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もはや芸術の域だと思う、この漫画。精神分析の知識があるのだろうか。暴かれる過去、精神異常をきたす静ちゃん。感情の発露はいつも”顔芸”となるが、誇張しているわけではない。母親の無軌道っぷりは見ていて驚くが、だけどこれこそが”現実”という気がする。父親も情けない、逃避傾向のある人間でこういう家族多そう。
吹石さんとの関係性がどうなっていくかなど、次巻が本当に楽しみだ!
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苦しいよぉ。
母親が悪なのか。
親戚は悪ではないが、ずるい。
繊細な心を理解しようと努力しないと、壊れていってしまうのか。
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お父さんはここまでヤバい女性だと気づかずに結婚したのかしら?
死んでる猫のくだり何回も描くよなーと思ったらこれだもの。。。
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個人的にあまりにもよすぎて先ほどAmazonにレビュー投稿してしまいました…以下はその内容です。
*ぼんやりとしたネタバレあります。詳細は書いていないですが読むと何が起きたかはわかってしまうと思います。
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毒親を描いた漫画として非常に秀逸ながら、これで静子が逃げおおせたらただの胸糞漫画になっちゃうな…と思っていたのでひとまず安心しました。
ですがこの巻のよかったところはそれだけではなく、毒親のいる子供が抱える葛藤を抜群のリアリティで描いており核心をついている巻であるところだと思います。
静子のような親を持つ子供はいつも親の影に怯えています。
1巻の崖のシーンでそのことが当事者以外にもよくわかるように描かれていますが、学校でも、取調室でも、静一は自分の意見を言うことは許されず「ママが言ったことがすべて」なのです。
「ママの言う通りにする」これは言った瞬間には本心だと静一は疑いなく思っていますが、静一自身の本質が全く隠れた、支配された日常から生まれる発言に思います。
やはり静子のような人格破綻者でも親は親であり、子供は見捨てられることが怖く、そのことを利用して成り立っている主従関係が静子と静一の親子関係だからです。
静子がいない間にホッとして心から安堵した笑顔を浮かべる静一も秀逸で、その後の母親の影が過ぎるまで自分の欲を満たし続ける姿もリアルでした。
この話の刑事さんや、もっと前なら吹石さんのような、母は今いないんだ、干渉できないんだと安心させつつ介在する他者の存在がいかに重要かを再確認できました。
絵柄も絶妙なホラー感と現実と妄想を入り混ぜた表現が作品の雰囲気に合っており、毒親に接したことがない方でも楽しめるファンタジーとしても楽しめるよい漫画だと思います。
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静子が警察に自首、自白。
静一も事情聴取、実況見分となる。
そこで思い出されるのは自分の子どもの頃の出来事だった。
怖い→気持ち悪いを越えて、人の深層心理に近づいてきた感覚。
がんばれ静一!!