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【本と人間が織り成す感動のビブリオファンタジー】「人生最後にして最上の一冊を選びます」。イケメン書店主はワケありな死者が持ち込む難題を解決し、彼らを無事に成仏させられるか
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三途の川の辺りで死者に人生最後にして最高の本を選んでくれるうさんくさい店主のいる本屋の話。
野村さんらしい現実の本の知識を物語りに絡めた展開と最後にほっと心温かくなる優しいお話の短編集だ。
6人の死者それぞれにドラマがあり、生前の想いがあり、そして最高の一冊がある。
興味深かったのは漫画家のお話で、彼が書いた最終巻は、この世でもいつか発売されるんじゃないのと思った。
そしてやっぱりツンな美少女がはにかむ姿はいいと最後のお話を読んで思った^^
あと、自分だったらどんな本を最後に求めるだろうとやっぱり考えてしまった。
多分初めての本よりも、昔読んで感動した本をもう一度読みたくなるかなあ。
さて続編があれば、バイトのいばらくんと藍理ちゃんとの関係の進展も期待したいな。
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私は本好きでは有るが、ビブリア系の作品に良くある、初版がどうの原稿がこうのみたいな物だと、ついてけいない
本作はその辺が良い意味で、ゆるくて良かった
特に1話の「人生の最後に1冊だけしか読めないなら何を読むか」は本当にはっとした
良く有る「人生の最後に何を食べたいか」は別に熱く語れなかったので、成程自分が何を一番好きなのかが分かる設問なんだなと。
そして、本を優先して人付き合いをしてこなかった事を後悔する展開かと思いきや、やっぱり本が好きと言う落ちに喝采
やっぱり人は一人じゃ寂しいから、人間関係の構築、愛や友情が何より大切なの、なんて陳腐なラストにならなくて本当に良かった。
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これ好きだったー。
若くして亡くなるのはどうしようもなくやるせないけど、三途の川べりにこんな街並みがあるなら、少し救われる気持ちになる。
私も最終巻待っちゃいそうだ。
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第一話は設定導入もあってか割とかっちりした感じだったけれど、だんだんギャグテイストに崩れていくのがラノベらしくて良かった。一話の本好きの気持ち、わかる…。
そしてまさかの武者小路実篤の愛と死…もっとメジャーな作品から取ってくるかと思ったからビックリした。あと読書量とか読んでる本の幅が広いなぁ。だるまさんが、は知っているけれどまくらのせんにんは知らなかった。あの回は章タイトルからして虐待児の話だろうと予想がついてたけれど、そんな予想当たらなくても良かったのよ…。そして最後に店員が増えた…これはシリーズ化の予感…!
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久しぶりの野村さんの文章を読んで文学少女シリーズを読んでいた学生時代を思い出しました!
今後どんな風に展開されていくのか楽しみです!
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死者があの世に向かう三途の川沿いにある本屋の物語。
ここでは人生最後の1冊を店主が選んでくれる。
派手な着物を着崩してやる気が無く、バイトにはダメ人間扱いの店主が、それぞれに事情を抱えた死者達にどのような本を選ぶのかが面白い。
(本じゃないのもあったけど)