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とある研究所から発見された人間とチンパンジーの遺伝子を持つヒューマンジーと、彼を利用しようとする自然愛護テロだ組織の話。(作中でもチラリと出てくるけど)世代的にはオリバー君を思い出す。
テーマは動物愛護やヴィーガンといった動物の権利ではあるが、比較対象が存在しないため特権化されていたともいえる知的生物としての人間を相対化する存在としてのヒューマンジーの登場が人ど動物の関係性をどのように変えていくのか興味深い。
今の所、悪役である動物愛護テロ組織も何か裏がありそうで、サスペンス物としても一級品の面白さ。
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これぞというぼどのアフタヌーン感。
人間社会で生きざるを得ない半分ヒトの主人公。
「チャーリー」の「ミギー」のようなセリフに、
寄生生物のでてこない『寄生獣』を読んでいるかのような感覚。
ヒューマニズムとは……。
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最初表紙のチャーリーが少し怖かったけど読んだらだんだん可愛いと思った。ストーリーもけっこう深い内容で読み応えある作品でした。2巻出てんのかな。
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3巻まで一気読み。絵も綺麗な上に、ストーリーが深い。何が正義で悪なのか、3巻読んでも分からない。書ききれない数々のテーマが隠れていてどれを取り出してよいの悩む。
実写映画化して欲しいけど難しいだろうなあ。
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本屋で1話だけの試し読みをした。
一瞬で読み終えてしまった。
即購入し、家で3巻まで一気読み。
ここまで現実世界から漫画の世界に引きずり込まれたのはいつぶりだろう。
漫画を読んででついスマホを触ってしまうなんてこともないくらいズブズブに浸かってしまった。
チャーリーは何にも染まっていなくて、羨ましくなるくらいのヒューマンジー。
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ダーウィン事変(1)(アフタヌーンKC)
著作者:うめざわしゅん
発行者:講談社
タイムライン
漫画家。作品集「パンテイストッキングのような空の下」が「このマンガのすごいところ」2017年(宝島社)の男編第四位にランクインし、話題となる。
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【あらすじ】
テロ組織「動物解放同盟(ALA)」が生物科学研究所を襲撃した際、妊娠しているメスのチンパンジーが保護された。彼女から生まれたのは、半分ヒトで半分チンパンジーの「ヒューマンジー」チャーリーだった。チャーリーは人間の両親のもとで15年育てられ、高校に入学することに。そこでチャーリーは、頭脳明晰だが「陰キャ」と揶揄されるルーシーと出会う。「テロ」「炎上」「差別」……ヒトが抱える問題に、「ヒト以外」のチャーリーが、ルーシーとともに向き合うヒューマン&ノン・ヒューマンドラマ。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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チャーリーはチンパンジーの母と人間の父を持つヒューマンジーだ。
養父母に大切に育てられている。
高校に通い始め、チャーリーを中心に社会が揺さぶられていく。
〇深く人間や生命のありようについて考えさせられる
…のに、エンターテイメント作品であるところに凄みを感じる
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マンガ大賞受賞作品のダーウィン事変 。新聞広告のQRコードから試し読みしたら面白くて、すぐに既刊4巻購入。
命に軽重はあるのか?とか、テロってなんなのか?とか考えつつ、チャーリーとルーシーのやりとりににやっとさせられたり、「動物解放同盟」がこれからどんなことを仕掛けてくるのか心配だったり。
ルーシーが表情豊かなのに対して、チャーリーはいつも淡々としていて、それはこれからどうなっていくんだろう?
新刊が楽しみなマンガが増えてうれしい(ゴールデンカムイ完結しちゃったしね)。
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ちょっと衝撃すぎる
物語の理解の前に衝撃がずっとあって理解が追いつかない感じ、これは僕の整理能力が弱いだけなんだろうけど…
一番複雑なのは論点がやたら多く提示されていることに由来するのでは。それが一般的な読者の価値観を揺さぶることに繋がってる。
ストーリーのイロモノさを面白いエンタメに昇華できている大きな要因はキャラの良さなんじゃないだろうか。主人公と友達の女の子がかなり魅力的に見える。
あと敵役?に当たるヴィーガンテロ組織がやたら悪く見える描き方をされているのは仕方ないのかもしれないけど、きっと現実には彼らなりの正義も存在しているんだろうなとは思う。
おそらく作者自身が作品中で取ろうとしているスタンスに近いのは義父役の教授が食卓で話していた内容で「完璧はないけれどベターな選択肢を選ぶことはできる」みたいなものなんじゃないだろうか。過激派はやっぱり暴力的な手段に訴えるトロも含めて不正義ではあるのだろう。
あとすごいと思ったのが、写実的な絵がうますぎる。これはそもそもそういう風にアウトプットするのがウケない作品に合わないからしないだけかもしれないけど、海外の人間を海外の人間らしく描く人って少ない気がする。偉人伝記マンガとか左ききのエレンくらいとかか。
海外の人間が本当にリアルに見えるし、動物の描写が色味を加えずにディティールまで丁寧に書かれている。それがどことなく不気味な雰囲気や生々しさも雰囲気に加えてる。
テーマが爆弾だから展開はじっくり遅めでも全く飽きない。
この先正直どうなっていくのかが全く読めない。
伏線らしい情報は箇所箇所に挿入されていたけど、エンタメ的な物語の広がりはどうやって作るんだろう?
あと作者編集がこの分野について色々勉強したんだろうなと思った(生半可な理解で世に出したらネットで炎上することが目に見えているから)
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話題だったので購入。
結構重い話というか哲学的な話というか。
全然関係ないけど、チャーリーという名前を見るとアルジャーノンを思い出します。
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文化庁メディア芸術祭受賞マンガを読んでみよう大会。
おおお。これは噂通り面白い。
映画NOPEとLAMBの間に読んだのでなんとも言えん気持ちに。
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麒麟の川島さんの番組でおすすめされていて読んでみた。
おもしろい。物事の見方が変わる。
存在によって、見え方は違うし、発想も異なる。
どんな展開になるのかわからないが、楽しみである。
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動物の解放をめざしカリフォルニアの生物研究所に突入したALAの一味は、そこで人間とのあいの子を孕んでいるチンパンジーを発見。生まれたヒューマンジー・チャーリーはチンパンジー研究の権威スタイン夫妻に引き取られ育てられた。
ハイスクールに通い始めたチャーリーは、知性も身体能力も高く、周囲から浮いてしまうが、ルーシーという女の子と仲良くなる。
動物解放を目指すALAはステーキ店爆破などの過激な犯行に及ぶ。彼らは自分達の主張を認めさせるためチャーリーを誘拐しようとルーシーに近づき、スタイン家を襲うが、チャーリーに阻まれる。
チャーリーはALA一味のいるホテルに乗り込み、警察への出頭を勧める。彼らはチャーリーと共に警察に向かうが、これはチャーリーを凶悪犯に仕立てるわなだった。
絵柄が綺麗。ストーリーもスマート。舞台がアメリカだが、いかにもハリウッド映画とかにありそうなお話。
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深い。
本当に深いストーリー。
チャーリーの聡明さが胸を打つ。
最初は息を飲んだビジュアルも、すぐに愛らしくなった。
関係ないけど、チャーリーとルーシーってピーナッツみたい。