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投稿者:MIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る
御曹司がスパダリなので、旅行にまつわるあれこれやその他のことも全部やってくれます。
中途まで片想いですが、まああとはひたすらラブラブな旅行記でした。
策士というからにはもっとあるだろうと期待してましたが、なんだそれだけ?という大した策士ではなかったのが残念。
後半は同じことの繰り返しでやや退屈、飛ばし読みでした。
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何と切ない両片想いか。
よりによって決定的な告白をうっかり聞いてしまったばかりに何年もすれ違ってしまった二人。
彼女は諦めるために婚約者の身代わりを引き受けることになるが……
「これで最後だから」を言い訳に非日常を楽しんで、体も重ねて、でも近付けば近付くほど諦められなくなっていく。
途中から多少玉砕覚悟で告白するかともなったが、本当に何とももどかしい状態が続いて切ないことこの上なかったところ、状況を打破したのは彼の方だった。
完璧御曹司様も肝心な時はなかなか踏み出せない、弱い部分も持ち合わせた人間だった模様。
思っていたよりも時間はかかったけれど、長い長い、本当に長い両片思いに決着がついて本当によかった。
ただ彼の実家がそう簡単に受け入れてくれるような家族ではないから、結ばれてもその先も簡単にはいかなかったのだが。
彼女の気持ちを知ってからの彼は、なかなかの強硬手段に出たので何とか。
好きな人を意地でも手に入れようとするのは血筋だったか……
旅行に気軽に出られないご時世に海外旅行と切ないラブロマンス両方を楽しめていい読書になりました。
唯一のネックはイケメン御曹司様のお名前が、某有名イケメンさんと同じ名前なので、読み進めているとどうにもそちらの顔が過った点か。
途中で呼び捨てになるので余計に、何かこう妙に現実に戻されてしまったのが……勿体無い気がした。
(身内に彼の大ファンがいるものだから、余計にむず痒い思いをしたというか。個人的理由ですが)
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ヒロインの前では完璧な男を演じていて、旅行中やヒロインのことを認めさせるために策士ぶりを見せたヒーローが、振られて友達でもいられなくなるのを恐れて9年間も片思いしていたということに突っこみたい。ウイーンやエストニアの様子を読んで行ってみたいと興味をそそられました。特にペストについて書かれた部分、今の状況もあって心に響く。
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何を書いても面白い珍しい作家さんでこれも面白かった。
ヒーローが少し回りくどい行動をしているからこじれるけど御曹司で根回しがいっぱいいるから仕方ない。ウィーンの食事が美味しそうだったのも◎