投稿元:
レビューを見る
腕の「内旋」「外旋」についての15巻。
腕を使うことで、体の使い方がうまくなる?と思いながら読んでいたけど、「内的運動量の一致」の説明でしっくりくる。あー、AMBACってことか。
なんちゅうオタク理解。
ま、そっちの方がわかりやすかったんで仕方ないです。
後半ATに追いつかれた東京クルセイド。延長前半突入前にはじめての円陣。
一ノ瀬の覚醒と暗躍する筧くん。窮地にあって試合を楽しみだした沖。
ここへきて、試合のテンションが上がってきてます。さすが決勝戦クライマックス。そして、おそらく作品としてもクライマックスを迎えるであろう展開。
いいぞいいぞ。
投稿元:
レビューを見る
ミクロからサッカーを科学的に解釈するサッカー漫画シリーズの15巻は、物語的にもいよいよ佳境に突入しつつある。
天皇杯決勝の後半、2-1でリードする東クルと、ビハインドの状況で手を打ってきた横浜ユナイテッドの戦いぶりが描かれ、決戦を前に沖の提言で円陣を組む東クルの姿と笛の音で物語はクローズしている形だ。
この作品の肝であるサッカーの知識面では、「立甲」という概念が説明されている。
肩甲骨の使い方についての話であり、腕をどう使うか(外旋するか内旋するか)について、それらを効果的に使うことでキックのパワーが増す「内的運動量の一致」について触れられている。
面白いところは、内旋のメリットに触れながら、ワールドクラスのプレイヤーで外旋型の選手を巻末の対談で紹介しているところ。
ディ・マリアとクリステンセンを挙げているが、こうした例外にも触れているところが理論だけでなく、実践的に知識を用いていることを感じさせる。
物語的にも知識的にも相変わらず読ませる物語である。星四つ半相当で評価したい。
この佳境に至っての休載による刊行の延期は惜しまれるが、病気が無事完治してまた新刊が読めることを読者としては祈りつつ待ちたいところだ。
投稿元:
レビューを見る
息詰まる戦いの天皇杯決勝・後半。横Uの47番・筧が不気味な存在感を示す中、沖の微笑みが小憎らしい。そして、試合の描画を中断してのサッカー選手肉体改造ウンチク。今回は肩甲骨にフォーカスした「立甲」。本シリーズでは毎集なるほどと思わせる体の使い方を知ることができる。
投稿元:
レビューを見る
腕の使い方について。こういうの習ったりせんよなぁ。解明されていなかった部分がようやく解明されてきた分野なんかな。まずは指導者に教えてそこから基礎レベルで子供たちに教えていくようになったらいいですね。