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哲学と言われると、一見難しそうで敬遠されがちですが、知識や技術よりももっと身近なもので、ワクワクするものだと言う事を感じられました!
構成も分かりやすく、サクサクと読み進められました!
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飲茶さんの哲学入門は、本当にわかりやすい。
しかも、今回は体験談も入っていて、さらに身近に感じました。
飲茶さんが、どうしてこんなにもわかりやすい本を書いていらっしゃるのかもわかりました。
その意味では、飲茶さんのやりたいことができているのだと思います。
また、読後はいつも胸が熱くなります。自分の「力への意志」に働きかけてくれるからでしょうか。
私も、いつも人からの評価を気にしてばかりだけれど、まずは、自分を肯定してあげたいと思います。
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ニーチェの思想について対話形式でわかりやすく書かれている本。
人生の意味や奴隷道徳など勉強になることが多かった。
人はこうあるべき!などの世間や自分の考え(解釈)に縛られることで不幸にはなりたくないし、人に自分の価値観を押し付けることのないように気をつけたいと思う。
また、これまで良いものであると教えられてきた「道徳」も弱者のルサンチマンによるものであったという思想には、考えさせられるものがあった。
SNSなどで人とつながりやすく、様々な人の価値観や情報を目にしやすくなった時代に確固たる自身の意思に基づく「超人」になることは難しいかも知れないが、自分の中に人生の軸や自分なりの楽しみを持つことで幸せだと感じれるのであれば、少しでも近づけるよう心がけていきたい。
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なんとなく難しそうだなーって思っていた哲学に対して、面白そうと変わった良書。
定期的に見返したい。内容もポップで取っ掛かりやすい
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飲茶さんの哲学本は本当にわかりやすく、初めて知って興味を持つには、最高だと思います。
ソクラテスから入り、ニーチェを学んでみたという哲学初心者ですが、もっと実存主義の哲学を知りたいととても興味を惹かれました。
人生に意味がないのはわかったけど、その事実とどうポジティブに向き合ったらいいのか?将来、会社で活躍している(同僚の上を行き、尊敬される)ことが本当に目指すべきところなのか?という問に、答えを出せない日々でしたが、この本を読んでぼんやりとした答えが出た気がします。
人生には意味がない→”今”を肯定することを積み上げれば、人生を肯定できる。それで十分。
会社での活躍を目指すべきか→その先にあるのが、他人の目を通した”いいな”という価値観の獲得であれば、目指さなくてよいし、目指すべきではない。会社を選ぶきっかけになったのは、「ITを使えば、何か面白いことができそう」というワクワク感だった。ITを使うためにはまず理解して実践経験をつもうと思い、会社を選んだが、大事なのはワクワク感の方。今の会社でITスキルを向上させるのは良いとして、じゃあそれを使って、もしくは使わずに、何をすることが自分にとって面白いことなのか、ワクワクすることなのか、そこを突き詰めて考えていったほうがよいと思った。
そんな感想かなあ。
以下、メモ
・ニーチェのすごいところは、西洋世界を何千年も支配する、価値のあるものは、常に未来に存在するという思い込みを、永劫回帰によって転覆させたところ。
・ 非現実のものが人生の意味を与えてくれなくなったとき、自分で自分の人生を肯定できる超人になるしかない。
・すべての運命を自らの意志で肯定できる超人になる以外、この不条理な世の中で生きててよかったと言える人生、本来の人生というものは起こり得ない。
人間は、社会から押し付けられた架空の価値観に振り回されています、自分が不幸だと思いがちである。
↓
そもそも人間は、意味も目的もなく世界に放り出された現実の存在であり、あらかじめ人間自身にせれている意味や価値などない
↓
社会から押し付けられた架空の価値観にとらわれて、不幸にならなくてよい
↓
すべての意味を否定してしまうと、人間はニヒリズムに陥り、生の高揚感を失う
↓
いっそニヒリズムの世界をまるごと受け入れ、自分の意志で今この瞬間を肯定して生きよう
・世界に事実はない、すべては解釈だ
自分たち自身が勝手に生み出した〇〇や××などの意味付けが先にあり、それを自分たちが勝手に当てはめて世界を解釈しているに過ぎない。
↓
私達は真の事情についていくらでも疑えるので、絶対的に正しい事実や、絶対的に正しい解釈に到達することもできない。
↓
世界とは確実なことを一切知りえない不可知な存在であり、もっと不明瞭で不可思議で未知のものであった。
・生き物は必ず常に自己の力を拡大させたいという、力の意志をもっており、それこそが生物本来の自然な欲求であ���
力への意志=より強く成長したいという想い=生物本来の自然な欲求
芸術=自分にとってよいものを目指してそれを表現する行為
ex.今の自分を乗り越えて、より高みを目指したい!
なんか面白いことをしたい!
めちゃくちゃ強くなりたい!
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飲茶さんの書く哲学書は分かりやすいし、所々笑いが出るぐらい言い方が面白い。
今、社員になるために就活をしていてる。大卒でアルバイトは悪だと思っていたから。でも、これも全て他人の価値観である事に気づいた。
自分にとって良いと感じること、もっと自分と向き合うことからまずは始めようと思った。
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ニーチェは「狂人」としばしば扱われ、ソクラテスやプラトンなどの歴史と絡ませた哲学を勉強することが優先されるが(私自身がそうでしたが)これは非常に初心者に優しい!
岩波新書などでもニーチェはあるが、やはりアカデミックすぎてとっつきずらい。
表紙も抵抗ある人からしたら嫌だろうけど、もしニーチェに興味持ったらこの本から!
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ニーチェの代表的な考え方の入門としてとても分かりやすい本です。
ニヒリズム、ルサンチマン、奴隷道徳、永劫回帰、力への意志といったニーチェの考えを会話形式でわかりやすいまとめてくれています。
本書にも書いてある通り、実存哲学は知識として理解するだけではなく自らが体験することが大事。
事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。
というニーチェの言葉を噛み締め、日常の体験をどう捉えるかがニーチェの言う超人へとつながる第一歩なのだろう。
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本当に入門書だな、と思った。ニーチェの概要がわかった。
次は、ニーチェをもっと深掘りできる本も読みたい。
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飲茶さんの本がわかりやすくて、いろいろ読んでいるうちの一冊だった。
ニヒリズムから始まり、ルサンチマン、超人・永劫回帰、大いなる正午・力への意志など、ニーチェを代表する言葉の解説がされていた。
問答形式で本当にわかりやすく、さらっと最後まで読むことができた。
自分なりの解釈をまとめておくと、
神は死に、生きる意味も死ぬ意味もない世界でどうやって生きていくかのか?
今を噛み締め、実存する自分の感覚を頼りに生きていく。いつの間にか周りから押し付けられた価値観に縛られることなく、自分の美学を推し進めていく生きかたこそ、これからの時代の生き方なのだ。
そして、最後のアキホ(仮想の対談者)さんからメッセージを聞いて涙を流してしまった。
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飲茶さんの本、2冊目。今回も分かりやすくて面白かった。ニーチェなんて、とても自分1人で読めるとは思えなかったので、これまで触れもせずにきたけど、後悔です。
飲茶さんの人生にも触れて教えてくれるニーチェの哲学。今、正に常識やこうあるべきという価値観に押し潰されそうになっている。でも、力への意思と芸術をもって生きていたいと思えるようになっている。
ニーチェを敬遠してきたから、他のニーチェの入門書を読んだことがない。だけど、タイトルに偽りなしだと思う。最強のニーチェ入門書が読めて単純に嬉しい。ニーチェを読んでみようかという気持ちになっただけでも大きな一歩だ。
飲茶さん、ありがとう!
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哲学知識ゼロで読み始めたが、知識がない人にもわかりやすいようにニーチェの考えを噛み砕いて書いてあるので理解し易かった。また、著者とキャラクターの会話形式で進んでいくのでさくさく読めた。最近、生活の中で漠然とした息苦しさがあったが、読み終えた後はそれがクリアになった。また必ず読み返すと思う。
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ルサンチマン 弱者の嫉妬
キルケゴール 絶望は死に至る病だ。
実存哲学(黒哲学)
本質哲学(白哲学)
ニーチェおもろいな。
末人
永劫回帰
なんか、今までの人生をなぞってきているようだ。。。
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ニーチェとは哲学とは何かと思っている人に最適な入門書。
対話形式の記述になっているのでとても頭に入りやすく理解しやすい内容になっている。
それでも一度では理解するには難しいところではある
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タイトル通り非常にわかりやすく一気に読むことが出来た。現代でも分かりやすいような例を出してくれているので、共感することが出来た。
「最強」とわざわざ付けたのは、作者がニーチェをリスペクトしてるからこそだと思いました。
(厨二病が反応しそうな名言を数多く残しているので)