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ひょんな事から車泥棒の共犯に誘われた主人公は、盗もうとした車の中から誘拐された女の子を救い出す。
車泥棒が一転、誘拐犯を追い詰めるヒーローに。
とにかく成宮のキャラが魅力的。
気まぐれで破天荒な行動を繰り返しますが、ふと語る言葉や行動は格好いいと感じさせてくれます。
後味爽快な話でした。
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キャラクターの思考回路が回りくどいですが、先の読めない展開で、面白かったです。
最後の最後で、そうきたか~ニヤリとなりました。
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非常に山下氏らしい「強烈なキャラ」が炸裂(^ ^;
何度も「んな、アホな」とツッコミつつも、
最後までイキオイに乗って一気に読める。
最後の最後に明かされる設定は...
やや「無理やりなハッピーエンド感」が(^ ^;
すっきりと、なくても良かったかな...と(^ ^;
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主役である本間正樹(大学生)の、ツッコミどころの多い性格というか、言動には、最初からなんとなく違和感があった。
両親の離婚を母親から告げられ、うろたえた挙句、
初対面の人間、ゼミの教室に座っていた成宮に助言を求めたり、成宮から、車泥棒に誘われて、断り切れずに従ったり…と、なんとも、ふわ~っとした男の子だなぁと。
結局、成宮に引きずられるようにして、車泥棒に出かけるのだが、目当ての車のドアを開けると、そこには少女が横たわっていて。
二人は、少女を正樹のアパートに連れて帰るのだが、微妙な誘拐事件に巻き込まれ…。
成宮に引きずられながらも、「ヒーロー」になるため、
少女を守ろうと決意する。
成宮の、言葉遊びの度合いが過ぎるセリフや正樹との噛み合わない掛け合いは、少々しんどいところもあるが、
成宮の謎めいた行動が気になり、結局最後まで読んでしまった。
若者の、ちょっと苦みのある、青春物語につきあった気分といえるかな。
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さえない大学生である主人公が、成宮という男と出会い、車泥棒をすることに。決行当日、盗難しようとした車の中には何と誘拐された女性が横たわっていた。主人公と成宮は誘拐事件に巻き込まれることに・・・。
といったあらすじ。
「屋上ミサイル」が好きで、作者の他の作品が読みたくなり、買ったはいいものの積読本と化していましたが、ようやく読めました。
謎が謎を読む展開で、終盤でどう回収するのか楽しみでしたが、腑に落ちる部分もあれば、腑に落ちない部分もあり、期待値が高かった分、残念感が強かったです。
平坦な大学生活だったので、この物語のような、山あり谷ありの刺激的な大学生活を過ごせていたらなぁとふと思ってしまいました。
作中に時折突っ込まれる沢山のトリビアが好きでした。