日本文学史 近代・現代篇六 みんなのレビュー
- ドナルド・キーン 著, 徳岡孝夫 訳, 角地幸男 訳
- 税込価格:985円(8pt)
- 出版社:中央公論新社
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紙の本
著者と鬼才との交流を偲ばせる
2023/01/18 12:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の独力の記述による、
日本文学通史の第十五巻です。
近代・現代篇第六冊の本書で
扱われているのは、
岡本かの子、林芙美子、佐多稲子、
そして三島由紀夫、など。
紙の本
日本文学研究の第一人者ドナルド・キーン氏による戦後文学について語られた名著です!
2020/08/19 10:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、生涯において日本文化・日本文学研究に精力をつぎ込み、日本文化及び文学の魅力を西洋諸国に広めたことで功績のあるドナルド・キーン氏の作品です。同氏は、コロンビア大学名誉教授のほか、ケンブリッジ大学、東北大学、杏林大学などから名誉博士の称号も与えられた偉大な人物です。同書は、同氏の生涯における研究の集大成とも言われるもので、中公文庫から「日本文学史 近代・現代篇」(全9巻)として刊行されている第6巻目です。同書の内容は、戦後、再び文壇が復活し、開放的な気分が漂うなか、林芙美子をはじめとした女流文学者らが登場して、傑作を次々に発表していきます。焼け跡には粗悪な紙にすられた雑誌が出回り、野間宏、椎名麟三らが作品を発表されるとともに、政治の季節が到来して左翼文学が台頭してきます。そして、天才、三島由紀夫も現れますが、残念ながら自決に至ってしまいます。こうした文学史を丁寧に説いた一冊です。内容構成は、前巻に引き続き、「25 戦後文学」、「26 女流の復活」、「27 三島由紀夫」となっています。
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