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いつだったら間に合ったんだろう。
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映画化されてた時期に購入。読めてなかったけど読み始めたら一日で読了。吉沢亮さんと杉咲花さんで想像しながら読んだ。
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とても明るい内容ではないなぁと。読み終えた後も主人公のふつふつとした後悔があって人間関係の難しさを感じる。
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二人だけのものがいつしか他の人の居場所になっていってその寂しさが行動に移り変わって、主人公の生きがいになっていくけど大切な人を傷つけることにも繋がるし、自分の想いを相手はこう捉えてるだろうな等の推測で動いていくのはすれ違いが生まれていく原因だろうなと思った。秋好はなりたい自分になろうとしてるけど楓からすれば普通の人になったと考えてて、楓は他の人をかなりレッテルで見てるなと思った。
考えさせられるなぁ。
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学生団体の話というテーマがあまり自分の中に入ってこなかったのと、青いというタイトルに合っている、主人公の青さと脆さ。
タイトル通りだけど、個人的に面白さは無かったかなーと思います。
結局自分は空っぽで周りの人の力で生きてる
っていうところはすごく共感できたし、納得したところでした。
それと文の
意志を失うと、組織というものは想像するよりもずっと弱くどんどん自らの体を蝕むように歪んでいった
というところに納得したけど、
これも結局主人公の主観で歪みに見えたというか
なんかオチが暗くて胸につっかえるような
そんな作品でした。
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いろんなジャンル(本とかゲームとか映画とか)の主人公の中で1番嫌いな主人公だった…
映画予告編の『気持ち悪っ…』に完全に同意。
※映画は観てません
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大学一年生の時、僕と秋好寿乃で作った秘密結社「モアイ」。
四年生になった今、モアイは学内でも有数の大規模グループへと成長した一方、
当初掲げていた、理想を追い求める団体ではなくなっていた。
僕が好きだった秋好ももういない。
大学生活で最後に僕がやることは、
ねじ曲がってしまったモアイをぶっ壊すこと---
君の膵臓を食べたい、の頃から気になっていた住野よる作品ですが
今回の映画化を機に初めて手に取ってみました。
終始「僕」視点で物語が進むので
僕の見方、考え方に馴染んで読みやすくなるまで少し時間がかかりました。
途中、進みがスローペースだなと感じる部分も多々ありつつ
後半1/3のどんでん返しからは展開が一気に加速して
二転三転していくストーリーにどんどん引き込まれます。
タイトルの青くて痛くて脆い、が誰の何を指すのかとずっとモヤモヤしながら読み進めていって
それも後半でぴたっと焦点があってくる感じが個人的にはたまらなく好きでした。
一連の事件を通して「僕」が変わっていく様、
個人的にこの作品のテーマは"成長"だと思うのですが
大学が舞台であること、SNSでの炎上等
特にターゲット層かな?と思う10〜20代層には身近な世界を通じて表現されているので
若い人たちにはよりウケるのかもしれない。
映画化されるのもなるほどなという感じでした。
総じて、面白かったです。
端々を通じて自分の大学生活も懐かしく思い出しました。
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自分的にはすごく面白かった!
最後の終わり方も、、
きっと最後はまた秋好にあったんやなあ
映画をするって聞いてからみたかったから
昨日だけで一気読みした
秋好が死んだ、の意味に、
住野よるさんに、
いい意味で騙された、、!
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久しぶりに小説を読んだ
最初から間違えていた。
勝手に準主人公を葬っていた。
これほど、気持ちと現実とが拗れた相手と
元に戻れるのか
彼は幻を見続けているのではないかと、こちらが錯覚を起こしてるめまいを感じた。
大丈夫なのか
彼は現実の世界で生きているのかと
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ミステリーの雰囲気を出しつつも、紛れもなく青春小説。青いし痛いし脆いし、読み終わってみればこのタイトルまさにそのまま。ちょうど公開された映画版も楽しみ。
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勝手に他人に期待して、勝手に裏切られたと思って、自意識、自意識、自意識…こじれにこじれてひねくれにひねくれたようで結局幼い、青いだけだと嘲笑したいけども、否定し切れない。刺さって刺さって恥ずかしい。
通勤時間に読んで、過去の自分から放たれた矢が刺さったような気分にさせられた、中年の夜。
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途中から秋好の存在自体が居なくなった表現だが別人になってしまっていたとい見せ方はとても上手いと思う。
また住野さんらしい心の中の表現も上手いと思う。
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とても面白かったです。
価値観は人それぞれだというのはよく聞くんだけど、それが自分の正義になってしまうのは良くないということですね。
確かにぼくはそんな節があったと思う。
住野さんの、後日どうなったか曖昧な感が、好きじゃないようで、好きです。どんな風になったのかは気になるし、そこは十人十色でいいんだろうとおもう。そこじゃないんだと思う。
必死になって読んでしまう。楽しかったです
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ネタバレあるので気をつけて
いまは「この世界」に無き親友と作った秘密結社「モアイ」を蔑ろにされた楓が復讐を企むが…
秋好が亡くなったと思うよなそりゃ…
ずっとこのままの関係性がよかったのにって思ってた人が変わってしまって勝手に裏切られた感覚って誰しもあるよね。
切ないことだけど、歳を取るにつれて、環境が変わるにつれてそれは自然なことで。でも理想を捨て切ったわけではなくて理想を追い求めた上で現実という枠組みの中で出来ることを精一杯している人もいる。それが側から見たらすっかり変わってしまっているように見えるだけ。
主人公が自分ルール(人と近づきすぎない)を破ってモアイが変わりはじめたときに本音を伝えてたらなって思う。最後秋好とうまくやり直せるといいな。
個人的には主人公がひねくれすぎて、意見を言わないくせに頑固で好きじゃなかった。けどそれこそが青くて痛くて脆いんだろう。誰しもこういう時期があったと思うし何割かでもこういう要素があったんだろうな。
でもやっぱりそんなにモアイに理想像を持っていたなら週一の会議にフラーっと参加するだけじゃなくてもっと意見言ってりゃいいだろ!って思ってしまう。
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良い意味でも悪い意味でも、住野よるっぽくない作品。
君膵のような作品とは異なり、現代の大学生の心理描写をうまく文章で表現している。
共感できないと思いながらも、こう言った自分もいるとどこか考えてしまう作品。
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映画になるとかで本屋で平積みになっていたし、住野よるさんの本は、以前に 「君の膵臓をたべたい」 を読んでいて面白かったので、これも読んでみた。
んぐ~・・・・・・・
大学生の青春ドラマなんだけど、ちょっとなぁ。。。。
題名の通り、主人公が青くて痛すぎるので、ぜんぜん感情移入できずに、ちっともページが進まず、読了するのに時間がかかってしまった。
よくこんな原作を映画にしたね。
映画は脚本が追加されて面白くなってるのかもしれないけど。
住野よるさん、これで2冊目なんだけど、他の本に期待する方が良いと思う。
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人間のエゴって難しくて自分の弱さにはとにかく目を背けたがる。僕が代表例と言えるだろう。弱さに向き合うことは結構しんどいし、辛い。だけどそこで目を背けてしまうと大切な何かを失ってしまうと僕は思うんだ。弱くて脆い自分を治すまでいかなくても正直に受け止めてあげる。それが大事なんだよって話でした。
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思っていたのと違ったけど、先が気になり一気読みでした。不器用で素直になれず、なにをするにしても自分中心。そんな時期は誰にでもあると思う。そこで後悔したことを主人公は今に活かせているのかな。昔の自分を見ているようで、心が痛かったです。