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(2005.01.21読了)
南条理子は、赤松隆介のビデオや写真をネタに里山活樹を誘い何とかして、建築中の翔拳ボクシングジムに入会させプロを目指させようとする。
水谷は、12月12日の里山の誕生祝に、手編みのマフラーをプレゼントしようと頑張るが間に合わず、バーゲン品で間に合わせる。
赤松隆介は、「息子には自分が出来なかったことをやらせたい。だから、自分が世界チャンピオンになれたら、息子にボクシングはさせない。」といっていたという。
だから、里山活樹は、「赤松隆介ができなかったことをやるよ。好きな女の子を自分の力で幸せにするんだ。」と南條理子に言う。
里山活樹は、会費無料の特別会員扱いで、翔拳ジムに入会した。水谷香月も女性用スポーツジムの特別会員にしてもらった。もちろん会費無料。
南條理子の理想の人は、赤松隆介で、理子が4歳の時、赤松隆介は、翔拳ジムの壁に必ずチャンピオンベルトを飾ってやるってはっきり約束してくれたという。その約束を息子の里山活樹に果たさせたいという。そのためになんとしてもプロを目指してもらうという。
水谷の理想は、世界チャンピオンだった。里山にプロを目指して欲しかったが、赤松隆介の息子とわかった今は、背負う荷物が重すぎるので、プロを望んでいるわけでもない。
水谷は、里山と何条の関係が気になる。
岬新一は、相変わらず何かというと水谷の母親のお好み焼き屋にやってくる。あるとき、酒飲みに付き合って、酔っ払い、水谷の家に泊めてもらったりした。
里山は、岬と香月の関係が気になる。
あだち充は、ボクシング漫画を描きたいわけではなく、主人公たちの人間関係を描きたいらしい。
(2005.05.21・記)