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書棚で目に留まって、落合陽一の書いたものを読んでみようと思い立って読んでみた。中高生、大学生とその親向けということで、確かにちょっと対象じゃないかもしれないと思った。
著者が自ら書いているけれど、共感を得られる価値の見つけ方、というか自己診断方法を書いている102ページに意味があって、その他の部分はただの読み物的な印象。
200908
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落合陽一さんの本は読んでいて最新の情報を得れたように錯覚して、優越感を得られる。
世界の現状を把握でき、それを自分の生活に落とし込めるような本。
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20200922 前作に続いて購入。良くは分からないがコンピュータはモチベーションを持たないという点で差別化できるという一言は救いに感じた。モチベーション親父になろうと思う。
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落合陽一さんの本は難しいですね。
また、日を開けて借りて読みます。
集合知の一部に取り込まれるな
意識だけ高い系
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これからの働き方は、専門性を持っていないとだめだ。また、機会と人間の違いは、モチベーションがあるかどうか。
AIに仕事を奪われる時代、どんな心持ちで、どんなスキルを身につけていくべきか問いかける本
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『働き方5.0』(著:落合陽一)
付箋部分を抜粋します
・「好きなことをして生きる」のではなく、適切な課題設定を社会に創造するのがクリエイティブ・クラスの役割だと考えて
いるからです(p13)
・大事なのは、算数を使って何をするかということです。だからそれと同様に、プログラミングができるだけでは意味がない。
それよりも重要なのは、やはり自分の考えをロジカルに説明して、システムを作る能力でしょう(p33)
・クリエイティブ・クラスの人間が解決する問題は、他人から与えられるものではありません。彼らの仕事は、まず誰も
気づかなかった問題がそこにあることを発見するところから始まります(p79)
・まずは問題を発見することが大事になる。問題を見つけられない人は、当然ですが問題のオリジナルな解決法も考えられません。
大人から「好きなことを見つけろ」「やりたいことを探せ」と言われると、「自分は何が好きなんだろう」と自分の内側に目を
向ける人が多いでしょう。そこからいわゆる「自分探しの旅」のようなものが始まるわけですが、これは袋小路に行き当たって
しまうことが少なくありません。
しかし「自分が解決したいと思う小さな問題を探せ」と言われたら、どうでしょう。意識は外の世界に向かうはずです。
そうやって探したときに、なぜか自分には気になって仕方ない問題があれば、それが「好きなこと」「やりたいこと」では
ないでしょうか(p110)
・常に自分の仕事と関連させたらどんなことができるのかという観点で聞けば、では具体的にどうしようとか、もう少し突っ込んだ
話が聞きたいといった質問が出てくるからです(p128)
・私が思うに思考体力のある人間は常にマジです。そういった人は自分の人生の問いについて24時間、365日
考え続けています(p130)
・ワーク・ライフ・バランスが問題になるのは「好きなこと」「やりたいこと」を仕事にしていないからです。解決したい問題がある
人間は、できることなら1日24時間、1年365日をそれに費やしたい、だから私は、時間を切り売りしてお金を稼ぐのではなく
自由な時間をより多く得られる仕事を選んでいるわけです。ワーク・ライフ・バランスなんて考えたこともないし、その概念自体が
私には必要ありません。私は自分の人生を「ワーク・アズ・ライフ」だと思って捉えています(p149)
・ワークとライフを区別せず、自分のやりたいことに時間を使う生き方には、「消費」がほとんどありません。ずべては自分の能力を
高め、問題を解決するための「投資」なのです。「ワーク・アズ・ライフ」の醍醐味はここにあります(p151)
・重要なのは「言語化する能力」「論理力」「思考体力」「世界70億人を相手にすること」「経済感覚」「世界は人間が回している
という意識」そして「専門性」です。これらの武器を身につければ「自分」という個人に���値が生まれるので、どこでも活躍の場を
見つけることができます(p161)
・才能という言葉だけでは表しきれない猛烈な執念のようなものが「変態」からはただよってくるのです(p165)
・「素人のように考え、玄人として実行する」という著書がありますが、まさにそのタイトルどおり、既成概念を打破するには
「素人」と「玄人」の両面が求められると言えるでしょう(p182)
・やりたいから、やる。困難は問わない きわめてシンプルな話ですが、本書で述べてきたとおり、そういう「モチベーション」で
動くことこそが、システム的であることと、人間的であることとの違いにほかなりません。・・・中略・・・システムに「使われる」
側ではない生き方・働き方をしようと思うなら、何よりもまず、「こんな社会にしたい」「世界をこう変えたい」という強い
モチベーションを持つべきでしょう。何が見えるか、が勝負だと思います(p204)
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働き方改革5.0としてこれからの時代を生き抜くために必要なことを書いた本。
これまでの社会で優秀とされる人事は、処理能力高く、正確な人が優秀とされた。
こからの時代はコンピューターと共に仕事をする時代。
処理能力・正確さはコンピューターに代替される。
これからの時代を生き抜くには、新たな価値を見出せる『クリエイティブクラス』。
ネットや他人から得た情報を鵜呑みにするのではなく、改めて自分で考える。
『思考体力』をつけることが大切。
橋本さんの本もそうだが、知識・情報の受け流しには
何の価値もない。『思考体力』をつけ、持論を展開することが大切だと再認識した。
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相変わらずの陽一節で、これからの働き方についてZ世代向きのようで、大企業にお勤めの一般サラリーマンにも訴えている感じです。コロナ禍を機にこれからどのように考え行動すれば良いか、5つの問いがとても分かりやすかったです。プラットホームにいる多くの人は意識して行動しなくなり、GAFAMに飲み込まれるようです。気をつけましょう!
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さらりと書いてありますが、なかなか重厚な本です。さすがの視野の広さと洞察力で、これからの時代をいかに生き延びるかを書いてます。
今後はどんどんITが発達して単純な仕事はなくなるので、
・良きホワイトカラーを目指すのでなく専門性を身につけよ
・英語を身につけるのでなくロジックを身につけよ
・クリエイティブに生きよ
ということを、様々な最新の事例と考察とともに書かれています。
良し悪しでなく、落合さんの他の本と同様、テクノロジーの側面のみから書かれており、ひとの喜びとか幸せみたいなところには注目しておらず、理系の人だなぁ〜、という印象。
やりたいことをのんびりやればいいな〜というのんびり文系人間の私は、なんか読むと焦る。
でも、世界はテクノロジーだけでできてるわけじゃないから、もっと人のソフト面も大事だというか、たとえばテクノロジード素人でも、すんごく優しくて人に好かれる人、の需要は今後もずっとあるんでないかなと、思う。
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落合陽一の20年6月の本。
注釈付きで「〇〇でしょう。〇〇だと思います」の文体はいつも通り。妙に長い文章はいつも疲れる。
以下メモフレーズ
●SNS上では誰一人として同じタイムラインを追っていない時代
●優秀なビジネスマンには処理能力の高さや根回し力などが必要だが、コンピューターの台頭によってそのためのスキルを磨いても仕方がない
●多くの啓発書は相変わらずホワイトカラー教育を志向している。本質ではなく表面的な部分だけを真にうけた人たちが「意識(だけ)高い系」になる
●無駄な自己アピールの他に、特徴として何の専門性がないことが、意識だけ高い系の人。専門性がないからフォロワーの数や、評価されない活動歴、今のない頑張り、を自慢する
●人間が持っていてコンピュータで作られたシステムが持っていないものは「根性、ガッツ、気合い」ではない。モチベーション、である
●維持コストのかからない管理職がいれば労働者に富を平等に分配できるはず。ホワイトカラーよりもブルーカラーが高い価値がある
●ホワイトカラー、ブルーカラーのほかに「クリエイティブクラス」という階層が存在する
●クリエイティブクラスを目指す上で勉強は必要。新しい問題を発見して解決するのは勉強ではなく研究。
●抽象的な教養やアイデアだけあっても何もできない。「実装」と「アイデア」が個人の中で接続されることに価値がある。
●その新しい価値が今の世界にある価値を変えていく理由に文脈がつくか。それに対してどれくらい造詣が深いか、が大切。
●それによって誰が幸せになるのか。なぜ今、その問題なのか。なぜ先人たちはそれができなかったのか。過去の何を受け継いでそのアイデアに到達したのか。どこに行けばそれが出来るのか。実現のためのスキルは他の人が到達しにくいものか。
●日本の1億人よりも世界の70億人。ウナギトラベルもその例。
●好きなことを見つけろ、やりたいことを探せ、だの自分の内面に目を向ける。それよりも「自分が解決したいと思う小さな問題を探せ」の方が意識が外の世界に向かう。
●常に自分の仕事と関連させたらどんなことができるのかという観点で話を聞けば具体的にどうしようとか突っ込んだ話が聞きたいという質問が出てくる
●なぜ高く評価されるのかという問いに対し「カッコいいから」の回答していたら、カッコいいを言語化させるような質問を重ねる。抽象的なことをできるだけ具体的に言語化する習慣をつけること
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『大事なことは専門性と独自性!』
■読了時間 2時間12分
■この本をオススメする人
・20~30代の社会人の方
■感想
2016年の『これからの世界をつくる仲間たちへ(小学館)』をベースに新書化されたものです。"好きなことをして生きる"のではなく、自分の身近にある疑問を解決し、新しい価値を社会に創造することが重要だと説かれています。
今からスティーブ・ジョブズを目指しても、独自性がないのでジョブズにはなれない。つまり、ロールモデルが存在しない人にならなければ、創造的専門性をもった知的労働者"クリエイティブ・クラス"にはなれない。これを読むと、なんでも平均以上にこなせるジェネラリストではなく、専門性を持つスペシャリストになることが大事だと強く思いました。
難解ワードが多用されており、注釈もそれぞれの章末についているのでページを行ったり来たりで、多少読みにくさも感じます。これから社会に出る学生さんにも読んでほしいですが、自分の働くイメージと重ねるには20~30代の社会人経験者の方がより響く内容かもしれません。
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落合さんはテレビなどで目にしていましたが実際にどんなことをされている方かは知らなかった為はじめて著書を読みました
難しい表現もありますが、そこは落合さん的変態性を表現されているところでもあり、全体的には働き方や生き方など普遍性を説いていると思います
難解な言葉があって読みにくいかと思いましたが、読み進めると、読みやすく新たな発見が多くありました
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これからの世界で自身の価値を高めるのに必要なことが書いてあります。
テレビのニュースなどでよく見る著者ですが(その主張はこれまでほとんど聞いていませんでしたが)、今後必要な能力、これから価値を下げる人材について大変わかりやすくロジカルに言語化してあります。
似たような内容の本や記事はあると思いますが、かなりコンパクトにまとまっている部類だと思うので、今後自身の価値を高めていきたいと思う学生から若手の社会人まで読む価値がある本だと思います。
毎回こういった内容に触れた際に思いますが自身の価値を高めるための最も大きなチャンスは大学の選択と大学生活の過ごし方にあると思います。
私の勤める職場では自身の将来に危機感を感じている人は少なく思いますし、あまり自由度のない業種で私自身が独自に付加価値の高いサービスを生み出すのは大変難しいと思います。
今後近い将来に大きな選択をする中高大生にはぜひ読んでほしいと思います。
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子どもへの教育は英会話やプログラミングより磨く必要なことがあるのではないか?
コミュニケーション能力や思考体力を鍛える事が親からの最大の贈り物にならないか?
ただ本を読んだ知識、聞いた知識を話すだけの歩く辞典になってないか?
自分で考える必要はないのか?
私自身歩く辞典になりがちなので、とても反省しつつこれからは思慮深く掘り下げ自分なりの考えを導き出すことをしてこうと思う。
襟を正したい時に読みたい。
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公立もiPadが導入され、今後は形式知の教授だけでは必要とされなくなる。指導で培った暗黙知を生徒や同僚に伝えられるように言語化する習慣を身につける。