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Youtube大学で紹介されており、インデックスファンドってどんな運営絵をしていて、日本株ではなく、米株を買理由が知りたくて読み始めた。
まず労働者1.0、これは確かに、と思えた。貧困は遺伝するとのことだが、親が労働者1.0で子供に対し、労働者2.0のマインドで教育ができなければ、自分の子供も労働者1.0になるのは当たり前。
自分も子を持つ親として、まず自分が労働者2.0マインドを持ち、変わらなければ、子供の人生のほとんどが決まってしまう、まずここで少し焦りを覚えた
そしてこの本で何度も出てくるキーワードは、長期投資をするに当たって、「参入障壁」はあるのか?ということだ、有名な企業で、業績を上げていようが、参入障壁が低ければ、いずれ落ちていく、逆に参入障壁が高ければ、〜ショックなどで株価が暴落しても、また這い上がってこれるということだ。
飲食業界などは、参入障壁が低く、上場ゴールとされている為、長期の投資の対象にはなりづらい。しかし、コカコーラなどの世界シェアのほとんどを占めている企業などは別、今からコカコーラに立ち向かっていける企業はそうそう出てこないからだ。
株式投資は知識の総合格闘技、と書いてあったが、その通りだと思う、会計、統計学、四則演算、また海外の企業に投資しようと思うのなら、英語の知識も必要になってくる。大変だが、この知識は必ず社会で役に立つことばかりだ。
そこまでできないというならば、インデックスファンドに運用を任せ、S&P500を購入するのもいいだろう、ただし、このコロナ渦の中では慎重にならなければならない、一番大切なのは、自分の頭で考えて判断することだ。
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投資は、利益を生み続け、圧倒的な参入障壁のある会社に長期投資するべき。
他にある投資本とは全く違う角度から学べる。投資について学ぶ際には、何冊か読む中でぜひ読んでおいて良かったと思える本。ただ、この1冊だけでは少し偏りすぎているので、あくまでも何冊も読んだ中の1冊として含めると良いと感じた。個人的には非常に勉強になった。
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1.著者の経験が2時限目に記載されているので気になりました。
2.日本人には労働2.0の発想が必要であり、そのためには投資が必要になってきます。著者の意見では、副業はあくまでも自分が働く時間を延ばすだけに過ぎないため、いずれ自分の体を壊す要因となると述べています。そのような発想ではなく、投資をすることで貧困に陥らないことが必要です。その発想を生むためには「投資家の思想」が必要です。投資家の思想とは、自分だけではなく、他人にも働きかけることができ、自分が構想することを考えることです。つまり、自分の将来について考える力を養うことが投資家の思想を育てる第1歩です。
日本人は投資=悪というイメージがはびこっているため、普及しなかったですが、これからは自分で資産形成を行っていく必要があります。そのためには、投資を選択肢として加え、自分の人生を設計していく必要があります。では、具体的に投資するためには何が必要なのかをこの本が述べています。
3.投資についての考え方はほとんど同じだったので割愛させていただくとして、投資家の思想は今の自分にない発想でした。仕事に追われているというのが現状であり、周りを見てもそんな人ばかりです。ただ、これではだめだと思いつつも、今の職場にいるため、自分への罪悪感みたいなものがあります。今回の本を読み、自分の人生についてもう1度設計し直すことにします。
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投資本は、短期的利益を追求するためのスキル(傾向分析など)に着眼するものが多い。
しかし、この本は、投資とは「何をする事なのか」をよくよく考えさせてくれる本。
つまり、超訳すると、投資によって社会の成長を促すことで、その対価として利益を得るということ。
株式投資をやっていると、足元の株価が気になってしまうものだが、著者の主張は、近くの株価よりも大切にすべきは、その会社がこの先も求められる会社で、かつ、参入障壁を築けている会社であるかが重要であるということ。
私としては、投資の意義を再認識させてくれる良本であった。
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#読了
『ビジネスエリートになるための 教養としての投資』
筆者はテクニカル分析を否定し、「考えながら」投資をすることで資産形成はもとよりビジネスマンとしての「考える」スキルも身につくと説く。ではどのように考えどのような対象に投資すべきか?
本書では以下が述べられている。
・高い付加価値⇒世の中に本当に必要か?
・高い参入障壁⇒勝負できないほど圧倒的に強いか?
・長期潮流⇒世界情勢や人口動態などに沿っているか?
人間の根本的な欲求(長生きしたい)など
その他不可逆的な事実。
このうち、長期潮流については最も重視し、考えながら生活していきたいと感じた。長期潮流から今後の世界で何が必要か?⇒その事業をしている会社の付加価値や参入障壁は?という順番で考えたい。
やはりアメリカ株は強そうだ。。
また、高齢者に資金的余裕がない昨今ではあるが、筆者は高齢者の就労について否定しており、これは納得できる部分もある。年齢を重ねると生産性が低下する。これは企業にとっても社会にとっても足かせになる。私も供給力不足は高齢者の就労ではなく技術進歩による生産性の向上で補うべきだと考える。高齢者になる前に若いうちから投資をすべき。もちろん、金銭的問題でなく老後の生きがいや人生の目的として働くことを否定する気は全くない。
〇その他気になった点
・アメリカとは異なり日本の企業は20年~30年レベルで成長し続けている企業がほとんど存在せず、日本人は株式の長期保有をせず売り買いを繰り返すマインドになってしまっている。
・成長し続けられないのは、参入障壁の低い製品の大量生産によりコストを引き下げ、世界中に売りまくるという発展途上国型のビジネスモデルから脱却できなかったため。人件費の安い途上国に流れてしまう。
⇒強固な参入障壁を持ち、サービスも含めた先進国型のビジネスモデルを持つ企業は伸びる。
・戦後の財閥解体によって日本国内で資本家による成功体験が失われた⇒日本人は投資をしない。貯蓄が大好き。
・戦後の経済発展を後押ししたモノづくり信仰により、投資がいかがわしいものとして映るようになった。
・PERが20倍=投資した元本を回収するのに20年かかる
(簡単な考え方)
・年金が破綻することはない。(金額や期間の変動はあっても)
それは、若い世代が納めた保険料を年金受給者が受け取る仕組みだから。
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はっきり言ってありきたりの情報とパフェットの理論が素晴らしいよという感想。期待していただけに残念。日本人よ投資せよというならもう少し具体的な策と例を開示して提案してほしい。
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本の内容としては長期投資が焦点です。
長期投資としては一言で「売らない会社に投資すること」です。何十年持ち続けても利益を出し、高い参入障壁があることです。
筆者の経験も踏まえながら、ときには鋭い意見が書かれています。専門的な用語もなく、読みやすい本になっています。
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老後の資産形成のために投資信託を検討する中で、投資について書籍からも学ぶべく購入。投資の本質、投機と投資の違い、なぜ長期投資なのか、といったことを非常にわかりやすく解説してくれ、期待を大きく上回る学びがあった。 「投資とは知の総合格闘技であり、ビジネスの最良の教科書」という。英語・会計・統計をはじめとする幅広い知識と投資経験・ビジネス経験をかけあわせていくことで、武器となるのだそう。まずは投資信託を始めつつ、同時に証券アナリスト試験の勉強を開始して数年後には米国個別株に投資できるよう準備したいと思う!
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・株を買うときは売らない前提で持ち続けられる株を買うこと
・参入障壁(長年培ったブランド力、マーケティング戦略)が高い会社を選ぶこと
・インデックスファンド等による日本への長期投資はおすすめしない(人口減少、少子高齢化、成長産業の乏しさのため)
全体として、タイトルにもありますが、教養として投資を学ぶにはとても良いと思います。
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・労働者の→資本家の思想
→他人に働かせる
・時間という効果を雪だるま式にしていく
→複利効果
・会社は従業員に給料を支払うために存在しているのではない
・若い間はまず自己投資で自分が働くという最も着実な土台を整えて将来の選択肢を増やす。余ったお金で株式投資をして自分よりも優秀な人や会社に稼いでもらう。
→時間と少しばかりのお金を有効に配分して自分という道具を磨き自分よりも優秀な人を働かせる。
→これが投資。
・PE→未公開企業の株式への投資
・日本の個人金融資産の現貯金は53%、アメリカは10%
・経営と投資を切り分けないことが重要
→資本家マインドと経営者の目線で物事を考えて株式を投資。
・貯金額の多さは金利を生み出さないところに眠っているのと同じで労働者の殻に閉じこもることを世間に表明しているようなもの
・投資→その企業が将来どれだけの利益を稼ぐか。
投機→その株がいくらで売れるか
・構造的な強靭な企業の3つの条件
→付加価値の高い産業、長期的な潮流、圧倒的な競合優位性つまり参入障壁の高さ。
・長期的に損なわれない競争力の他に大事なのは、中短期的に倒産しないだけの強い自己資本を持っていること。
→借入金などの負債が小さい財務レバレッジが低いこと。
・日本の公的年金は賦課方式と言って現役世代が保険料を払い高齢者が受け取る年金が賄われる形。
・株式への長期投資で大事なのは利益でありその利益を長期的に伸ばしていける参入障壁が大事。
→会計の知識はめちゃ大事で会社の好き嫌いや株主優待手当の投資は間違っている。証券アナリスト一級くらい。日本の外食産業なんて殆どが上場目的。
・配当とは簡単にいうとタコが自分の足を食っている状態。
→債権にはクーポンがあり償還時にその債権の発行元に倒産などがなければ、額面元本が戻ってくるが、株価には元本という概念がなく、あるのは株価のみ。配当が支払われるたびに確実に株価は下がる。
配当前の株価イコール配当後の株価+配当
配当を受け取ることは将来の企業価値増大を先食いし複利効果を諦めることになる。
・証券会社のセールスマンに何に投資すべきか聞くのは絶対ダメで、あたかも床屋に行って散髪をした方がいいか聞くのに似ている。彼らは彼らにとって売りたいものや収益性の高いものを売るというビジネスモデルだから。
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・投資とは知の総合格闘技
・成功している人はみんな勉強と努力を惜しまない
・会計と英語(海外の銘柄へ投資をするなら)
・informationとintelligence
…
本当に色々参考になった。
危機感を煽っておいて自身のセミナーに巻き込んだりする悪本とは違い、大きなスケールでの話しではあるが投資についてのバイブルのような本だった。
今後は自己投資を惜しまず、投資とビジネスにアウトプットしていきます。
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投資関連の本としては非常に本質的な本だと思います。表面的なテクニックばかりが書いてある本を沢山読むくらいなら、この一冊をお勧めします。
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とりあえず少なくとも20代のうちは将来のための投資と並行して自己投資はケチらないようにしよう。
YouTube大学だととりあえず米国株インデックス投資って結論が印象強かったけど、
参入障壁を意識する、が1番のキーワードだと思った。投資だけじゃない、何にでも当てはまるポイント。
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https://www.silkroadin.com/2020/09/blog-post_15.html
「教養として投資家の思想を持つこと」がビジネスにも繋がるという著者は言います。
奥野一成、農林中金バリューインベストメンツ株式会社 常務
取締役兼最高投資責任者(CIO)
時間から時間まで自分の時間や体を使ってお金を稼ぐのが「労働」です。
お金の話で、日本は「労働以外のことでお金を稼ぐ」ということがあまり浸透していないと言われています。
「労働せずにお金を稼ぐ」というのは楽して金儲けすることではなく、「頭で考え、自分以外のリソースも使って成果を出す。」という資本家の考え方を表したものです。
自分は一人しかいません。「時間も体力も限られている労働」で、お金を得るのには限界があります。
株式投資を通じて、「労働者の考え方から資本家の考え方へ移行する」ということが本書の伝えたいことのひとつだと感じました。
私自身が投資家なのでよく分かるのですが、投資は額に汗することはないかも知れませんが、脳みそは常に汗をかいています。とにかく考えて考えて考え抜いたうえで、投資判断を下しています。決して不労所得を得ているわけではありません。脳みそに汗をかくことは、額に汗をかくことと同等に尊いことを忘れないで下さい。(引用、ビジネスエリートになるための教養としての投資/奥野一成/ダイヤモンド社)
そして、本書の5時限目、売らない株を買えばいいということについて、参入障壁のお話があります。長期投資に必要な考え方や視点のひとつとして、この参入障壁の考え方は非常に重要だと感じます。
他にも長期投資に必要な考え方や、世界の見方がビジネス性を向上させるということが特徴の本書。
詳しくは是非内容をご確認ください。
ビジネスエリートになるための教養としての投資/奥野一成/ダイヤモンド社
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株のデイトレードやFXといった『投機』とは異なる、真の『投資』についての入門書。
投資の本質を学ぶことで企業を評価するための視座を養い、ビジネスパーソンとしての思考力をアップさせる。
日本人の投資に対する誤解を一つずつ解きながら、人生100年時代にいかに投資家思想が重要であり、さらにビジネスパーソンとしてのステップアップに効果的であるかについて書かれている。
就活中の大学生、入社間もない若手社員は是非読んで欲しい一冊。