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分量に比べて登場人物が多くて「シリーズもの?」と思ったくらい!でも一人一人のイメージがしっかりしていて楽しい。
原田さんの文章はとても造形や風景が浮かんできやすいと感じているので、登場人物紹介のイラストはなくても良かったかな…というのが個人的な思いです。
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普段と少しテイストの違うマハさん。
初めはカタカナ名前の多さに読むのが大変。
でもアートへの熱い気持ちが登場人物にのせてびしばし伝わってきた。
「アートで世界は変えられる」
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アノニム[作者不詳]
登場人物が多かったが、設定や内容は普通に面白かった。舞台は台湾、香港とアジアのマーケットの新しさ、盛り上がりを感じて面白かった。有名なアート関係者ばかりでなく、アーティストを目指す若き高校生が絡んでくるのもよかった。
物語としては、なんの窮地に追い込まれることもなく、最後まで予定通りにことが運んでしまったことが残念。面白みや盛り上がりにかけた。
あと。納得いかなかったのは、高校生主人公のディスレクシアが瞬時に治ってしまったこと、部屋でポロックの贋作を描き上げたことになっているが作品の大きさが3✖️4メートルとかなり大きな設定であること、作品を輸送後のことが描かれていないが、贋作であることはすぐにバレるだろうし、その後どうなったのかがわからないこと。。(こんな悪い奴に、贋作を高値で買わせたなんて、後からオークション会社が潰されるか、アノニムの関係者がつきとめられて殺されたりしそうだ…。)
ポロックや、現代アートの始まりに興味を拡げられる設定はよかったけど、物語としてはもうひとつ、ワクワクにつながらなかった、、
以下メモ。
・ポロック オールオーヴァー覆い尽くす
カンヴァスを俯瞰する 神の視点を手に入れる
・レンゾピアノ ポンピドゥセンター、バイエラー財団、メニルコレクション、パウルクレイセンター、銀座のエルメス、関西国際空港
・アートで世界を変えられるかどうか、本当のところは、わからない。けれど、変えられるかもしれない、と思うことこそが大事なんだ。そして、なんでもいい、なにかアクションを起こすことが大切なんだ。
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帯は、
「なんと1憶ドル超!?
ジャクソン・ポロック
名作を手に入れろ!
原田マハの真骨頂、痛快美術エンタテインメント!」
最初は登場人物が多すぎて、
顔と名前とおキャラクターが一致せず。泣
そしてだいぶ前に読んだので記憶があやふやですが。苦笑
英才の躍動感のあるアートを想像して、ドキドキしました。
ルパンとか、怪盗キッドみたいな感じです。
本当にエンタテインメントです。
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ジャクソン・ポロックと、特殊部隊と、高校生のお話。
相変わらず、絵画と物語を結びつけるのが上手。
秘密裏に動くアノニムの仲間たちもよかったし、ポロックの絵もその背景もよかったし、主人公の男の子は微笑ましかった。
エンターテインメントになってて、楽しく読めた。
映画みたい。
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美術品の義賊アノニムがジャクソンポロックの未発表作品ナンバーゼロを狙うお話。
オーシャンズ11みたいな個性溢れるカッコいい窃盗団が登場するので、ワクワク感がある。
ただ、あまりにアノニムが強すぎて周りの敵が霞んでいる気がする。ドキドキハラハラという感じではない。
サクッと読める作品で良いと思う。
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学生デモと時を同じく香港で開催されるオークションに出品される『ナンバー・ゼロ』を巡るアートエンターテイメント。現在の香港情勢と近未来的な世界観を映像化で再度見てみたい。
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孫さんレベルかそれ以上の桁違いの大金持ちと桁違いの天才がいっぱい出てくる小説、ルパン3世とかキャッツアイの香りが。
ワクワク読めました。
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香港の学生デモと絵画のオークションという一見繋りのない2つの出来事が絡みあって動いていく。
アート窃盗団の目的とは?アートの力を信じられるのか?
時系列になっているので続きが気になってどんどん読み進めてしまう。
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ノンストップ映画を観ているようだった。
カタカナの名前と登場人物の多さで混乱しつつ、このスピード感でページを捲る手は止まらないので、全体を正しく理解しているかどうかは、自分でも疑問。
でも、現代アートを垣間見ることが出来たことやオークションの面白さを味わうことはでき、英才の運命があらゆる方向から変えていったことも物語として面白かった。
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プロフェッショナルな大人達がアートを救い、そのアートに一人の男の子が勇気づけられ奮起する物語。
原田マハさんの作品をこれまでいくつか読んでみて、この「アノニム」は文体の雰囲気が少しポップな作品だった。
作品の中に流れているテンポ感が、終盤になるに連れ上がっていき、ページを捲る手が止まらなかった。
これまで私が読んできた原田さんの作品のスローな雰囲気が好きだけど、これはこれで面白かったし、何より絵画に興味をもった。
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2021.7.30
マハさんの作品は大好きなものが多いけど、これはちょっとがっかりしてしまった。
ミリが英才の手を見てアートが好きな少年と認識したのは理解できるが、キャンバスも買えない貧困家庭で、新聞に描き殴って自己満足してるような英才の才能をどうやって見つけたのか謎。
難読症が簡単に解決するとも思えず。
ゼウスが何者なのか、ヘロデはその後どうなったのかも気になる。
アノニムのメンバーも個性的なキャラクターが多いにも関わらず、ほとんど出てこない人も多いし、
もったいないなあって思う。
後半の流れも予想通りというか、一切ハラハラすることもなく。笑
淡々と読み終わったな。残念。
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アート関連の小説を多く書く、原田マハさんの1冊。
舞台は香港。
1枚の傑作絵画を、オークションで争う内容。
1枚の絵画に対して、背後には様々な思惑や才能があり、面白く読める1冊。
自分が世の中を変えられる、と信じる大切さがメインテーマとなり、改めて自分は何をしたいのか、何か影響を与えたいのか、を考えさせられる1冊。
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主要人物の紹介が漫画仕立てになっていたので、読んでいても何となく漫画チックに感じてしまった。
読みやすく面白いが、結末が予想通りでもう少し捻りが欲しかったと思う。
現在の香港の実情を憂うとギャップがあって気分が落ち込んでしまう。
ただ美術関連についてはズブの素人であるので、知識としての吸収がある事はこの作家のこの手の作品の魅力だ。
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アートには世界を変える力は無いのかもしれない。けれど、ひょっとすると、アートで世界を変えられるかもしれないと思うことが大切なんだ。英才
アートに限らず、「自分の信じる何か」で世界…とまでいかなくても身近な何かから変えられるかもしれないと言う思いが大切だと思う。
実際変えられると思う。