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途中つまらなくなって、何度止めようかと思ってしまった。
学生時代、私も裏切られたこともあったなぁ
人を傷つけてるのが分からない連中もいるよなぁ。
地味に大人しく学生生活を送ろうと思ってたが派手なグループの子達のおかげて学校楽しいって思えた!
ヒロが秋好だったのには、ビックリ!
映画も観ないで終わりそうだな。
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主人公が無意識に自分中心に物事を考え、相手を慮ることが出来ない青さは、誰しもが生きている上で経験したことのあるであろうものであり、読んでいるこちら側も自分の青い部分を見ているような気持ちになった。
主人公の痛さは、他人の青い、痛い部分を内心で無意識に馬鹿にして、自分を棚に上げ続けていたところだと感じた。つまり、彼はずっと自分の青くさい、痛い本音を隠し続けて、問題の原因を全て他人にあると信じ込んでいた。そこが彼の青さ、そして痛さだと思う。
本当に題名通りの、あの三つの言葉がぴったりな内容だった。もの凄く人間的で、続きはどうなるのだろうと考えながら読むのも面白い作品だった。
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大学4年間の話。理想のなりたい自分を目指して、2人で作ったサークル『 モアイ』を中心に話が展開していく。
序盤〜中盤の切り口が斬新で、終盤で一気に駆け抜けていく感じだった。
サークル規模が大きくなるにつれ、自身の信条や理念がぶれ、関係性が崩れる。しかし、自分の居場所を新たに求めることで、そのサークルを壊す。
やってしまった事の後悔やその後の生き方、自身の信条が変わり誠実に生きていこうと心が動く物語。
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あまり読まないジャンルの小説だったが面白いと思った。
想像してた簡単な結末ではなかったし、最後までどういう結末に持っていくのかが読めなくて最後はついつい後もう少し、後もう少しという感じで読み終えてしまった。
人間関係や自分に向き合う姿をきれいに描いていて、住野よるらしい題名の意味が読んで初めてわかるという感じがあった。
本自体も読みやすく、頭にスッと入っていくテンポがあってすごく良かった。
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『全員がいっせいに銃を下ろすような理由があれば明日、戦争が終わる』
人っていつか死んじゃうし、いつ死ぬか分からないし。少しでも意志をのこさなくちゃね。
楓の行きづらさが時々私と重なって泣きそうになりました。私も相手のせいにして自分を守っているだけなのかもしれない、と少し思いました。
私はよく間に合わせに使われているなと勘づいて苦しくなっていたけど、私だって人を間に合わせに使うし、誰だって人を間に合わせに使う。それに選ばれていることは幸せなのだと思うようにしようと思えた本でした。
人は変わってしまうし、それは仕方がない事だけどどうやって受け入れていくかということはとても大事なことだと思いました。
人間の残酷さを知れた本でした。
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映画話題なので原作読んでみた。
好きだった人に恋人ができたりするとまるでその人が変わってしまったかのように感じてしまうよね、、、
変わってしまったのはあなたのその人に対する捉え方(姿勢)なんです。
これがわかっていてもわかりたくないと思ってしまうのが青いってことなのかなぁ
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住野よるが苦手なことはわかっていたけど、
映画のCMをみて、原作本を購入。
やっぱり苦手だった。
終始ただただ痛い、いや、イタイやつの話だった。
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まさに「青くて痛くて脆い」僕の話。
他人と仲良くしない主義の田端。
大学で知り合った、誰も傷つけない美しい理想を語る秋好。
彼女を「痛い奴」と遠巻きに見ているはずだったのに、何故か仲良くなり一緒にサークルを作ることになる。
世界平和や理想を追い求めるサークル「モアイ」。
そこから数年、田端は就職活動をなんとか終わらせる。しかしあのモアイでの日々も秋好も今はいない…
そんな回想から始まる。
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あの頃のモアイを取り戻す。
そうやって行動を起こしている段階ではテンポ良く読み進められた。
仲間の菫介と仲違いしたくらいから、徐々に田端の暴走が気になり始める…
田端がなんか好きになれず。モヤモヤ。
それにモアイが起こしたスキャンダルの真相もちょっとよく分からず。
なぜそうなった。
うーん…(^-^;
それにしても田端よ。
自分からはぶつかりに行かないくせに、相手にされなくなったからって拗ねてるだけじゃない。あんたが一番痛いやつでは?
秋好に対する気持ちもハッキリしないし。
物語のラストはそのことに気づき、希望が持てそうな終わり方で良かった。
登場人物のなかではヤンキー女子の川原さんが一番好き。
【弱い自分をちゃんと認めて成長っていう気がする。だからちょおっとずつでも、怖いけど、っていうけど、っていうのの先に行けるようにしたいんだよね】
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いつだったら間に合ったんだろう。
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映画化されてた時期に購入。読めてなかったけど読み始めたら一日で読了。吉沢亮さんと杉咲花さんで想像しながら読んだ。
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とても明るい内容ではないなぁと。読み終えた後も主人公のふつふつとした後悔があって人間関係の難しさを感じる。
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二人だけのものがいつしか他の人の居場所になっていってその寂しさが行動に移り変わって、主人公の生きがいになっていくけど大切な人を傷つけることにも繋がるし、自分の想いを相手はこう捉えてるだろうな等の推測で動いていくのはすれ違いが生まれていく原因だろうなと思った。秋好はなりたい自分になろうとしてるけど楓からすれば普通の人になったと考えてて、楓は他の人をかなりレッテルで見てるなと思った。
考えさせられるなぁ。
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学生団体の話というテーマがあまり自分の中に入ってこなかったのと、青いというタイトルに合っている、主人公の青さと脆さ。
タイトル通りだけど、個人的に面白さは無かったかなーと思います。
結局自分は空っぽで周りの人の力で生きてる
っていうところはすごく共感できたし、納得したところでした。
それと文の
意志を失うと、組織というものは想像するよりもずっと弱くどんどん自らの体を蝕むように歪んでいった
というところに納得したけど、
これも結局主人公の主観で歪みに見えたというか
なんかオチが暗くて胸につっかえるような
そんな作品でした。
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いろんなジャンル(本とかゲームとか映画とか)の主人公の中で1番嫌いな主人公だった…
映画予告編の『気持ち悪っ…』に完全に同意。
※映画は観てません
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大学一年生の時、僕と秋好寿乃で作った秘密結社「モアイ」。
四年生になった今、モアイは学内でも有数の大規模グループへと成長した一方、
当初掲げていた、理想を追い求める団体ではなくなっていた。
僕が好きだった秋好ももういない。
大学生活で最後に僕がやることは、
ねじ曲がってしまったモアイをぶっ壊すこと---
君の膵臓を食べたい、の頃から気になっていた住野よる作品ですが
今回の映画化を機に初めて手に取ってみました。
終始「僕」視点で物語が進むので
僕の見方、考え方に馴染んで読みやすくなるまで少し時間がかかりました。
途中、進みがスローペースだなと感じる部分も多々ありつつ
後半1/3のどんでん返しからは展開が一気に加速して
二転三転していくストーリーにどんどん引き込まれます。
タイトルの青くて痛くて脆い、が誰の何を指すのかとずっとモヤモヤしながら読み進めていって
それも後半でぴたっと焦点があってくる感じが個人的にはたまらなく好きでした。
一連の事件を通して「僕」が変わっていく様、
個人的にこの作品のテーマは"成長"だと思うのですが
大学が舞台であること、SNSでの炎上等
特にターゲット層かな?と思う10〜20代層には身近な世界を通じて表現されているので
若い人たちにはよりウケるのかもしれない。
映画化されるのもなるほどなという感じでした。
総じて、面白かったです。
端々を通じて自分の大学生活も懐かしく思い出しました。
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自分的にはすごく面白かった!
最後の終わり方も、、
きっと最後はまた秋好にあったんやなあ
映画をするって聞いてからみたかったから
昨日だけで一気読みした
秋好が死んだ、の意味に、
住野よるさんに、
いい意味で騙された、、!
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久しぶりに小説を読んだ
最初から間違えていた。
勝手に準主人公を葬っていた。
これほど、気持ちと現実とが拗れた相手と
元に戻れるのか
彼は幻を見続けているのではないかと、こちらが錯覚を起こしてるめまいを感じた。
大丈夫なのか
彼は現実の世界で生きているのかと
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ミステリーの雰囲気を出しつつも、紛れもなく青春小説。青いし痛いし脆いし、読み終わってみればこのタイトルまさにそのまま。ちょうど公開された映画版も楽しみ。