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「どんな物語なんだろう」、と想像が膨らんでわくわくした!
設定も楽しいし、イラストも綺麗!!
著者の方は幅広い分野の知識があるんだなぁと思った。
この本を見て、絵を描く職業として「画家」とか「イラストレーター」みたいな誰もが知ってるもの以外に、
絵を描を描く技術が必要とされる仕事があるんだと感じた。
自分の持ってる技術も、思ってもない分野で必要とされてるかもしれない…。
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面白かったです〜!
線画ギャラリーとメイキングは、「ここまで見てしまって良いのですか?」とびっくりしてしまう内容でした。絵描きさんならとても参考になりそうな予感。
「CONTENTS」の建物の見た目とタイトルからどの家に住みたいか考えるだけでも楽しかったです。本編の、実際にどんな内装なのか、どんな人(や人以外の方)が住んでらっしゃるのかを知ると、印象が変わるのでそれもまた面白いです。
素晴らしい想像力と表現力ですね、著者さま。
2024/01/13 p.2-29
p.2
ロフトがあるお部屋って憧れていました。
実際に住んでみたら、登り降りが面倒だとか、荷物の出し入れが大変だとか、いろいろ問題があるようですけれど。部屋の景色がひとつではないって、すてきだと思います。
天窓も憧れていました。
実際問題、どう掃除したら良いのか悩んだり、眩しかったりするのでしょうけれど。
憧れのお部屋と、実際に暮らしやすいお部屋ってまた別なのですよねえ。自分が面倒くさがりなので、なおさら。
残念ながら、手がかかるお家には住めないと思います。ずっと。
CONTENTS
名前が気になるお家は、“几帳面な魔女の家”(魔法瓶がずらっと並んでいるのかな? とわくわく)、“忘れられた孤児の城”(シン……と静かな石造りの階段に、暗い目をした孤児が座っていそうな予感)、“人形に魅入られた婦人の屋敷”(美しい人形たちが表情を変えずにずらっと並んでいるイメージ)。
住んでみたい見た目のお家は、“偏執的な植物学者の研究所”(外壁にツタがあるお家ってかわいいなぁと思います。お手入れはできないので、マンションで、管理人さんがいるとなお良し)、“寂しがりな幽霊の邸宅”(別荘として遊びに行ってみたいです。わたしも寂しがり屋なので、幽霊さんと仲良くなりたいです)。
CONTENTS
“水没した都市の少女”を見て、驚きました。
以前、夢の中でこのようなところにいました。しかも、足首まで水がありました。
もしかして、この都市に迷い込んでいたのでしょうか……?
p.8
にゃんこ! かわいい〜!
p.9
“階段堂書店”
(中略)
“傾斜地のため店内にも段差があるのが特徴。”
店内に小さな階段があるタイプの本屋さん、好きです。健康体じゃないと困るとは思うのですけれど……。階段に本が積まれているのも、ワクワクしてしまいます……!
わぁ……この本屋さん、行ってみたいです!
p.11
“
階段堂書店
二階
”
あ、2階も見せてくださるのですか! うれしい!
こちらは描写せずに、想像にお任せしますってパターンかと思っていました。ありがたいです。
p.11
台所の隣にお風呂があるのって珍しい気がします。こういう物件もあるのでしょうか?
水回りをまとめているのかな? と思ったのですけれど、重要な存在のお手洗いがありませんね。これは困ります。1階にもなさそう……。近所のコンビニまで行ってお借りするのでしょうか?
p.13
“厭世的な天文学者の住処”
(中略)
“星を眺める日々を送っている。”
ここだけ書き出すと、かなりおしゃれですねえ。
p.14
格好良い……! 「千と千尋」の釜爺のお部屋みたい!
p.15
“凝り性な時計師”
(中略)
“廁”
おぉ。ついに、お手洗いがあるお家が登場。
p.15
上から吊るされている時計たちが、劇場の照明のように見えてしまう観劇好きです……。
p.16
わんわん! かわいい!
p.16
湖の近くのお家って、モネの絵に出てきそうですね。美しいです。
p.17
“寡黙な整備士の別荘”
寝ているわんわん! かわいい!
p.20-21
“几帳面な魔女の家”
あら。女の子! かわいい!
と思ったら、これが魔女の家なのですね。じゃあ、彼女が魔女?
遠目からは、セーラー服を着た女子高生のように見えました。
赤いタイツがかわいいです。
p.20-21
予想より本が多くてテンションが上がります。このお家に住みたいです!
p.21
“蔵書のジャンルは”(中略)“かなり幅広い。”
最高! 魔女さん、お友だちになりませんか!
p.21
“まじないで大事なことは信じる力。”
飴だって薬になるのですからね。
わたしはしあわせになれる、って考えていたら、きっとしあわせになれます。
p.22
CONTENTSではシンプルな見た目でしたけれど、低めの石塀があるのですね。おしゃれ。
p.25
“雪国の草屋根の家”
(中略)
“机は人数に応じてサイズを変更でき、”
長テーブルにもできるタイプ、我が家でも使っていますけれど、かなり便利です。誰かが遊びにきてくれた時はもちろん、人数が少ない時でも、広々机を使って作業することはありますから。
p.25
“厳しい冬の寒さに対応するため、この家では様々な工夫がされている。”
このページを読むだけでも、かなり工夫してらっしゃるのが伝わってきます。
p.27
“忘れられた孤児の城”
予想していたところとちょっと違いました。石造りの階段はなさそうです。
p.29
“夢想家のツリーハウス”
(中略)
“単独もしくは複数の木(ホストツリー)を支柱としているので、家自体の構造が不安定なだけでなく、支柱となる木の健康状態も影響してくるので、専門家によるこまめなメンテナンスが必要となる。”
木って季節によって変わりますよね。歪んでいるのか膨張しているのか、詳しいことはわからないですけれど。ぴったりに作られているはずなのに、合わなくなってしまうことが何度かありました。
そのせいで、ライトの木の飾りを捨てました……。元から何もついていない、シンプルな物だったらもっと安かったのに……。
2024/02/02 p.30-127
p.30
“
波状になっているのは
強度を高めるため
”
トタンの形って強くするためだってのですね。へぇ〜!
p.34
“憂鬱な灯台守”
灯台守さんの絵、格好良い〜!
p.39
“竜使いの郵便局”
(中略)
“
竜に乗って空を飛ぶ姿は
特��子ども達にとっては
あこがれの的になる。
”
憧れちゃいますよ! もしわたしたちのせかいで飛んでいたら、うっとり眺めてしまうと思います。
この青いドラゴン、美しいです。
……けれど一方で、落下して亡くなったり暴れたドラゴンに殺されてしまったりすることもあるのだろうなぁ……と思うと恐ろしいです。
いくら大人しい種族でも、話し合えるわけではないでしょうから。ヒトは簡単にやられてしまうのでしょう。
まぁ、人間は愚かなので、そこまで強くないことがむしろ幸いかもしれませんね。自然界にとって。
p.43
“機関車乗りの姉妹”
わお! この服装、とてもすき! かわいい!
スチームパンク? の世界観、良いですよねえ。
p.45
“失われた書物の図書館”
礼拝堂がそばにあるのですね。良いですね。
人がほとんど訪れることのない、失われた本たちが集まる空間……。すてき……。
とても静かで、居心地が良さそうです。此処に籠ってひたすら読書していたいです。
p.56
“森の中の診療所”
あら。かわいい。
助けてもらったお礼に柿やどんぐりを持ってきたのですか? たぬきさん。
p.65
“国境近くの塔の家”
はしごしかない家では杖をついている方は生活しづらいのでは……? 実際、誰かに襲われたら、ご家族は見捨てるのでしょうか?
p.79
“寂しがりな幽霊の邸宅”
(中略)
“
風のフリをして
玄関のドアを
閉めるのは
定番だけど有効
”
家の紹介の仕方が完全に人を驚かす目線ですね……。
女の子、かわいいです。お話したら仲良くなれるでしょうか……?
p.81
“若い発明家の風車小屋”
(中略)
“
風向きに応じて
風車自体を回転させて
効率を上げている
”
建物そのものを回転……斬新ですね。
p.84
“人形に魅入られた婦人の屋敷”
おぉ……! 壮観!
予想より大きなお人形さんたちでびっくりです。
p.95
ご主人についていくわんこ、ご飯を食べるわんこ、かわいいです。
p.96
読書をしてから、愛犬と寝る生活……いいですね。羨ましいです。
p.99
“店主は実は”(以下略)
おぉ……! ここで設定を明かすのですか。
線画を拝見できるだけでも楽しいのに。さらに世界観を知ることができて、最高です!
p.120
“『天空の城ラピュタ』の主人公パズーの家もらこのあたりを参考にしたと思われます。”
お弁当から、「パズーだ!」と感じていました。やはりこのあたりの時代がモデルなのですねえ。
p.121
メイキングまで拝見してしまっていいのですか! 豪華ですね、この本!
p.123
“
左右にそれぞれ等間隔に点を打ち
それらをつなげると消失点を使わなくても
パースが取れる。
”
よくわからないけれど凄い……! 美しいです。
p.125
“
空気の層があるので
遠くのものは影の中でも
あまり暗くならない
”
そうなのですか? 凄い……知恵をこんなに書いてしまっていいのですか……?
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図書館本。読売こども新聞イチオシ100冊から。さすがの読売こども新聞、違った角度から見る面白い本。物語に出てくる建物のスケッチ。空想の建物なので、想像力をかきたてられる。長女が本を返却するのもったいないー、とダダをこねてます。
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タイトル通り、物語やRPGに出てきそうな家が、細かい設定とともに描かれている設定画集。
絵も好みで、それぞれの家に物語があって読んでいてワクワク。
家や街を作るゲームの参考にもさせていただいてます。
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大好きです。
世界観や作品設定など、しっかり作り込まれています。
実際にある家からファンタジーの家まで
様々ですがどれも素敵です。
その住人がどのように暮らしているのか、物をどう配置し使用しているのかも描かれていて
次はどんな住人の家だろうとページをめくる度にワクワクしました。
こうゆう設定集もっと見たい。
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皆はどの家が好みだろう
階段堂書店←一階が好き
寡黙な整備士の別荘←お家の整備も完璧(自分には無理)
几帳面な魔女の家←ちゃんとしてる
竜使いに郵便局←ドラゴンと生きてみたい
巨岩と暮らす家←満たされてそう
国境近くの塔の家←好みとは言えないけど気になる。2階の家畜小屋からどうやって家畜をだすのか?
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読むたびに違う楽しみ方ができる本だと思います!
1回目は普通に観て、どれが1番好きかなとか楽しんで
2回目は家の中の細かい設定を観て楽しんで
3回目は実際に住んだところを想像して
ってやってると何回でも楽しめました。
他にもこういう本ないかなーと探してしまいます。
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元々の興味は、岡田淳さんの「こそあど森」シリーズからきている。あの作品の登場人物たちはそれぞれ個性的な家に住んでいて、その家の間取りだとか、小物だとかどのように暮らしているかが描かれていて、子どもながらにそれをじ〜っと眺めてはここに住んだらどんな暮らしなんだろうと夢想していた。本作はものがたりに出てきそうな家、という設定でそこがもう面白い。加えて完全なるファンタジーだけれど、世界各国の住宅様式を取り入れているので、文化を知れるのがまた面白い。自分も描けたら楽しいだろうなあと思わずにはいられない。
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実際にありそうで、でもなさそうで…作者の想像が詰まった、とても個性的な家が33も出てきます。いろんな国や時代を舞台にした建物と、そこに暮らすひとやその生業も設定されていてリアリティがあるし、周りの自然まで細かく美しく描き込まれていて、じっくりと眺めていたい本です。メイキングまで盛り込まれていて、非常に見ごたえ・読みごたえがあります。芝生の家とか初めて知って驚きましたが、『人形に魅入られた婦人の屋敷』は普通にコワいですって(^^;)
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子どもの頃に読んだ本で一番好きだったのが
佐藤さとるさんの「おおきなきがほしい」だった。
大きな木に造られたツリーハウスの中は
家具や食器がびっしりと描き込まれていて
夢中で読み耽っていた。
そんな私にとってこの本は、もはや神の領域だ。
何時間でも見ていられるし、何日経っても飽きることがない。
書かれている住人の設定に導かれながら
妄想が止まらない・・・なんて楽しい本なんだ〜!
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2023/06/23 読了。
図書館から。
気になってて、図書館にあるのを偶然見つけて!
読んでて幸せだったぁ…。
建築もいいなぁ。
魔女の家と灯台の家と、図書館ね、お医者さんもよかった。
時計屋も素敵だった。
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イラストレーター・背景グラフィッカーの著者が描く、空想の家のイラスト・設定集。
絵本を眺めているみたいで想像力が刺激され、わくわくした。自分が住むならどのお家がいいかなぁと空想したり、間取り図好きな方にもおすすめ。
想像力豊かであると同時に、数々の国の様々な時代の建物やその内部について詳しくないと描けないのだから、大変な勉強家でいらっしゃるんだろうなぁという感想。
一番後ろには、イラストを描く過程が細かく説明されていて、なるほどこんな風にして出来上がるのか、と分かるのも良かった。
最後まで見て、はじめにの横にあるイラストを見ると…楽しい仕掛けがたくさん。
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楽しい~。
見ているだけでも、楽しいけど、自分ならこうしたいとか考えて見るとさらに楽しい。
妄想が広がる。
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TRPGの設定にしようと読む。
この場所で住むとしたら、想像した家がある風景と間取りが収められた一冊。
生活に関しては怠惰というか手を抜くモノなのだなと思えた。生活に必要なものは、同線を少なく、使いやすく、コンパクトに収められていく印象がある。
例えば仕事や、信仰や、趣味といった本来は余暇であったり付属に入る方によりスペースを割いているのがわかる。
どこでも暮らすことはできる、どんな場所でどう暮らすかを考えて、自分が無理なく合わせていく。そんな感想を持った。
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ファンタジーが好きな人はぜひ見てほしい!
漫画やゲームにでてきそうな家はもちろん、そこに住んでる人、間取りの意味、家の歴史などの設定も載ってるのでさらに想像を掻き立てられる
まさに「ものがたりの家」