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泥臭い魂の公安警察もの。
捜査過程や立てこもり犯との交渉で次第にこころを通わせていくところなど丹念に描かれていて、最近のこの作者さんの作品としてはいいな!と思ったのですが、最後は怒涛の都合のいい展開で少し興醒め。
公安としてのモチベーションが死んだ元カノへの思いってのがオジサン好きはするのでしょうが、美化がすごい。
どの作品にもよく口の回るキャラが出てくるのですが、その減らず口というか毒舌が好きになれないのです。はっきり言うと読みたくなくなるのですが、毎度登場するということは好評なのでしょうか?理解できません。
などと言いつつ新作が出ると読んでしまいます。。
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手堅くよく書かれている作品。ラストの終わり方が個人的には好きではないが、つながりを解明していくところの迫力もあり、丁寧に描かれている力作。公安刑事はもっと保秘に神経質だと思うが、まあこれも及第点。タイトルが内容とあっていない感じはする。
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大学時代に恋人を自爆テロで失った唐沢は警察にリクルートされ真相究明を志す。テロ組織や獅子身中の虫との戦いの行方は…。越境捜査よりはよかったけれど、この作者さん、警察小説はやはり…。
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学生時代の彼女は、自爆テロで命を落とす。
その憎しみを公安からリクルートされ実行犯を20年かけ追い詰める。
どこまでも、死んだ彼女を崇拝しすぎている感じがする。
最後は急激に、いろんなことが解決する。
読み始めたので最後まで読んだが、疲れた。
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かつて恋人を失った男が公安でその宿敵を追う。
似た名前が多くてごっちゃになったり
中盤の攻防がなかなか進まなかったりしたけれど
大概悪役とされる公安の熱い闘いぶりは面白かった。
[図書館·初読·6/29読了]
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7月-25。3.0点。
大学時代に恋人に誘われ、左翼サークルに参加した主人公。恋人は自爆テロの犯人に仕立てられ、死亡。その後、警察に入り公安へ。恋人の敵を討ちに。。
スピード感有り、結構読める。
一つ一つのセリフが長過ぎ、会話が冗長な気がした。
あっけなさも感じたかな。
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中盤まではスリリングな展開だったが後半がやや盛り上がりに欠けた。見方陣営のキャストが結構多かったのであと数人どんでん返し的に裏切りがあるともう一山作れたのでは?
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新左翼担当の公安というマニアックな設定に心躍ったが、刑事とセクトの人物があり得ないほどおしゃべりでリアリティが無く、途中で興を削がれてしまった…
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笹本作品は、読者づかいが荒い。とにかく読み始めたら終わるまで、休ませてくれない。しかも、文字は小さく、ページいっぱいに広がっているから始末に追えない。ワクワクドキドキの傑作である。
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ちょっとステレオタイプです。主犯とされた人物の本当の黒幕を暴く過程とその処理の展開が早急で説明不足。ここで盛り上がらないと!って消化不良です。