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望郷の道の下巻がなかなか届かなかったので、雪見酒さんの「天球儀の海」の感想のところで、おびのりさんが私におすすめ下さった一冊を先に読むことに(^^)
BLの話をしていたので、きっとBLというジャンルなのだろうと思い込んで読み始めた。
とある精神科。
ある日受診に来た男の相談を、看護師の男は忘れられずに気になっていた。
男は、
「僕は大人の女性を愛せません。僕の好きな人は、大人でも女性でもないんです。」
と精神科医に話していたのだ。
ほうほう。。。
この看護師さんと、患者さんの愛の物語が始まるのだと思って読み進めると、ぜーんぜん違う(笑)
え!?BLってそういうヤツじゃないの!?
そういうヤツじゃなかったです。
この物語は、2人の小児性愛者が描かれる。
普通じゃない性癖。私には全く理解出来ないのだが、好き好んでそのような性癖に生まれたわけではない者の苦しみが妙にリアルに描かれていた。
クソ生意気な小学生を襲うシーンは、やってしまえ!と怖い妄想をする自分もいた。
私も十分いかれているのかも知れない。
自分の好みとは全く違う本だったが、これはこれで結構読ませますなぁと思った(笑)
そのうち、「箱の中」もいってみようかなぁ。。。