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勝手に他人に期待して、勝手に裏切られたと思って、自意識、自意識、自意識…こじれにこじれてひねくれにひねくれたようで結局幼い、青いだけだと嘲笑したいけども、否定し切れない。刺さって刺さって恥ずかしい。
通勤時間に読んで、過去の自分から放たれた矢が刺さったような気分にさせられた、中年の夜。
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途中から秋好の存在自体が居なくなった表現だが別人になってしまっていたとい見せ方はとても上手いと思う。
また住野さんらしい心の中の表現も上手いと思う。
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とても面白かったです。
価値観は人それぞれだというのはよく聞くんだけど、それが自分の正義になってしまうのは良くないということですね。
確かにぼくはそんな節があったと思う。
住野さんの、後日どうなったか曖昧な感が、好きじゃないようで、好きです。どんな風になったのかは気になるし、そこは十人十色でいいんだろうとおもう。そこじゃないんだと思う。
必死になって読んでしまう。楽しかったです
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ネタバレあるので気をつけて
いまは「この世界」に無き親友と作った秘密結社「モアイ」を蔑ろにされた楓が復讐を企むが…
秋好が亡くなったと思うよなそりゃ…
ずっとこのままの関係性がよかったのにって思ってた人が変わってしまって勝手に裏切られた感覚って誰しもあるよね。
切ないことだけど、歳を取るにつれて、環境が変わるにつれてそれは自然なことで。でも理想を捨て切ったわけではなくて理想を追い求めた上で現実という枠組みの中で出来ることを精一杯している人もいる。それが側から見たらすっかり変わってしまっているように見えるだけ。
主人公が自分ルール(人と近づきすぎない)を破ってモアイが変わりはじめたときに本音を伝えてたらなって思う。最後秋好とうまくやり直せるといいな。
個人的には主人公がひねくれすぎて、意見を言わないくせに頑固で好きじゃなかった。けどそれこそが青くて痛くて脆いんだろう。誰しもこういう時期があったと思うし何割かでもこういう要素があったんだろうな。
でもやっぱりそんなにモアイに理想像を持っていたなら週一の会議にフラーっと参加するだけじゃなくてもっと意見言ってりゃいいだろ!って思ってしまう。
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良い意味でも悪い意味でも、住野よるっぽくない作品。
君膵のような作品とは異なり、現代の大学生の心理描写をうまく文章で表現している。
共感できないと思いながらも、こう言った自分もいるとどこか考えてしまう作品。
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映画になるとかで本屋で平積みになっていたし、住野よるさんの本は、以前に 「君の膵臓をたべたい」 を読んでいて面白かったので、これも読んでみた。
んぐ~・・・・・・・
大学生の青春ドラマなんだけど、ちょっとなぁ。。。。
題名の通り、主人公が青くて痛すぎるので、ぜんぜん感情移入できずに、ちっともページが進まず、読了するのに時間がかかってしまった。
よくこんな原作を映画にしたね。
映画は脚本が追加されて面白くなってるのかもしれないけど。
住野よるさん、これで2冊目なんだけど、他の本に期待する方が良いと思う。
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人間のエゴって難しくて自分の弱さにはとにかく目を背けたがる。僕が代表例と言えるだろう。弱さに向き合うことは結構しんどいし、辛い。だけどそこで目を背けてしまうと大切な何かを失ってしまうと僕は思うんだ。弱くて脆い自分を治すまでいかなくても正直に受け止めてあげる。それが大事なんだよって話でした。
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思っていたのと違ったけど、先が気になり一気読みでした。不器用で素直になれず、なにをするにしても自分中心。そんな時期は誰にでもあると思う。そこで後悔したことを主人公は今に活かせているのかな。昔の自分を見ているようで、心が痛かったです。
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住野よるさん、有名だし映画にもなっているのでせっかくだから…と、読んでみました。
最後の最後にスピード感が上がったのは良かったし、まさかのどんでん返し的なのも良かったんですが、如何せん 人の嫌な部分をあらわにしたところが後半に特に多くて読んでいて苦しくなってしまいました…ので、★2とさせて頂いています。
好きな方には刺さる…のかな?
自分も未だに青くて痛くて脆いよなぁ、と考えさせられました。
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題名の通り、若さが痛々しい作品。
これは残念ながらとことん合わず、
1度中断して再開してからもダラダラと読んでしまった。
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題名がピッタリだと思った。終始、苦しかった。ドロドロとうずまく感情を、こうも表現できるものなのかと。少しでも感じたことのある痛みを、より大きくされるようで、恐る恐る、でもハイペースで読み進めた。
青い、確かに青いし、痛い。脆さに気づくのはずっと後だけど、まるで錆び付いた鉄のように脆かった。
題名、そのままだった。
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映画を観た後にこの本を読みました。
小説の方がより詳しく心情がわかるので面白いです。
主人公が最後の最後で成長していく所を感じることが出来て良かった。
この本を読み自分も成長していけたら良いなと感じた。
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「ヒロ」が秋好だと分かった時の衝撃は忘れられない。大学4年間を経て変わってしまった秋好と、何も変わらなかった楓。どちらかが正しくて、どちらかが間違っているわけじゃない。どちらも間違っていて、2人とも未熟で、お互いを痛い人間だと思っていて、些細なことで傷ついてしまう脆い心を持っている。
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積読を消化。
結構序盤で「僕」に対し苦手だなと感じ、読み進めていってやっぱり好きじゃなかった・・。
登場人物がみんな年下だから、20代前半のトゲトゲしさとか無理に強がってみせるてる部分とかが許容できたけど、自分が大学生の時に「僕」に会ってたら「なにコイツ、評論家かよ」と思ってたに違いない・・。
強い人って無敵なんじゃなくて、自分の弱さを受けめてちゃんと傷つくことができる人。
紆余曲折ありながらも「僕」は、大学生の若いうちにしっかり傷つくことができてよかった。
わたしは董介がいなかったら、読み終われなかったかも。
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「依存」▶「嫉妬」▶「復讐」▶「後悔」
気が付かないうちにしている「依存」
心の奥底に眠っている「嫉妬」
相手に裏切られ傷つけられ、それ以上に仕返しをする「復讐」
そこで自分が過ちを犯していることに気がつき「後悔」
その田端楓の心境がリアルに書かれてました
これまでの自分と重なる点が多かったです
相手を傷つけた時にはもう遅い
大切な相手こそ傷つけてしまう
読んでる途中苦しくなり逃げ出したくなりました
住野よるさんが伝えたかったメッセージが痛いほど伝わる内容です
純粋な気持ちの青さ
後悔する心の痛さ
簡単に壊れてしまう脆さ
「青くて痛くて脆い」
10代後半から20代前半の方には是非読んでいただきたい作品ですね