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もっとライトな本だと思って読み始めたので、こんなに泣かされるとは思わなかった。
結局、各章、5人全員のお話で泣いてしまった。
自分の気持ちを変えていくって、とても難しい事だけど、神様のおかげで、ちょっとの勇気が出せて、その結果、これからの人生を明るく変えることができて、読んでいる私も嬉しかった。
主人公たちのその勇気と、周りの人たちの温かさに、涙が溢れた。
優しくなれる、すごくいい本に出会えました。
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朝の同じ時間に同じバスに乗るOL、小学生、高校生、大学非常勤講師、零細企業社長の5人が主人公の、5編構成連作短編集。落とし物を拾った?ところで神様が出現、腕には「神様当番」の文字がプリントされ、各々が神様の願いをかなえていくのだが、それははたして神様の願いなのか? 小学生~50台の社長まで(外国人も)全世代に向けた作品。今、何か悩みを持って、心の中がモヤモヤしている人にはおすすめの一冊(ミニチュアの表紙も◎)。
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ある朝、目を覚ますと腕に大きく「神様当番」と
文字が!突如目の前に現れた「神様」のお願いを
叶えないと、その文字は消えないようで…。
ムフフと笑ってほろりと泣けて、最後は前向きな
気持ちになれる、5つの物語。
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神様が子どもっぽくて、はじめは何なの?というモヤモヤ感はあるけれど、心の奥で本当は思ってる本音を引き出してくれる存在で、ちょっとうらやましかったりする。
高校生の直樹くんの話が好きです。
青山さんは読み終わった後、読んでよかったという幸せに包まれるから最高
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青山美智子さん作品の初読み。毎朝同じ時間にバス停で並ぶ5人の連作短編集。ある朝起きたら左手に「神様当番」と大きく書かれていて、神様のお願いを叶えるまで文字は消えない。印刷所事務のOL、弟を持つ女子小学生、リア充に見せたい男子高校生、学生とかみ合わない外国語教師、零細電気会社のワンマン社長。神様の願いは自分の願い。こう在りたい、こうしたい、こうなりたい。5人以外の脇役達もみな良い味を出していて非常に心地良い。男子高校生とワンマン社長の話が好きかな。ほっこりする気持ちの良い読後感でとてもお勧めです。
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連作短編5編
早朝のバス停で5人の乗客にそれぞれに訪れる奇跡.まず落し物,そして神様らしいようならしくないような神様が現れて願い事を言うことで物語スタート.それぞれの悩みや生きにくさが煮詰まって解けていくところが心に染みる.また神様の傍若無人なようで暖かいユーモアたっぷりの不思議さに癒される.
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図書館で借りたもの。
ある朝、目を覚ますと腕に大きく「神様当番」の文字が! 突如目の前に現れた「神様」のお願いを叶えないと、その文字は消えないようで…。ムフフと笑ってほろりと泣けて、最後は前向きな気持ちになれる、5つの物語。
神様って、自分の内なる心みたいな?
神様のお願い=自分のほしいもの、願い。
神様は、佐藤二朗さんをイメージして読んだ。
「わし、コーヒー好き」とか、けっこういい感じに脳内再生できる(笑)
今回も田中達也さんのカバー写真が最高です!
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突然現れた神様に驚きながらも、自分と向き合い成長していく主人公達に元気づけられました。
リチャードの話では思わず涙ぐんでしまいました。
疲れた時に読むと、とても沁みます。
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ある朝、突然現れた神様。気づけば自分の腕にはくっきりとした神様当番の文字。神様を満足させることができればお当番は終わるらしい。日々に疲れたOL。弟に不満のある小学生の姉。SNSに翻弄される高校生…。彼らが神様によって少し見方を変えたり、少し行動を変えるだけで、見えていなかったものが見えてくる。ああ、私もこんな風に悩んだなあ、こんな風に抱きしめられて泣いたよなあ…。そう、これは過去の私だ。私もこれから嫌なことがあったら少し視線を変えてみよう。きっと心も上を向くはずだ。読後見るカバー絵に思わず笑みがこぼれた。
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誰もいないバス停で並んでいると、今一番自分が欲しいものが落ちている。「おとしもの」とメモされて。思わず自分の物にしてしまうと、神様が現れ‥‥というお話。
とても軽くサラッと読めるな‥‥と思いながらページをめくっていると、最後の章でいきなりググッと深くなっていき、気持ちも持っていかれました。
各章の主人公たちが神様に翻弄されて意に反した行動をとってしまうのだけど、結局それは本当に自分がしたかったこと、自分自身でさえ気付いていなかったけど‥‥いや、本当は自分でも気付いていたのかもしれないこと。でも、なかなかできないんですよね、それが。ちょっとひねくれちゃったり、流されちゃったり、虚勢を張っちゃったり。
そんな自分に気付かせてくれて背中を押してくれる神様、うちの近所のあのバス停にも来てくれないかなぁ?と思っちゃいます。
‥‥結局、神様は自分の中にいるのかなぁ?
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毎朝いつもの時間、いつものバス停、いつもの顔ぶれ。
ただ列に並んでいるだけで会話も無い、全くの赤の他人の5人は、突然現れた"神様"から次々と無茶振りされる。
いつもと代わり映えのしない朝?
いや違う。
同じ朝なんてない。
考え方次第でいくらでも変われる。
ただ待っているだけではだめなんだ。
昨日とは違う朝と感じるかどうかは自分次第。
青山さんらしく気持ちを前向きにしてくれる連作短篇集。
変化することに後ろ向き。
一歩がなかなか踏み出せないで、いつも言い訳ばかりしてしまう人達に前を向くためのヒントを与えてくれて、背中をそっと優しく押してくれる。
青山さんならではのユニークなキャラクターが、日々の疲れもほぐしてくれる。
今回の作品も優しさがじんわり伝わってきた。
表紙に使われている田中達也さんのミニチュア写真は今回も可愛い。
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はじめましての作家さん。気軽に手に取って、さらっと読めるタイプの連作短編。出てくる人たちが、ちょっとずつコミュニケーション取れるようになる流れが、ホッとします。
2020/9/23読了
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図書館で借りて読んだけれど この本は購入して手元に置きたいと思った
優しくて あたたかい気持ちで 「私も明日から優しい気持ちでがんばろう」と思える 心のリセットボタンになってくれるお話だ
神様のだだっ子具合がかわいい
周りの人たちが みんな優しい
そして 短編それぞれの主役達が それぞれのペースで 自覚していなかった自分の願い事を叶えていく
心のささくれをそっと塞いでくれる 神様の絆創膏みたい
文庫化されたら 鞄の中の常備薬に仲間入りさせよう
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神様がかわいい。
ワシ☓☓☓☓が好き♡ってセリフが気に入った。
短編集っぽいけど、前に登場した人物が後の物語に登場するというチェーンストーリーっぽいのもイイ。
前向きになれるストーリーで心が少し軽くなった。
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神様当番になった5人の短編集。なるほどなるほど〜と気持ちが登場人物に上手く乗る感じ。オチがよく考えられてはいると思うけど、あり過ぎな感じで、印象に残らないかな。