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【今を生きる女たちのために】「私はただ幸せになりたかっただけなのに」。31歳、独身、派遣OLの春菜は、男に騙され、仕事も切られ、騙す側になろうと決めた。
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再読。
文庫化により購入。
面白かった。
騙す方になっても不器用な主人公。
タイトル「熱望」が切ない。
2016.6.10
31歳、独身、結婚詐欺にあってお金も仕事も失った春奈は、今度は騙す方になろうと決意する。
前向きで明るく、行動力、決断力もあり、特に引き際の見極めは素晴らしい春奈。
展開が気になって一気に読んだ。
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男に騙され金を奪われた女のお話でした
展開が早かったです
騙され騙し逃亡そしてって感じでした
こんな女は・・・と思いつつ先が気になって読まずにはいられない
そして、このあとはあるんだろうかと気になった
あるんだったら読みたいとも
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主人公の嫌な人間性に耐えられなくなって読むのをやめました。ここまでどうしようもない人間を追い続けるのはしんどい
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結婚詐欺に遭い、仕事も失った春菜。生活に困窮する中で思いついたのは、自分がやられたようにやりかえすこと。名を騙り、金を持ちそうな男に近づいて金を巻き上げる生活を続ける彼女。しかしそんな生活がいつまでもうまくいくはずもなく、さまざまな危難が降りかかることに……実に痛いし苦しい状況なのだけれどどこか突き抜けていて、読む手の止められないサスペンス。
もちろん春菜の陥った状態は気の毒なのだけれど、だからといって悪事に手を染めていい理由にはなりません。とはいえ、なんだか彼女を憎めないのも確か。彼女の周りの人間も善良な人ばかりではないし、彼女は彼女なりに「頑張って」いるんですよね。なので果たして彼女は幸せにたどり着くことができるのか、破滅に進んでいくことになりやしないか、それが心配ではらはらさせられてしまいました。
後半の展開がとにかくとんでもなくって、もう読む手が止まりません。そしてこのラスト……うわあ。まぎれもなくイヤミスではあるのだけれど。どこかしら爽快な気分も感じてしまいます。これは彼女にとって救いになりうるのかどうか。
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詐欺にあった可哀想な人だと思っていたら取り返す為にか自分が詐欺師となっていただなんて。詐欺に遭う辛さが分かりながらも警察には頼れず、ならば同情の余地なしの男ならいいじゃん、とちらっと応援してしまったり。でも良い人を騙すのはやっぱりね、、そして気づいたら殺人まで犯していただなんて自分でもびっくりだろう。衝動的殺人はそうして起こってしまうのか。それでも逃げて生きる道を選ぶ彼女の機転の良さには関心。果たして彼女の未来はどうなるのかまだまだ波乱が予期される結末だ。
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社労士のヒナコシリーズの解説で、この作品を知って、作者の違う面を読んでみたくなり、読んでみた。
結婚詐欺に遭い、同時に派遣切りにあった春菜の転落の人生を描いている、いわゆる「悪女もの」。
悪女も徹底していれば、面白いのだけど、どこか主人公のご都合主義で、惰性で人生が悪い方向に流れていく様は痛快感もなく、ただ不快感しか残らなかった。
人間誰しも、人生が転落してしまう瞬間はあるのかもしれないが、春菜が一度も自ら軌道修正をしないところは、徹底していると言えばそうだけど、共感は出来なかった。
もし、これが作者が持つ別の一面であれば、作者の描く主人公の共通点は「ご都合主義」。大して努力もしていないのに、やたら自分が仕事が出来ると思っているヒナコに通じていて、せっかく違う作品を読んだのに、春菜の後ろにヒナコがちらついてしようがなかった。
何とも、残念。
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結婚詐欺にあった女が、自分も結婚詐欺のようなことを始め、やがて殺人を犯し逃亡生活を始めるといった筋で、自信過剰なひとり語りで作品が描かれておりかなり面白かったのだが、最後の展開が今ひとつかな、でもあんなもんかな。