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タイプのちがう女性4人にファッションコンサルタントをする女性の話。
1話目の女性に私は近いかも。
ダイエットに成功して卑下する気持ちは少なくなったどう自分を着飾ればいいのかわからない。
「自分に似合う+着たい」ファッションができればそれが一番いい。
そのためにカラー診断を受けてみるのもいいかも。
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本当に似合う色、服、髪型、メイクを提案する
イメージコンサルタント。相談した人たちの
外見と内面の変化とは?「きれいになりたい」
人々の心情を鋭くかつ細やかに描く連作小説集。
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初めてこの人の作品を読む。
PHP文芸文庫ということは、イメージコンサルタントなる職業小説?
ということは、主人公はそのコンサルさんで、その人によってキレイになって人生が変わった顧客たちが次々と入れ替わって展開する?
そういう予想がある程度当てはまったのは、最初の「純代の場合」の章だけだった。
コンサルタントの御手洗繭子は極めて優秀なのだが、出てくる顧客たちは、結局繭子のもとで見つけた新しいスタイルを捨ててしまったり、コンサルティングを受けた夫婦がそれぞれ不倫に走ったりする。
なかなか一筋縄ではいかないのだ。
繭子自身もかなり紆余曲折を経た人物。
ただ、接客業の人で、こういう、人をうまく読める人っているよなあ、と思う。
それだけに、最後の「繭子の事情」、もう少し小説として膨らませてほしかったかな、と思う。
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イメージコンサルタントの指導で人生変わり、ハッピーエンド・・・て話では無かった。あかねの不倫相手の森村の家庭は実際どんな感じだったんだろ。繭子の章に出てきたさよ子、なんか不器用だけど一生懸命な感じで、本当は人の顔色をすごく気にして生きている感じがした。
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4話完結。
一人称視点はその都度変わり、
主人公たちはイメージコンサルタントの御手洗繭子によって、変貌を遂げていく。
人間は中身とは言うけれど、
第一印象で左右されることは多々ある。
一度出来てしまった印象やイメージを覆すのは意外と難しい。
自分に似合う色や髪型などを知り、自分に自信が持てると印象はがらりと変わる。
小説では、全てうまくいくような話だけではなく、
酸いも甘いも一様に描かれている。
でも、それでもやはり自分に似合う色は知ってても良いかなとは思うけれど、
どういう風に生きていきたいか、最終的には何事もコレに尽きるのかな。
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いつくか章があったけど、面白いものと全然面白くないのとあった。見た目や自分への自信が大切なことは、ここのところ自分に時間と手間をかけてない私にとって、すごく沁みた。