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紙の本
アメリカ出身で日本文学研究で世界的に知られたドナルド・キーン氏が我が国の文学、特にモダニズム時代と川端康成について語ってくれる名著です!
2020/08/19 10:09
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『声の残り 私の文壇交遊録』、『このひとすじにつながりて』、『日本語の美』、『明治天皇を語る』、『日本文学は世界のかけ橋』などの作品でお馴染みのアメリカに日本文学研究者ドナルド・キーン氏の作品です。同書は、中公文庫から全9巻で刊行されている「日本文学史 近代・現代篇」の第4巻目で、西洋文学の影響下、モダニズムが開花した当時の日本の文学について丁寧に分かり易く語られています。佐藤春夫、横光利一、伊藤整、堀辰夫などの作家の生涯とその作品の魅力、そして、虚無のなかに美をみつめた川端康成の作品などが解説され、時代は転向文学を生む方向へと進んでいくことがよくわかる内容となっています。構成は、前巻に引き続き、「19 モダニズムと外国の影響」、「20 川端康成」、「21 転向文学」となっています。
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