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自分たちが当時習ったこととは異なる点や、興味を引くための工夫が随所にちりばめられているところの紹介など、非常に興味深い対談だった。
特に社会科目(地理・歴史・公民)について、地理には地政学的要素がある点や、鎖国は完全に鎖国ではなかった点など新たな気づきもあり、確かに一度読んでおきたい、と思う。
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中学校教科書が、社会人として必要な教養を得るための最適なツールである、と二人の筆者は主張している。とくに印象に残っているのは、以下の理科の教科書の記述である。「沼、池、潟、洲、川などがつく地名は、水が豊富で生物が住みやすい土地だったことを示しています。また、谷、沢、窪、久保などは谷の地形を表し、周囲より低い土地で、大雨のときに雨水が集まってくる可能性があります。」これが社会ではなく理科の教科書にのっているのも驚きだが、ちょうど、九州豪雨の時期であり、また、同様の内容がネットのニュースに出ていたこともあり、強く印象に残った。ただ、人生で必要な教養が身につくというのは大げさかなと感じた。教養の一歩手前の最低限の知識は得られると思う。自然、社会、人文科学の基礎を体系的に学び直したい人におすすめです。
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現在の教育に対して、かなり間違った認識をしていることがわかり、成人してからも定期的に学習をした方が良いと思った。教科書を取り寄せてから、もう一度読みたい。
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素晴らしいです。よほどの阿呆でない限り、これを読破すると教科書が読みたくなります。中学校の教科書というと、あまり記憶にない人がほとんどなのでは。こういう機会で改めて見直してみると、実に充実した内容であり、当時の僕らは殆どを取りこぼしていたことがわかる。(帯に著者2人の顔があるせいか、何故か社会科の教科書のみを想像してしまったが、数学、国語もきちんと考察していて、よい。)若者を新人類と呼ぶ前に、どれほど濃い内容を学習しているのか見直してみるのもよいかもしれない。
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令和の知の巨人2人による、なかなか面白い
企画です。
池上氏と佐藤氏に今の中学校教科書を読んで
もらい、その中身を評価します。
時代が違えば当然教える内容も違ってくるも
のですが、2人の率直な感想は「今はここま
で教えるのか」と好意的に受け止めてくれま
す。
書名には嘘偽りはなく、本当に中学校教科書
をもう一度読み返せば社会人にとって非常に
勉強になるらしいです。
学び直しの心に火をつけるのに最適な一冊で
す。
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確かに今の教科書は読み応えがある。
カラーで資料集みたい。
勤勉で社会現象を何事も深く楽しくとらえられる、池上、佐藤両氏だから、こんな風に教科書を読めるのだろう。
生徒には無料だけど、買うとなると教科書は結構高いよね。
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各科目の中学校教科書を読み比べて、教科書の変化や教科書で学べることなどをお互いに語った本。
本書は、社会で最低限必要となる知識は中学校教科書で学べることを改めて教えてくれます。教科書は時代とともに変化していることも本書で分かります。
現在の教科書は学びの工夫がちりばめられており、「私の時代にこの教科書があったら」と思うばかりです。
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中学校教科書には大人が習得すべき基礎知識のすべてが詰まっている。池上彰氏、佐藤優氏が12社54冊分を読み解いた
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中学校の教科書は、しっかり読めば一通りの教養が身につくようにできている。
学生時代は試験のための勉強中心になっていたためか、感覚的に半分程度しか身についていないような気がする。
大人になり試験から解放された今、様々な本を読み、教養を身につけていきたい。
10数年前とは教科書の内容もだいぶ変わっていることもわかった。
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脅迫の教養=教養がないと没落すると脅している。
今の中学校の教科書は、内容が豊富。これで教養は一通り見につく。
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すぐにでも現在の中学校教科書を読みたくなってきた。
現在の中学理科のレベルの高さに驚いた。
特に中学3年の理科で、原子力や放射能について学ぶのか…。燃焼よりも核分裂の方がなぜ放出されるエネルギーが桁違いに膨大なのかは、素粒子のレベルで説明しないと難しいと思うのだが、実際に中学生から質問されたらどうする?
数学は、中1の最初に「算数」と「数学」の違いに説明されていることが驚きだし、両者ともそれを大いに評価している。
確かに、自分もそう教わりたかった…といいつつ、自分の数学の先生は「終わりのない円周率を一文字で表せる数学はすごい!」と言っていたのを印象深く覚えているから、自分は運よくそう教わったことに、感謝したい。
ところで、小学校では今年(2020年)からプログラミングが必修化された。いずれ中学校でも科目として新設されるのだろうか。その際もまた、お二人のプログラミング教科書読み比べを読んでみたい。
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学校の勉強って、大人になったら役に立たないとかバカにされがち。だけど、実際には知的負荷の高い現代社会だからこそ、基礎として学校で習ったことは押さえておきましょうというのが本書の主旨かな。
教養ばやりの中、まぁこのお二方はその先端を行っておられると思う。楽しく読み進められた。そこここにちりばめられている今の世の中に対する意見も面白く、いろいろ考えさせられるね。実際に読んでみたいものもあり、レファレンスとしても良いんじゃないかな。
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今の教科書ってレベル高いんだな…(笑)
私だったらついて行けないかも…。
と思ってしまいそうでした^^;;
その反面、実社会において教科書で学ぶ内容が必要だと教えてくれる記載もあって、羨ましい限りでした。
今、勉強している内容が果たして実社会で何の役に立つのかさっぱり分からないまま勉強してたんで。
ちょうど、最近話題の「はやぶさ2」の記載もあって、教科書って大人になって読むとより勉強になるような気もしました。
英語の内容もより実用的になっているみたいだし、もう一回、中学校の教科書を学びなおしてみるのも悪くないのかもしれないなー
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中学生の時は、ただ言われた通りに読んでいた教科書。
実は社会人として必要な知識や考え方が詰まっていること知りました。
教科書は少しずつ改訂らせていくので、毎年、教科書を読んで知識をアップデートしようと思いました。
また、教科書は人が作っているものなので、絶対正しいということはなく、情報リテラシーも大事だということもこの本から学びました。
子供ができた時に、「私も教科書で勉強しているんだから、しなさい」と言ったら説得力あるかなぁと思いました。
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・エアバスの例
ボーイングと同様にEU内で国際分業
・公定歩合は存在しない
そうだったすか。。
・中国のアフリカ進出
これは、ほんと申告
・IPS細胞
ES細胞との違い
・円周率3
実は3.14もちゃんと学んでいる。予備校の宣伝文句