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さむいか
トシは男に教えてもらった、避難時、へ母を連れて行った、
学校は、トシも通っていたら通っていた小学校だった、山がすぐそばに見えた、通ってはいない、中へ入ったおぼえは何度かあった、
校舎が、三つ、大きなひびが入っている、校庭は上と下に分かれている、坂の途中に立てているからそうなる、
人がたくさんいるのかと来たら人がいない、避難所になっていると男はいったのに、
まっさんはいろいらおれに聞いたうまく話せないそれでもまっさんは聞いた聴いてくれたいぬ少年 のところはすごく笑ったおかしいわい母の話も笑ったサナの話はしていないサナはたぶん死んだ知らないあっていないからわからない長いあいだあっていないコーラを三ばい飲んだ金はまっさんが出した仕事してみるかとまっさんがいったあしたもこれぐらいの時間にここへこおへんかわしおるからといった穴へもどって二千円くれたその二千円を伸ばして
の骨を折った子どもの二つ下の女の子、わたしの靴を持ち上げて笑った、わたしは
えー連れて来てくれはったんですやん
さすってくれ
男はいった、
痛いねん
さすった、
押せ
押した、
グーで押して
グーで押して、
ああ
ああ
そうだ
わたしはあの歯抜け男とセックスをした、歯抜けとだけじゃない、あれこれとした、
いつまでつけていただろう、帳面につけていた、
三年
千年後、いない人たち、かたちを変えている人たち
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こんな小説読んだことがないような。それだけでもワクワク読めた。
ストーリーを追えているような追えていないような。
活字の配置を楽しんだり、関西弁(兵庫の言葉?)を声に出して読んで楽しんだり(全編声を出して読みたいような気がする)。
親や社会から見放された人たちの話なのに、関わる人がたくさん出てきて、人とのつながりがあって、寂しい感じはしなかった。
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新しい読書体験!
普段だったら本を読んだあとにもっと本の世界が立ち上ってきたりするけれど、この本は違う。読んでいる最中の、まさに隣で見ている感が強すぎて。顔を上げた途端に声が遠のく。だけど再び戻した視線から音が聞こえるような感覚を味わえた。