投稿元:
レビューを見る
非常に温かくなる。
我らが地元、茅ヶ崎のお話。
茅ヶ崎東海岸の家を中心に、とある一家の物語。
舞台は1960年ながら、物語に出てくる街並みが容易に想像できる。
しかしながら、50年前の茅ヶ崎の街並みはやはり今とは異なる。
『オールウェイズ三丁目の夕日』の様な、古き良き時代が心温かくさせてくれる。
自分含めどの時代の子も、茅ヶ崎で育った子達は、海と育つってのは変わらないんだな。
こういい家、単純に凄く楽しそう。
とても、良いよ。
投稿元:
レビューを見る
戦後でモノはない、贅沢もない時代。
当たり前であったけど、とても
心が豊かだった様に思います。
防空壕で知り合った母娘を8年おいたり・・・。
人々が助け合い暮らしていて
隠し事もなくお互いが介入し
生活していた一軒の家の物語。
他人が入っていて、今でいう複雑さは
あってもごく普通の感性を持っている
人達のどこか懐かしい暮らしぶりです。
てっちゃんの子供時代ですが、
両親と同世代。
その後、どんな風に青春を過ごし
大人になっていったのかが
気になる終わりでした。
投稿元:
レビューを見る
古き良き昭和の家族…
という事なのか。
こんな家庭に育ったらエネルギッシュで健康な人になるんだろうな〜
自分がこんな家で暮らせる気はしないが
1年に1回訪れる位の知り合いにいたら素敵だ。
投稿元:
レビューを見る
小学生の男の子を主人公にする自伝的小説です。
最初の数ページ、あまりの文体に放り出しそうになってしまいました。でも、読み続けるうちに面白くなってきました。
一介のサラリーマンの家庭なのに、民宿の如く次々に客が訪れる川津家。そして客とともに持ち込まれる様々な騒動を描いた人情物です。昭和の匂いも懐かしく。最後は少々説教臭さはありましたが。
ところで著者のかしわ哲さんはミュージシャン、5代目うたのおにいさんだそうです。
投稿元:
レビューを見る
戦後15年のころの茅ヶ崎の大きな家が舞台。小学生のてっちゃんはとても素朴で懐かしい感じ。母親の日出子さんが大勢来る客の面倒を見ていく。見返りを期待しない生き方にあこがれる。