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一話から三話まで読みながら思ってたのは、帯の言葉がちょっと大げさ過ぎないかな?でした。
〈読めばきっと家族を思って涙する〉
実際は終章でぼろ泣き。すみません。帯文に偽りはなかったです(TдT)ただ家族をというより桜介さんの優しい言葉で涙がこぼれました。
p292「祐里ちゃん。喧嘩になったとはいえ、祐里ちゃんは八千代さんの身体のことを考えてたんだろう?それはきっと伝わっていたさ」
ほぼ祐里ちゃんに感情移入して読んでたから、ああ!わかってくれてる~。と気持ちが高ぶってしまった。
自分のことを自分以上にわかってくれる。そんな人がそばにいるだけで幸せだと思う。
終章でぼこぼこ伏線が回収されていって、中でも建て替え工事の件が出てきたときはびっくりした。一話で終わったことだと思ってたから。この話が出てきたときは「え?すごい!」と思わず呟いてしまった(*^^*)
桜介さんは琥鉄くんがいるからなんとか生きていける人だと思う。いなかったら祐里ちゃんは力ずくで家賃をもぎ取るか家から追い出しそう。
私が琥鉄くんに惚れたところp83。
琥鉄くんが自分のポスト型の貯金箱を家賃の足しにと祐里ちゃんに差し出したところ。可愛い過ぎる♡