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現実の世の中が瀬尾さんの物語に出てくるような人ばかりならいいのに。彼女の本を読むといつもそう思う。
心が広く善良で柔らかい人たち。
自分はメンタル疾患でもPMSでもないが、それでも実際はもっと過酷で残酷で世間や周りの人間は非情なんだろうなというのは容易に想像できる。
だとしても、それはそれこれはこれというスタンスで読み切った。
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読んだだけで人に優しくなれそうだ。
私はこの気持ちになるために
小説を読んでるのかも。
今回も最後の最後で泣かされた。
まぁもういつものことだけど。
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今回も瀬尾さんらしいあたたかい物語でした。
なんとなく気の抜けた感じも健在。
人が少しずつ前を向いて歩き出す、そんな物語。
読み終えてタイトルの意味が心に染みました。
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PMSとまではいかないけど生理の悩みが尽きず漢方薬を飲んでおり、10代の頃にパニック障害に悩まされた自分としては他人事ではない作品だった。飲んだことある薬、人に言えなくて強がる自分。昔の自分が大好きだったあの頃。それでもいい人達に出逢い、今の自分を認められるようになる過程に覚えがあったので最後は涙。ほんと、心因性とか、たかが生理でと思わず、色んな人に見つめ直してほしい。優しい人達に出会えた主人公たちは幸せ者だな
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意図して読んだ訳ではないけれど、新年最初に読んだのがこの作品で良かったなと思った。小さくても希望を感じられる、温かい物語だったから。
彼女ほどではないけれど、私も生理前は腹痛と腰痛がひどく、精神的にも不安定になってすぐイライラする。更年期はどうなるんだろうと心配している。
大変なのは自分だけではない、もっと大変な人もたくさんいる。でもそれでも皆さんなんとか頑張ってる。そう思えるだけで少し救われる気がする。そして、自分も他人に寛大で優しい人になりたいと思う。
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元気が出た!瀬尾まいこさんの小説は、いつも元気をもらえる。幸せな気持ちでいっぱい。
栗田金属、最高の職場だな。
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【待望の、本屋大賞受賞後第一作。渾身の書き下ろし】突如襲ったパニック障害にPMS。人生は思っていたより厳しいけれど、救いはそこら中にある。暗闇に光が差し込む、心に優しい物語。
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100%じゃなくていいのだよ、わかってくれなくてもいい
ただちょっと知ってもらえたらそれだけでうれしいんだよね
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パニック障害とPMS(月経前症候群)の二人の主人公と彼らの職場の人々との日々が描かれた、心が暖かくなる話。それぞれ病気を持ち、生き難さを抱えている二人だが、優しい人々の存在に気づく。生きるっていろいろ大変な事もあるけど、世の中捨てたものじゃないと思える話。
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すごいすごい感動した。パニック障害、PMS(月経前症候群)がこんなにも苦しくて、つらいものなのかと読んでいてつくづく感じました。日々楽しいことがこの先あるなと感じながら生活して行くことが当たり前なのにどうしてこんなにつらいことになってしまったのか考えてしまいました。普段当たり前の普通の行動が、出来ないこんなつらい事はないです。美沙と山添君の行動がおかしくもあり、楽しくもありほのぼのとした気持ちになってしまいました。美沙と山添君の今後のことが気になってしょうがないぜひ続編を期待します。この作品を読んであなたも興奮してください。涙してください。感動してください。
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かなりリアルで、あ〜わかるわかる。と共感できるし、パニック障害の詳細な部分の描写も細やかで、実際はそうなんだなぁと新たな発見にもなった。
薬剤師をしているが、薬もしっかり出てきて、おおっ!となった。
すぐ世界に引き込まれて一気読みでした!
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パニック障害とPMS。
どちらが辛いかなんて分からない。
人が抱える辛さは質も量も人それぞれだし当然、比べようがないのだ。
そんな簡単なことを忘れて自分がしんどいとき自分ばかりが辛い顔をしてはいなかったか自問自答した。
藤沢さんと山添くんのようなレベルで支え合える関係を築くのはなかなか難しいかもしれない。
だけど「自分も辛いし人も辛い」それを知っているだけでも少しは人に優しくできそうだ。
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プチ鬱?パニック障害?PMS?って思ってた自分自身、書かれていた症状や対応策に、かなり納得。リアルすぎ。そして、、、まったく社会から一旦身を引く経験をしたが、立ち直りや周りへの評価が変わっていくこのストーリーに、ものすごく共感した。
理解者がたった1人いてくれて、ほんの少しの想像力で寄り添ってくれたら、それだけで救われる。ひとすじ光が差す。その光がみえれば、少しずつ出来ることが増えて行き、もしかしたら世界が少しずつ明るくなるかもしれない。その理解者の1人に、もしなれるとしたら?と思った。これを読む一人一人が、そっち側になったら…こんなに凄いことはない。うん、私はそうなりたい。
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山添君がみるみると回復していく様子が読んでいて感動しました。
山添君と藤沢さんは大きな困難があったからこそ、徐々にではあるけど、小さな幸せを噛み締めて笑い合うことができてると思うと自分の苦しみも今後の人生の中で幸せを感じ取るためのスパイスになるのかな、と考えさせられました。
先週、復職したばかりの自分と重なる部分が幾つかあり、読んで良かったと思える一冊でした。
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大好きな瀬尾まいこさん。
私は瀬尾さんの本からいつも「愛の形は色々だよ」というメッセージを受け取っています。
同じ職場で働く2人はお互いが抱えている苦しさを知ることで段々と距離が近づいていく。
互いに相手の苦しみが少しでも軽くなったらと行動する姿が温かくて。
けどその関係が恋でも友情でもないところがとてもとても良いのです。
これぞ瀬尾まいこの描く愛の形なんです。