児童書だったのね
2024/07/11 11:23
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
確かに、ファンタジーだしね。
やっぱ、小学校中学年くらいだと、女の子のほうが精神的に成長してるなあ。
これからどうなるのかな。
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「七夜物語」という本を最初に触ったときにピリピリと感じ、読んでも読んでも内容を覚えていられないなんて。この物語がこの先どうなっていくのかを序盤から期待させる。
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第一印象が "おとなしい" さよちゃん。あれれ?でも案外しっかりしてそう。頭でっかちでクラスで浮いてる仄田君と何とかうまく付き合ってる感じ。でもこの先待っているらしい七夜物語の世界を上手くわたっていくことが出来るのかしらん??
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児童書の括りで良いのでしょうか。
表紙がとっても素敵。
見るだけで、私自身も本の中に入り込んだ様な気持ちになります。
小学四年生の男の子と女の子。
絵本の物語の世界への冒険。
あーこれは小学生の時に出会いたかった本だなぁ。
大人になった今でもこれだけワクワクして読めるのだから、当時の私なら更に楽しめただろうな。
二人の男の子と女の子はそれぞれ片親なのです。
子供といえど、自分の置かれている境遇とちゃんと向き合っており
それが何とも切なくなります。
頑張れ二人とも。
中巻へ続きます。
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久しぶりの川上さん。
タイトルと酒井駒子さんのイラストのマッチングさにフラフラと。
シビアなファンタジー。
でも子どもの時を振り返ると、大人よりずっとシビアな世界にいたような気がする。
まだまだ暗い夜の世界。
中巻に続く。
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逃げ道としての本という存在を,生への救いの道として不思議な物語が紡がれる.子供にとっても,かつて子供だった者たちにとっても,自らが望めばいつでもそれは救いになり得る.
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ネタバレを極力避け、
雰囲気と文傾向、シナリオ構成についての感想をば。
絵本であれば「おしいれのぼうけん」
児童文学であるならば「ナルニア国物語」を感じさせるストーリー展開。
また、川上さんの作品がそれまでそうだったように、
登場人物の性格を示す文章は、
まるで日記を読んでいるかのように想像しやすく、
読んでいてとても楽しい。
長編ではあるのだが、
章によってそれぞれ物語が紐解かれていくので
少しずつ読み進める方にやさしい構成になっている。
これから読書を習慣づけたい方にとっては
入門編としても非常に優秀。
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わくわくするファンタジーながら、大人の心に触れ始めたこどもの心をしっかりととらえています。小学生の頃の気持ちを思い出すような作品です。
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過去に読んだ川上さんの作品の世界感というか、雰囲気があまり得意じゃなかったので、この作品はどうだろうと恐る恐る読み始めた。
あまりにも風変りな母親の登場に、序盤から「あぁ、やっぱり苦手かも」と思いつつ、読み進めていく。
上巻を読み終わる頃には、この物語の虜になっている私がいた。
さよちゃんと仄田くんが、『七夜物語』の世界に入ってから、どんどん面白くなっていくのだ。
クラスという枠の中から、ちょっと外れ気味の二人が、この先『七夜物語』から与えられる試練を、どうやって乗り越えていくのか。
この先が、とっても楽しみ!!
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面白かったです。
川上弘美さんの優しくて、でもちょっとひりひりするお話と、酒井駒子さんの素敵な絵がぴったりです。
児童書のようなファンタジーなのですが、大人が読んでも充分面白くて引き込まれます。
さよと仄田くんは試練を乗り越えられるのか、続きも楽しみです。
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うーん、途中までは、これからの展開に期待したけど、サクサク話が進まないからめんどくさくなった。仄田くんうざいなー
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読みやすかった♪
児童文学かと思いきや、『子どもの世界』の残酷さや子ども目線の大人たちの描かれ方がとてもおもしろかった✨
あたたかさとちょっぴり切ない気持ちを残してくれる作品
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上巻終了。なんだかおもしろいことが起こりそうな予感はする。さよとクラスメイトの仄田くんが不思議な本に出会いその物語の世界に入り込む。エプロンをした料理上手のネズミ、夜、はちみつ色、影、口笛、眠り。魅力的なものがいっぱい。さよと仄田くんも抱えているものがあって。さて中巻下巻とどう進んでいくか。展開がスローでじれったくもある。
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ねずみが大好きなので表紙に釣られて手に取った、小学生の辛辣な人間模様が辛いけど後半にいくにつれどんどん引き込まれて早く二巻が読みたくなった、楽しくもまがまがしい夜の描写がすごく好き。グリクレル好き、私の人生も見守ってくれ〜〜
1巻で二夜まで終わったけど七夜まで続くのだろうか
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エッセイの文章がささり 初読
イラスト酒井駒子氏! 児童文学の摩訶不思議な雰囲気にピッタリ
ページ下に小さくイラストがあって こんなに沢山見られるのは嬉しい
作品も 最近は先を想像しながら読むような小説が多かったので
ページをめくるたび どうなるかドキドキするのは久しぶり
上巻で五つ目の夜に突入したけれど 下巻はどうなって どういった結末になるのだろう?
(衛生面から表紙の鼠は悪役だと思い込んでいたスミマセン)
「それにね あんたたち人間は そうでなくても自分で考えようとしないんだから 説明なんかしたひには すっかりわかった気になって ますます考えなくなることうけあいなのさ」
『上の方にいる子たちは…ひそかに無視されたり だめなものとしてじろじろみられたりしたことが ないから…だから 何も悩まずに簡単に人の上に立つことができるし そのことをたいして喜びもしない そもそも 自分が人より上に立っていることに 気づいてさえいないかもしれない』
『自尊心とは…へりくだる心を持っている ということである…自分よりもすぐれた人は たくさんいるんだ …生きていくためには…助けがいるんだ…でもそういう自分にだって いくつもいいところがあるんだ』