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おじいちゃんの昔語り感がすごい。
まあ、世代が違うので仕方ないし、現代の論調で書くのも難しいだろう。
ただ、出来事が表面的な出来事の羅列に感じるし、取り組んだらプロジェクトの話もやったことしか書いておらず、課題やなぜそれに注目したかなど、本質部分がごっそり抜けてる。
いわゆるおじいちゃんが「昔こんなことあってなぁ」みたいに話してるような本。
流石に示唆が少なそうなので前半でそっとページを閉じた。
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/_/ この本を選んだ目的 _/_/_/_/
多面的に組織の現状を捉えて、向かうべき方向性を定めて、メンバーを動機づけていくことが、どうにもできていないため、いろいろな本を読んで、現状を振り返ってみようと思い、ヒントになりそうな本として、ブクログのみなさんの評価と、感想をヒントに、この本を選びました。
/_/ 概要 _/_/_/_/_/_/
伊藤忠商事で、新卒で入社して、トップまで登りつめた丹羽(にわ)さんの管理職としての成功、失敗体験が綴られています。
序盤は自身の経験を語り続けるので、年配の人と酒を飲みにいったとき状態でした(笑)。時代背景も現代と大きく変わるため、参考になる要素は低いです。
四章、五章で、面白いコメントがでてくる感じです。
/_/ 感想 _/_/_/_/_/_/
前半は読まなくてもいいかな、という内容で、四章、五章を読むといいと思います。
とにかく、丹羽(にわ)さんは、仕事人間だな〜と、感じました。とくに、ワークライフバランスの捉え方が面白い。
■ワークライフバランス
・仕事の効率化で自由になる時間を増やし、その時間を使って仕事で成果をあげるために勉強と努力を続け、スキルを身に付け、そのスキルによって仕事をさらに効率化させて生活の充足を図るという好循環をつくること。
業務時間外で学び続けることは必要だと思っています。わたしは、働きながら学校行ってますし、仕事に活かすための学びは大切だと思ってます。だけど、ワークライフバランスのこの解釈は、さすがにすごい。ちょっと引いちゃいます。
結局は、何を目指すのか、が、しっかり定まっていないと、いけないなと、思います。わたしは、何歳になっても、目指すものを探し続けている気がしますが、まぁ、それが自分の人生だと思って、いつまでも探し続けるのも面白いですかね…
/_/ 具体的にどのような点を学習したか? _/_/_/
■三大要素
・三大要素の話は面白かった。「人間として認めるって、何言ってんだよっ」、という人が多いかもしれないですが、これが、結構響きました。私は、きっと、人間として認めていないのかもしれないと…
・大事なのは、部長が部下の存在を人間として認める。仕事を信頼して任せる。よくやったときに褒めること。認めて、任せて、褒めるが、人材育成の三大要素。部長が部下をうまく使えない場合は、この三要素のどこかが欠けている。
■誰かと共有
・やはり、喜びを共有すること、そこにつきる。一人で成果を味わっているだけではダメ。
・一人で喜びを味わっているのなら、それは自己満足に終わる。本当の喜びとは、誰かがその喜びを共有してくれる、一緒になって喜んでくれることにあり、そこに仕事の感動がある。
・経営者にとっても従業員にとっても一緒に仕事をしている人たちが喜んでくれることが一番大事なことであり、働く意味の真髄はそこにあると思う。
■部下に助けてもらう
・部長として成功するかしないか、それは自分と一緒に死にものぐるいになって仕���に打ち込む部下がいるかどうかにかかっていると考える。
・そう、そんな風に考えたことはなかったな…
/_/ 具体的にどのような行動をするか? _/_/_/
・メンバーの良いところに目を向けて、それをのばすためにどうすればよいか考え、行動する。
・皆で成果を共有するためには、どのようにすればよいか考え、行動する。
・部下に支援してもらえるためには、どのようにすればよいか考え、行動する。
・上記は、考えるポイントを列挙しただけですが、そもそも考える時間を省いていた気がします。これらの点については、しっかり時間をとって、考えなければならないと、思います。まずは、時間を確保して、しっかり考えることからはじめたいと思います。
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元伊藤忠商事会長の丹羽宇一郎さんが、ご自身の経験に触れつつ部長の心得を説いた本。
担当業務はもとより女性登用なども推進するなど、バランス感覚がよい方だったんだろうと思う。
ただ、家庭を顧みず仕事に邁進することが評価された時代と現在の職員の感覚はかなり違うとは思うが、参考になることも多かった。
○どんな仕事でも、無駄な仕事はない。
○「いい部長は1年を1ヶ月で過ごす」→部長が忙しすぎるのはダメ。
また、昨今のワークライフバランスや働き方改革などに対する意見には共感を覚えた。
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もうすぐ部長になりそうなので読了。仕事人間の丹羽宇一郎さんらしい書きぶり。
・手柄は相手に与えて、ドロは自分がかぶる。えこひいきせず、名指しで批判しない。叱るときはサシで叱る、ら褒めるときは大勢の前で褒める。
・ワーク=ライフ
・生活を重視してできる仕事は所詮その程度。仕事は生活、仕事は人生。
・経営者にとっても従業員にとっても一緒に仕事をしていら人たちが喜んでくれることが一番大事なことであり、働く意味の真髄はそこにある。
・ひたすら自分に与えられた仕事に精を出し、一心不乱に取り組んでいる。自分なりの信念を持ち、場合によっては先輩や上司とけんかをする。そういう気骨のある部下を見出すこと。死なば諸共と共有できる。
・理想のリーダーは愛され、かつ恐れられなければならない。