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映画を見た人から
2021/09/08 23:43
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
勧められて読みました。その映画を見た人は、先に読んで、あらすじを知った上で見に行ったそうです。どちらでもイイですね。浅田家が、大変良い家族と分かるし……
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ノンフィクションをもとにした、フィクションとのことですが、、
手に取ったのはその題名が、高校からの友人の名前だったから。
最初の舞台が出身地でもある「三重県」というのにも、不思議な縁を、
ちなみに、三重県で生活したことはなく、妹共々東京育ちな身ですが、
両親はもともともそちらの出身で、仕事で東京に出てきていたので、
家の中は三重県風味な感じだった気がします、イントネーションとか。
両親は定年して実家に戻っていますが、、閑話休題。
さて、主人公は、どうしようもなくふわふわした次男坊、政志さん、
1979年生まれとのことですから、世代的にもやや被っていたりと。
物語の舞台は、三重県から東京、そして岩手へと連綿と、
その時代は、10代から20代前半の三重、20代後半からの東京、
そして、岩手では2011年に始まった物語が綴られていきます。
軸となるのは「家族写真」、きっかけは些細なこと、
どうしようもなく日常的な、それでも家族にとっては印象的な、
そんな出来事を切り取った一葉の家族写真が、スタートとなります。
「一生にあと一枚しかシャッターを切れないとしたら、何を撮るのか」
それでも物語の前半は、政志さんのゆる~いキャラが投影されたかの如く、
どうにも頼りなく、どこかふわふわとした、でもほっこりとする、エピソードが続きます。
それが一転するのは、岩手の物語が始まってから、、そう、東日本大震災を経て、
一枚の写真が、家族を映した様々な写真の大切さが、描かれていきます。
確かに2000年を過ぎたくらいから、デジカメが主流になりはじめて、
今ではスマフォで、下手するとカメラよりも綺麗な写真も撮れるようになっています。
そういった環境下では、現像してアルバムにまとめたり、
あとから気まぐれにページをめくったり、なんて習慣は減っているかな、とも。
私自身、大学くらいまでは現像写真も結構な数が残っていますが、
今の家内と付き合い始めたくらいからは、デジカメでの記録の方が多いですね、確かに。
それはそれで、手軽で身近に残せてよいのですが、やはり、
実際に手に取ってしみじみと眺められるのもよいなぁ、と思います。
そういえば、デジタルフォトフレームは重宝しています、
ランダム表示にしておくと、たまに予想外の写真が出てきて楽しいです。
そういった意味では、こちらの本でも合間合間に、浅田家も含めての、
いろいろな家族写真が織り込まれていて、素敵だなぁ、と。
家族でかしこまって写真、なんていうとどこか気恥ずかしさもありますが、
我が家では、息子が生まれてからは、年賀状用に撮るようにしていますが、
やはり1年に一枚くらいは残していきたいなぁ、、とあらためて思いました。
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主人公・政志の写真家を中心とした約30年間の模様を年齢別・地方別(三重・東京・岩手)に分けて綴られています。
細く分けられていますが、基本的には浅田家の写真編と震災編の2つに分類されるかなと思いました。
共通しているのは家族写真。写真を通して、家族との絆やそれぞれの写真に込められた思いが感動を誘います。
時にはクスッとしたり、時にはほっこりともさせてくれました。
浅田家の写真編では、家族全員でコスプレ写真を撮った経緯や苦労話などが描かれています。
震災編では、浅田家の写真集が、ある賞を受賞する。その後一般家族写真の依頼も引き受けることに。ある日、東日本大震災が発生。その中には、依頼者もいたため、いてもたってもいられず、東北へ。
この作品では所々、様々な家族写真が載せられています。浅田家(映画版のキャスト)だけでなく、家族写真としての依頼をした家族(多分映画版のキャスト)も登場します。
前情報なしで見ると、クスッと笑ったり、ほのぼのしているなと思うのですが、小説を読んだ後に写真を見ると、違った解釈が生まれ、そこには笑いだけでなく、大きな感動にもなります。
また、携帯で保存した写真とは違い、現像した写真だからこそ味わえる感動がありました。
映画のノベライズ本ですが、小説として考えると、比較的速い展開で進行するので、それぞれの登場人物の心理描写をじっくり味わいたいなと個人的に思いました。
でも一枚の写真から、それぞれ自分自身が感じた思いはじっくり味わえるかと思います。
家族写真だけでなく、友人や会社での写真など、一枚でも良いから、現像して大切に保管しとこうかなと思わせてくれました。
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実在の話をもとにしたってことで
震災の話とかも入ってて、いろいろと思ってしまうことがありました。
本にはあった出来事以上にいろいろなことがあったと思うし。
家族写真
すごく大切だと思った。
いつも写真を撮る役割の人の写ってる写真が少ない…
そこを、考えて写真を撮ろう!
若菜、すごく待ったね…
私、そんなに待てないかも…
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もし、一生にあと一枚しかシャッターを切れないとしたら、僕は、家族を撮る。せっかくなので、もっとも浅田家らしいと思う姿で。
食べる物があって、着る服があって、寝る場所があって…。子どもの頃から当たり前だと思っていたことは、家族が支えてくれていたからなんだと、改めて感じた政志は、その場で、順子にそっと頭を下げた。
な、七十年生きてきて、なんら、自慢できるような、人生ではございませんが、今日は息子を自慢したい!
プリントするまで、どんな写真が撮れているのか、想像するのが楽しいのだ。
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ノベライズ本は手に取ることはないんですが、
SNSで面白いというのを見かけたので、
今回は読んでみることに。
小説のような難しい?表現もなく、とても読みやすかったです。
本を読んで号泣していたので、これが映像になるともっと泣いちゃうんだろうなー。
映画が楽しみです。
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本が先か映画が先か知らないけれど、正直なところノベライズにはいい印象を持っていません。どっちも売れたらラッキー♪みたいな商売っ気を感じるから。
しかしこれは監督本人によるものだし、予告編を覚えるほど観たら読みたくなるというもの。ノベライズを手に取ったときの常で冷ややかな目で読み始めましたが、意外にも笑ってしまった。
妻夫木くんと二宮くん演じる兄弟、平田満と風吹ジュン演じる両親のやりとりを想像するだけで和む。予告編って上手く作られているものだなぁと感心し、これは絶対泣くパターンだと今からハンカチ用意しています。
映画の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/770200728dcdcb3c784de0bb4b8c2e9b
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前半は、たんなる風変りな家族の物語かとあまり面白さを感じなかったが、後半はかなり感動できた。
四人家族の次男坊が主人公なんだけど、写真家を目指し、うまく行かず引き籠るも自分はどんな写真を撮るべきか気づき、そのうち東日本大震災が起こり、ボランティアを始めたぐらいからは怒涛の感動物語になります。
ちなみに「浅田家!」って変な題名ですが、主人公が発行した写真集の題名なんです。
映画になるようで、(というかもうすぐ封切) 本屋さんで平積みされていた1冊だが、これは良かった。
ま映画は見ないと思うけど、どちらにせよハンカチは必須です。(笑)
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笑いあり、涙あり、で面白かったし感動で一気に読みました。映画を観る前に読みましたが、キャストがすでに発表されていたので、映像が浮かぶようでした。また映画を観た後に読もうと思います。
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僕は、なりたかった写真家になった。しかし、...
...と言うことで、嵐の二宮さん主演で、今公開されている映画『浅田家!』の原作本。
実話を基にした作品とのこと。
家族のコスプレと言うテーマで、ユニークな写真集を出し、プロとなった浅田政志。しかし、東日本大地震(3.11)の被災地の現状を見て、写真が撮れなくなった。そして始めたのが、被災写真の返却作業のボランティアであった。
そこで出会う、さまざまな人々。
行方不明になった親友を探す青年、娘を探す父親、そして父親を探す幼い少女、などなど。
8万枚の一枚一枚の写真に込められた家族の想い。
果たして、政志は、再び『浅田家』の写真を撮ることが、出来るのか?
映画では、カットされた細かい所も、原作版にはありましたね...(兄嫁の和子さんとの出会い、など)。
映画で登場した多くの『写真』が掲載されているのも、嬉しい限りです。
笑って泣ける小説です。
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この本では、東日本大震災で津波に飲み込まれた町や、被害の大きさ、亡くなった人数などニュースで報道されない、そこにいる家族や個人の物語に触れることができた。
自分は、被災地の方々に何かできるだろうか、
政志のように被災の現場に向き合う勇気を持てるか、とても考えさせられた。
好きな文章↓
あの頃は、父がどんな気持ちで自分たちの写真を撮っていたのか、政志はわからなかった。でも、写真家になった今なら理解できる。
自分の一番大切なモノを、写真に撮って残しておきたかった父の思いを…。p.238
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いつもは映画の原作は読むものの、ノベライズは滅多に読みません。
でも今回、縁あってノベライズを読んでみました。
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映画『浅田家!』の小説版として書き下ろされたフィクション。視点や語りの切り替わりにやや違和感があるのはしかたないかもしれない。ただ、写真家・浅田政志が家族や周囲に支えられて写真というもののあり方を見つけていくさまがとても良かった。家族写真から家族のあり方が見えてきて、病児を抱えた家族や震災を経験した家族などの様々な写真が明るい未来へ繋がっていることに涙してしまった。実際に撮影されたであろう写真も載っていて、誰かを笑顔にするための写真は良いものだなと思った。
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泣いてしまう。
我慢しても、泣いてしまうんです。
バスの中で、読みながら涙が出てきて
どうしようと困ったのを覚えてます!
ノンフィクションな内容は
主人公がカメラを通して人生を見つめて
戸惑いながら、自分にしか撮れない写真を
探していく姿が心に染みました。
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小岩cochiに馬場さんのライブを聴きに行った時に同じく恐らく荻原亮さんを聴きに来ていたのであろう女性とお隣になり、その方が「今、友人から勧められて本屋で買ってきた!」とおっしゃっていた本。早速買って読了。 実話を中野量太監督が小説にしたもの。主演はニノ
付箋
・父から譲り受けた「Nikon FE」