリーズ第2弾。
今回は自ら作った掟を破るため、平九郎が一人で行うのだが、そこはやはり仲間の絆。
くらまし屋の仲間たちの過去もチラチラとほのめかされ、次が早く読みたくさせる。
ぼろ鳶のあの人(?)もチラッと登場してたのもまた楽し。
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2巻の方が好きな展開でした✨
前作に引き続き、くらますお話ですが、ドキドキしながら一気に読みました♬平九郎の剣さばきが冴え渡る✨
こちらのシリーズも、楽しみです♪
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ぼろ鳶組に劣らず、このシリーズも面白いなあ。
第二弾はリーダーの平九郎がビジネスではなく個人的な感情から幼い少女をほぼ無償でくらます話。
それを知った赤也と七瀬の対応に信頼と愛情か感じられるし、一方で今後も宿敵になりそうな迅十郎の雰囲気も良い。純粋なプロフェッショナルとして能力が非常に高く、悪役でも善玉でもなくどこか憎めない雰囲気などを読むと、将来的には手を組むこともありそうな予感がする。
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2022.5.31
読みやすくて面白いけど、もう少しだらしなくてクソな人間らしさも見たいなぁ。
本当にボロ鳶で聞いた名前も出てきて胸熱!!
これからに期待です。
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今回はぼろ鳶シリーズから菩薩顔のあの人がちらりとゲスト出演
うーん商売上手か!
そしてはっきりと、意図的にぼろ鳶シリーズとは全く違った方向性で書いてるよね
文体も微妙に違う気がするけど気のせいかもしれんw
軽さをかなり意識してる気がするなー
そしてこちらはこちらで面白い!
しかもどこかで爆発しそうな気もするんで引き続き追いかけてみたいと思います
ちなみに主人公の堤平九郎は井蛙流という独特な流派の達人なんだけど
この井蛙流ってのがどのような流派や技もひと目見て真似て吸収してしまうというとんでもない流派でしかも剣術だけでなく体術や手裏剣までも盗んで自分の技としてしまうんよ
で時どきで一番有効な技を繰り出し敵と戦うんですね
この設定さー
たぶん今村翔吾さんがいろんな「○○流 □△!」って書きたいだけなんじゃなかろうかw
まぁそれならそれで大歓迎だけどw
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くらまし屋に新たなメンバー加入?
平九郎の過去が少し明らかになった。
七瀬、赤也のことも少しだけ。
くらましに関わる人たちが温かくて涙を誘う。
火消や盗賊など、もう一つのシリーズでお馴染みの人物もちらっと登場し、
そちらを知ってる人はさらに楽しめる。