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面白かった。
玄葉にジリジリ追い詰められていく冴子。
信用できる仲間はいるのか?
何も無い状態での逃亡 無事解決できるのか?
山崎 佐古ジイ センセイ達のここぞという場面での活躍嬉しくなる。
「指揮官が不在でも兵隊は動く」高頭班の掟
辛い事情聴取にも屈しない郡山 冴子との信頼関係が伝わる。
終盤が特に面白かった。
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どうしてこれほどまでに読者を惹き込むのが上手いんだろうか…いつも中山七里の作品を読むたびに思ってしまう。屈強な女性刑事の逃避行、なんてつまらないわけがない❗️その構図を中山七里が描くんだから尚更❗️
ハードさだけではなく、女性として繊細な母性の琴線の表現なんて物語の濃淡を見事に作り出して素晴らしい
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割と早い段階で犯人が分かるので謎解き要素はなし。
警察小説ですが、読み手に訴えてくるものが特にないエンタメ小説でした。
ラノベに限りなく近いかも。
エンタメとしては上出来かもしれませんが、好みではないし面白さもあまり感じられませんでした。
中山氏の作品は振り幅が広いというか、良書とそうでないものの差が大きいというか。
2020年40冊目。
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県警のアマゾネス。
んー。少し苦手な感じのキャラ設定。ですが、ストーリーは面白い。犯人は早い時点で分かるのですが、それでも飽きる事なく読み進められます。
でも、どうしてもこの感じの構成は、ストロベリーナイトの姫川玲子と比較してしまう…。
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警官を殺した犯人が警察内部にいるとか、それを目撃した少年を保護するために主人公が逃亡するとか、映画「目撃者」を彷彿とさせる。
悪者が徹底的に悪く、主人公が絶体絶命に追い込まれながら最後に大逆転する図式的は普遍的だが爽快。
主人公を救出するために大阪のドヤ街のおっさんたちが警察署を迫撃砲で攻撃するとか、主人公が逃亡の手助けを暴力団に頼るとか弾けぶりも楽しい。
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単独で麻薬密売ルートを捜査していた刑事が、銃殺された。
専従班として指名されたのが〈県警のアマゾネス〉と渾名で呼ばれている、身長180センチ、化粧っ気なし、独身。ショートボブで無駄に美人。
千葉県警刑事部捜査一課警部、高頭冴子。
その事件を目撃したのが、8歳の猛。
猛の証言により、銃撃犯にたどり着いた途端に、警察殺しの濡れ衣を着せられた冴子は、猛と二人で、逃亡したところは、意外な場所だった。
息もつかせぬ展開で、ようやく解決。
冴子が猛に
「一日も早く忘れろ」と言うと
猛が
「警察官になって、絶対また会いにきてやるからっ。憶えてろっ」
猛が大人になつて、警察官になり、再会する場面が想像され、続編として読みたくなった。
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他の中山作品で見かけた高頭冴子が今作の主人公でした。中山先生は組織のはみ出し者を描くのが、本当に上手い!冴子はもちろん、部下の郡山も好きになりました。猛の真っ直ぐさも良いですね。そして、ヤクザの山崎。美味しいところをいつも持っていきますね。また、冴子の作品が読みたいです!
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警察殺しの濡れ衣をきせされた千葉県警のアマゾネスこと高頭警部。途中ヤクザとのやり取りとか、潜伏先の佐古じいさんとかキャラクターが良い。最後50ページくらも面白すぎてすごいゆっくり読んだ。
あと解説の東京の書店員の高頭さんの話もあって、より中山七里先生を好きになった。
有隣堂しか知らない世界で中山先生をしって、ほんと最近しったばかりなので、楽しみすぎる。
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続編を予約し、いざ読む前に慌てて借りてきた本書。出てくる人たちみんなのキャラ立ちが素晴らしい。息をのむ展開にページを繰る手が止まらなく、最後まで一気読み。アマゾネスといえども母性本能をくすぐられたり、警察官の矜持とはなんだろうと考えさせられたり、ヤクザも助太刀するのかぁとかホントとても盛りだくさんで面白かった。極めつけは本のモデルとなった書店員さん。
ラストを締めくくるとてもいいお話だった。
ヤクザものの山崎さんも掘り下げるしかない!✴️
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かっこいい女刑事、高頭冴子。
無謀だけど賢くて健気な少年猛。
くたびれたおっさん風のヤクザの幹部。
人情に篤いが生活には恵まれないおじいちゃん2人。
みんな大好き。
ストーリーもサスペンスフルで、先へ先へと読みたくなる。
面白かった。
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千葉県警捜査一課の「アマゾネス」と呼ばれる高頭冴子と殺人事件を目撃した8才の少年猛が正義のために立ち向かうのは千葉県警。
本当の悪玉は誰なのか?ハラハラしながら迎える中山七里のどんでん返し❗️
高頭を助けるヤクザや一般市民たちの破天荒な闘いぶりも痛快でした。
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『逃亡刑事』中山七里
主人公魅力 ★★★★★
痛快さ ★★★★★
エンド ★★★★★
中山七里さんファンにもオススメです。
主人公は、県警部長、身長180センチ、腕ぷしが強い女性です。通称「アマゾネス」。反社会的勢力界隈でも名をとどろかす。
【はじまり】
児童養護施設から子供が抜け出す。日常化された虐待からの逃避、そして入院する母親にただ会いたくて。
この逃避中に、彼がある事件を目撃する。そう、殺人事件である。被害者は、県警の薬物取締の捜査官であるとわかる。
【犯人は?】
目撃者の子供を取り調べる県警。担当はアマゾネス。彼女は、彼の目撃者は、県警内部にいることを知る。
部下を殺めた内部の犯行。おそらく目撃者にも手は伸びるだろう・・・。
アマゾネスは、重要参考人の子供を護るため、2名で逃亡することを決意する。
【醍醐味】
中山さんの作品は、最初に犯人が明かされてからの展開にある。この逃亡刑事も同じ。
そこからラストまでのテンポ、スピード感は心地良いくらいに速い。
【読み終えて】
主人公/アマゾネスの魅力。それは刑事として役割、犯罪者を逮捕し、検察に引き渡すことに執着していること。そのためには、組織のルールから逸脱することも支障なしと考えている。
アマゾネスが同僚に対して「自分の頭で考えろ。組織・上層部が誤った判断をしていることがわかっても従順するのか?」という場面がある。
中山さん小説の登場人物は、琴線に触れる言葉を投げてくる。
だから、また、読みたくなる。
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冴子さん、カッコ良すぎます。
作者の既読作品60冊中、最も男前なキャラクターかも。
濡れ衣を着せられた冴子と事件の目撃者・猛との逃亡生活は、まさに緊張の連続。
息をもつかせぬ展開にハラハラさせられたと思えば、心が温かくなる場面や快哉を叫びたくなる瞬間もあってホント面白かった。
養護施設での虐待やA地区の実情なども織り交ぜつつ、最後まで読者を楽しませてくれる。
ラストシーンで泣きそうになったから、いつか成長した猛の話も読んでみたいなあ。
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中山さんは決して平易な文体ではないのに読みやすい。佐古ジイやセンセイなど本来関わることのなかった生活保護受給者たちの漢気が熱い。猛もなかなか逞しい。十数年後、警察官になった続編なんかが書かれるんだろうな。迫撃砲で警察署襲撃などハチャメチャだが、突き抜けていて面白かった。ぶっ飛んだエンタメ作品。8歳でミルク臭いと感じるか?とそこだけ引っかかった。
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同僚を殺されて、罪を着せられ逃亡!
愛称?アマゾネス:千葉県警刑事部捜査一課 高頭冴子警部。
目撃者は、子供。この子の命もやばいので、連れてく〜
行き先は、大阪のA地区(まぁ、どう考えても、あ◯り◯地区やけど)
今回は、はみ出しもんが活躍。
主人公の高頭警部
893の山崎さん
A地区のおじいちゃん
しかし…少しこの地区だけやなく、大阪に対して…ちょっと…
「…ここ、日本だよね。」
「さあな。大阪というのは、日本語が通じる外国だという話もある。…」
とかまで、書いてあると…
めっちゃオモロい〜!
日本ちゃうで〜大阪やで〜w
(自己主張の塊w)
この前、バラエティで、
「東京タワーが見えて、それが近くなるにつれ、レストランなどの値段が高くなるのに、通天閣が近くなるほど、安くなるのはなんで?」
って言っててウケた〜w
(西成、A地区は、通天閣の近所)
基本、この辺の人らは、どんなにそういうコトを言われも怒らない。但し、条件がある!それは!
オモロい〜こと!
これないと、非難轟々…笑(お笑いの街)
話は脱線したけど、警察は敵!が染み込んでる街での潜伏はええかも?ガラ悪いかもしれんけど。
そんなに、西成署が襲撃されたのかは知らんけど、暴動は多々あったみたい。
はみ出しもんばかりで、真犯人を追い詰める…しかし、警察の正義ってなんなんやろな…
押収した麻薬を売って資金作って、また、犯人探し…本末転倒って感じ。
組織の論理で動くのも、組織が正常であってこそ!
まっ!裏金作りは、警察だけやなく、国を運営する方もやけどね〜何か、こっちの方が酷そうやけど(~_~;)
一般の国民が幸せになれるように動いて欲しいもんやな。
警察も永田町も!
キャラ立ちしてるから、続編読みたいけど、あったかな?