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「ドラムの響きは、俺の心の、花火やねん!」英二が叩く。七生が打つ。二人の大阪少年が16ビートで笑って泣かせる!――中学のブラスバンド部を舞台に炸裂する青春を、大阪弁のリズムに乗せて、涙と笑い、てんこ盛りで描いた、「パーカッション新喜劇」。児童文学新人賞三賞独占の傑作を、ついに文庫化!
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最近、ここ3,4年あまり本をよんでない反動が一気にきて、本を買いすぎて読みすぎて…苦笑
松子を読み終わり、よむもんねぇなー。っておもってて。
んで、これの?がでてたので、呼んでみよ、とおもってノリでかってみました。たしかあいぶさきちゃんの映画?みてないけど。それでタイトルだけしってまして。
なんて面白い…ナナオがめっちゃくちゃかっこういいよ…どうしよう 笑
ナナオ惚れるわ…。英二もいい。
吹奏楽をやってないあたしは、楽器名とかはピンとこないけど、わかりやすく、ずずっとキャラによってひきこまれてくかんじ。
映画はナナオがあいぶさきちゃんだったみたいですね。
何故女!!??ナナオはナナオじゃなきゃ。
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こてこての関西弁。なのに地の文に時々標準語が混じるところが気にくわない。また、あまりにも不幸が連続しすぎており、現実感に欠ける。人の日記をのぞき見ているような不快感を感じる。好きな人は好きなのかもしれない。。
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主人公英二は少し抜けたところのある中学生。今まで、病弱な母の変わりに家事をしていて、部活に入れなかったがある日七生というきつい性格をしたブラスバンド部の部長に無理矢理ブラスバンド部に所属させられてしまい…?
なけるよ!超なける!2もおすすめ。
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冒頭からラストまで主人公・英二からの視点、それも大阪弁で描かれた物語。生粋の大阪人である私としては読みやすかったです。何だか英二たちをものすごく身近に感じられました。彼らの一挙手一投足、一人ひとりの想いがじんわりと胸に沁み込んで来ます。
そして、お互いそれぞれに家庭問題(と言うより悩み、ですか?)を抱える英二と七生の友情も良いです。英二はアホだけど真面目で優しい子で、七生はクールで意地悪だけど、こちらもまた優しい子で。英二の父ちゃんも良い味を出しています。笑いあり、涙ありの物語です。続編の「ビート・キッズ2―Beat Kids2」で高校生になった英二が、どんな仲間たちと出会い、どんな花火を見せてくれるのか、とても楽しみです!
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登場人物が、なんかみんなキラキラしてて、ちょっとだけピュアな気分になれた笑
割と子供向けだと思うけど面白かった!
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ちょっと家庭の複雑な、平凡な中学生活。
そんな主人公の毎日を太鼓との出会いが変えた。
音楽のすばらしさに出会い、かけがえのない友達に出会い、
そして自分の中にあった感情に向かい合えるようになります。
何度読んでもおもしろい。
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ブラスバンド部と主人公の家庭を中心に、
困難にぶつかって乗り越えて、を繰り返し、
みんなが成長していくお話。
笑いあり涙あり、いろいろぎゅーっと詰まった作品☆
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ブラバン物語ってだけで手に取った作品。
関西弁全開、主人公が友達に話すように進んでいく。
パーカッションの花火や、七生やクラブのみんなと頑張った大会。
…そういった音楽も出てくるんだけど、英二の家族との描写がインパクト強いかな。
もっとありふれた中での友情や学生生活を見たかったから、期待したものとは違ったように感じた。
音楽ものって印象より、苦労しながらも明るく生きる中学生もの?
面白くてすぐに読めちゃったけど、物足りなさも感じたかな。
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中学のブラスバンド部を舞台に、リズム感抜群の主人公の青春を描いている。友情、家族、部活などが、面白いけれど切ないところもがっつり書かれていてよかった。
椋鳩十児童文学賞、第38回講談社児童文学新人賞、第36回野間児童文芸新人賞受賞。
2010/1/15
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賭け事や酒が好きでルーズな父ちゃんと体が弱く妊娠中の母ちゃんと3人暮らしの中学生の菅野。
ある日、強引に生意気な七生にブラスバンドに誘われ、ドラムを叩くことに魅せられる。
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中学時代にハマった1冊。
懐かしさのあまり、また読んでしまいました。
家庭環境があまりよくない主人公の英二は転校先でドラムに出会う。
入部した吹奏楽部には天才ドラマーの七生がおり…
主人公が関西弁で物語を進めていくので、かなり面白いですしテンポよく進みます。
英二のアホ具合と七生のツッコミがいい!
すっごい個人的に七生がめっちゃ好き!笑
関西弁いいよねー。
前回読んだ時に号泣した場面を今回はサラッと読んでしまい、大人になったんだな~と冷めた自分に少し寂しくなったり…
中学生懐かしいなー
風野さんの作品もっと読んでみたいな。
とりあえず次は2巻。
本が苦手な人、音楽をやってる人にお薦めの1冊です。
今の俺には、なにもかもきっとよくなっていくって、信じることができる。本当の未来なんか誰にもわからへんけど、信じて生きていけるほうが絶対にええと思うねん、俺は。
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夢中で音楽に打ち込んで楽しんでいる少年少女がいきいきとしています。関西弁で喋っているからというのも理由の一つかもしれないけれど、明るくて、元気な子どもたちが伸び伸びと動き回る姿が、はっきりと想像できます。
また、家族の深い愛情も描かれていて涙させられるシーンもあり、父ちゃんに元気をもらえました。
賑やかなシーンだけでなく、少し少年らの心の不安定さが垣間見えるシーンもあり泣かせてくれました。その塩梅がちょうどよかったです。
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この表紙のかんじで、「面白くなさそう…」と思ってしまっていたのですが'(笑)意外とスルスルと面白く読めました! 音楽が関係するおはなしだからかしら。。。
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山のなかに埋まっていた、買った記憶もなかった本。
ブラバンに引っ張りこまれ、ドラムの虜になってしまった中学生男子が主人公。ふつうならクライマックスになりそうなコンクールの場面が明暗の転換点になって、後半ドラム少年は家庭のトラブルに振り回され、クラブ活動どころではなくなってしまう。
「ドッタンドドタン」といった擬音からビートの魅力が伝わってこないのが残念だけれど、物語の魅力は十分。