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民俗学という見方ではなく、あくまで地元の方から聞いた話が淡々とつづられている。そういうものなんだろうなと、自然とスッと話が胸に入ってくる。最近では「都市伝説」なんて形で都会版不思議な話が語られることがあるけれど、これからもずっと本著のような「山の不思議」が語り継がれるといいなと思う。
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読後感は爽やかw 山人の皆さんから聞いた話を、大げさに盛ることなく(たぶん。そう信じてるw)ありのままの摩訶不思議な話を、私たちに伝えてくれる感じが好き。
でも、神隠しと呼ばれる、人が忽然と居なくなってしまう話は不思議だなあ。生還した人は「誰かに呼ばれた」と言うけれど、たとえば現代の山で起きる行方不明事件もそういったことなんだろうかと考えてしまう。
私みたいに霊感もなければ繊細な神経も持たない、何もない人間が山へ入っても、そういったことに遭遇することはあるんだろうか?
多分ぜったい遭わない自信はあるけど、わざわざ試す気にはなれナイ…
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前作はほとんど狐の仕業による話が多かったけど、今回は霊的な話も結構あって面白かった。
不思議な出来事を何かと理由をつけて否定するよりも肯定する方が面白い。