紙の本
短編もまたいい
2021/04/10 09:58
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投稿者:吉村ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりに新津さんの作品を読みました。
とくに「絶縁」が最高!
避けようとしてもめぐり合う、宿命の人。
そんなひとが人生にはかならずいるのでしょう。
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絶縁/永久に/引き際/余命/陰のコレクター/
彼女のステージ/死ぬまでにしてほしい五つのこと
きっぱりとした、手放さない、先を見据えた、先のない、
先の見えない、希望を持った、振り返る、
それぞれの終わり。そこから次が始まりいつか終わる、繋がっていく多くの果てしない世界。
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短編集7作品。物語の終わり方に主人公や登場人物の新たな人生の始まりを感じた。「彼女のステージ」「死ぬまでにしてほしい五つのこと」のジ・エンドが好き。
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短編集で、どれも安定して面白かった。少し最後を「イヤミス」風に持っていく感じが、そうしなくてもいいのにと思ったりもしたけれど。
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物事の終わりをテーマにした短編集。
女性視点の作品が多い。
最初の「絶縁」が結構面白かった。
いじめにはじまって、いじめに加担(仕方なく)していた女性と虐められていた女性が結婚で義姉妹となり、ゴタゴタする話。
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【収録作品】絶縁/永久に/引き際/余命/陰のコレクター/彼女のステージ/死ぬまでにしてほしい五つのこと
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「終わり」をテーマにした短編集7編。
死であったり、別れであったり「終わり」から新たな展開を描いた短編。
勝手に装丁とタイトルからミステリーかと思っていたけど、イヤミス系というか最後に毒が残る感じの話。
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ガツンというものが無く、物足りない感じ。
でもそれが逆にいいのかも。
「死ぬまでにしてほしい五つのこと」が好き。
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続きが気になり一気に読んだ。
思いがけない結末になった「陰のコレクター」
温かい気持ちになった「彼女のステージ」
が良かった。
読んでいてゾクっとするこの感じが新津きよみさんらしくて好き。
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死、別れなど終わりをテーマにした短編集。
少しイヤミス要素が入っているところが面白かった。
(図書館)
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「絶縁」「永久に」「引き際」「余命」「陰のコレクター」
「彼女のステージ」「死ぬまでにしてほしい五つのこと」
7話収録のオリジナル短編集。
タイトルのジ・エンドが示すように、人生における様々な終わりが題材となっている。
友人や婚家との絶縁、転職、結婚、死別など、どれも身近に感じる内容でリーダビリティが高く一気に読める。
印象に残ったのは『絶縁』
中学時代のイジメから30年以上経過しても接点のある二人は絶縁と言うより腐れ縁の様で皮肉な末路を感じた。
『陰のコレクター』
主人公の歪んだ行為の末、待っていた結末にゾクリとする。
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ミステリアスな短編集。後味の悪さというものは感じられなかったけれど、それぞれ捻りの効いたオチが用意されていました。「陰のコレクター」が温かい感じだと思ったら、「おっ⁉」という展開で面白かった。