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何回も途中で泣いてしまった。
ギャグとシリアスな部分があり、ちょうど良い塩梅。読了後、私も家族写真を撮りたくなった。
息子の生き方を否定せず、主夫が否定されずに描かれていて、今の時代の人ほど読んでほしい内容だった。
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前半はテンポ良く、愉快な浅田家の物語が進む。
お父さんもお母さんも面白い!
浅田家が変わってる家族なのはお父さんの前衛的なところが大きく影響してるのかな。
庭に他人が見るとガラクタを並べてる家、あるよね!そうか、防犯のためだったのか!!ははは!
震災後の後半はやっぱり読んでいてつらい。
直接被災していなくても、なんか心に傷みたいのがあって、どの登場人物の話もそこにしみて、つらい。読後もジンジンする。
ノベライズ本ではなくて普通の本だったらもっと読みたかったな。
家族はその数だけ物語があるから、小野家とか美智子家とかもっと深く知りたい。
映画は見ていないが、二宮くんは合ってるんじゃないかな。
ニカっと笑ってお願いを聞いてもらうところや、津の漁港で釣りをしてる風にぼーっとしてるシーン、似合いそう。
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映画を見に行きたかったけど、すぐ終わっていて見に行けなかったので、まずは本を。
とても、よかったです。器用にいきられない政志を信じて見守り、ときにキメの一手を打ってくれる家族や周りの人あっての人生なのがよく伝わってきます。あまり、描写されてはいないけれど、ひしひしと伝わってくる。ご本人の写真集も拝見したいです!
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映画を観たあとだったから話の内容は知っていたけど、読みながらちょくちょく笑ってしまった。 中野量太監督が書いていて、人がコロコロ変わるからいつもとは違って違和感を感じた。 でも、映画には無かった裏側的なこともちょっとあって、新たな情報で嬉しかった。特に莉子ちゃんが写真が好きということを知ってとても嬉しくなった。 どこがフィクションでどこがノンフィクションなのか全く分からなかった。
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感動とほっこりと感謝が沸き上がる作品。脳裏に二宮さん。映画ノベライズだけど、政志の心に寄り添った描写が小説ならでは。
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久々に好きな本に会えました( ¨̮ )
私も毎年年賀状写真を取っていたので、
自分の家族が増えたらちゃんと
毎年とりたいと思いました。
後半は3.11の内容が書かれていて、
心がいたみましたが最後は納得できる本でした。
映画も見たい!
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泣いちゃいました!~浅田正志は三重の津出身で大阪の写真専門学校の卒業制作で、撮りたいモノは家族だと気づき、父と兄と僕が揃いもそろって怪我をし、呆れ顔の本物の看護師である母を撮った。実家に帰って2年間ぼんやり過ごし、高校時代に交際した彼女を頼って、上京。彼女が借りてくれたギャラリーで個展を見た弱小出版社から写真集を出版し、写真界の芥川賞である木村伊兵衛写真集を受賞。ホームページに家族写真を撮らせてくれと載せて、岩手の家族を撮ったら、2011.3.11に被災した。駆け付けた岩手で写真洗浄のボランティアを続けていく内に、父を失った家族の写真を撮らせて貰い、写真家魂が再燃する~ドラマだなぁ、笑いと涙の感動実話!オリジナルの写真集には「!」がない!映画を見ていたら本を読んでの感動はなかっただろう…
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映画で見た買ったけど、見れなかった作品
★★★★★
自分が、末っ子(3番目)ということで小さい頃の写真あんまりない。姉と兄で親のカメラ熱は盛り下がったらしい。いろんな写真残したい。
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映画の予告を見て気になっていた作品の小説版(脚本ベース)。
差し込まれる写真も映画版です。
登場人物たちの表情が目の前に浮かんでくるような文章ですらすら読めました。内容も様々な家族の形を写真に残しながら、自分の家族に向き合っていく温かみのある作品です。
自分もこれから産まれる子供のためにも沢山写真を撮っておこうと思いました。
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めちゃめちゃ読みやすくてスラスラ〜と読み終わっちゃった!
最初はコメディかなと思うくらいテンポ良く話が進んでいって面白かったけど、後半は家族とか絆の温かさに感動しました
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通学の電車で読んでいましたが、思わず涙がこぼれてしまった本です。
写真1枚とっても、たくさんの人の想い出や気持ちがぎゅっと凝縮されている、そう気づきました。
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残したい瞬間、写真で残すとブワァっと気持ちが蘇えって素敵。
大事な家族をその時の気持ちと一緒に、写真に残していきたい。
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家族たコスプレして写真を撮った写真集「浅田家」
主人公の浅田政志が写真家として写真に向き合いながら前に進んでいく物語
・1枚しか撮れないとしたら何を撮るのか
・写真を通して誰を幸せにしたいのか
・父はどんな気持ちで写真を撮っていたのか
・写真が明日を生きる活力になるのか
自分自身の葛藤、売れない時代の苦労、幸せな家族の写真、病気の息子を抱えた家族の写真、そして東北の震災。
様々な経験の中で、写真を撮る意味に向き合いながら前を向いていく葛藤が心に残った。
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一気に読んだ
素敵な人たちに守られて、助けてもらって好きなことを全力でする、なんて素敵なの。
優しさ、はやっぱり強さだった。
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もし、一生にあと一枚しかシャッターを切れないとしたら、僕は、家族を撮る。
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写真家を目指す政志が卒業制作に選んだのは、家族の思い出をコスプレで再現すること。そこからほかの家族を被写体とするが、写真に迷いを感じ始め、さらに東日本大震災が起こる。
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ニノが映画やってたなと思い気になっていた作品。読みやすかった。風変わりな写真家は一見無頓着に感じるも家族思いで、それが新たな仕事に結びついて、さらにそこから辛い状況の中で人に希望を与える行動に繋がっていく。自分はこの仕事をしてていいのか、思いが揺れる中でも自分だからできる方法で誰かの笑顔に繋がっていて、諦めない気持ちや繋がりの大切さを感じた。