投稿元:
レビューを見る
ある朝、突如失踪した月曜日。刻々と失われていく月曜日の痕跡と記憶の彼方に埋もれた約束を取り戻すべく、決然と立ち上がった若きサラリーマン、ナカガキとその高校時代の仲間たち…
で?
みたいな感想です。
森見登美彦風何が何だかの…やっぱり恋愛小説なんでしょうかね。これ?
「ちょっと泣きそう」「やっぱ大丈夫そう」なテンポの良い筆運びは嫌いじゃないです。
投稿元:
レビューを見る
うーん、なんだろうこれは?
タイトルから推察される通り、突然月曜日がなくなってしまった世界で、月曜日を取り戻すために奔走する物語。
設定からしてファンタジーなので、破天荒なストーリ進行は分かるとして、細かいところの描き方が足りてない。
主人公とヒロインの関係性が薄い。同級生のキャラ設定は個性的なのに、その個性を活かした活躍の仕方が中途半端。対立する宗教団体がよくわからん。敵が敵として描かれてないので存在理由が希薄だ。
森見登美彦が好きなんだろうなぁと思える表現があちこちに見られるが(むしろ全編通してだが)、表現が稚拙でクドい。ウイットに富んだ例え表現が、むしろ読むテンポを悪くしている。
いろいろ悪い点を書いたが、物語終盤にかけての疾走感や、いろんな人物や組織が一点に収束していく感じは心地よかった。
もう少し筆を重ねれば面白い作家さんになるんじゃないかと思う。将来に期待して、点数は厳しめに採点。
ちなみに中村倫也主演の映画「水曜日が消えた」とは全く関係ないみたい。
投稿元:
レビューを見る
スピード感があり、サクサク読むことができました。
ナカガキの言葉のチョイスがユニークで面白かったです。ロック、ダザイ、カイワレ、サンボもそれぞれ個性的で、登場人物のキャラが魅力的だなと感じました。
貴重な7日を自分が心地よく過ごせるように、受動的冒険を続けていきたいと思いました。
投稿元:
レビューを見る
当たり前にある日常の視野を広げてくれる本。
日常系のアニメや漫画を見ているようなポップでテンポのよい文章で、すごく読みやすい。
月曜日が死ぬという発想や展開も個人的には好き。
時間の概念や曜日の概念、平日、休日の概念など、当たり前に感じている日常を、少し疑って考えたくなる。
投稿元:
レビューを見る
休み明けのブルーマンデーこと月曜日が突然姿を消す。時間の経過と共に人々の意識からも月曜日が消えていき月曜日の完全な消滅が迫るー!
月曜日を取り戻すべく奮闘するアラサー男子のコミカルな冒険小説。
投稿元:
レビューを見る
#読了 独特の言い回しがどうも鼻につき、序盤のなかなか進まない展開にイライラしてしまった。序盤は表現の拙さも目立ったような気がする。とはいえ、後半になると話のテンポも良くなり、言い回しも慣れてきたのかすんなりと読めて楽しめた。
私も学生の頃は「受動的冒険」を期待したりしてた。個性的なにか仲間たちと夜の街を全力で走り回りながら冒険するのはさぞかし楽しいことだろう。
投稿元:
レビューを見る
同年代で本心がキラキラしてない人に読んでほしい、短めでサクサク読める本。
前向きになれるとかそういうのではないけど、多分忘れてきた何かを思い出す、火花くらいのきっかけになる。
投稿元:
レビューを見る
月曜日がストライキかぁ、ふむふむ。と思いながら読んでたら、どんどん熱を持った物語に…!そうだなあ…【月曜日】の気持ちを考えた事なんてなかった。灰色の人生を物事や人や、月曜日のせいにしてはいけない!月曜日にお酒備えようかな…(笑)