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読んでいるだけでゲッソリしてくるような料理から、見るからに美味しそうな料理まで、いろんな辺境メシが目白押しの一冊だった。
土地や気候が違い、人々の習慣が違えば食べるものだって違う。土地の料理は文化なのだと改めて思った。
タイの田んぼフーズや中国の胎盤餃子は強烈だった。韓国のホンオは、うっかりすると気絶するほどの危険なのになぜ食べ物として成立しているのか不思議だった。怖かったのはアマゾンの幻覚ドリンク「ヤヘイ」。
コミュニティ料理が興味深かった。「なぜそんな手間と時間をかけるのか?」と思っても、日本にも餅つきがあると指摘されればたしかにそうだ。異文化って面白い。それにしてもいろんな思いでお腹がいっぱいになる本だった。