紙の本
良い本だが、私に向きではない。
2021/06/18 09:09
15人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
新米女性中間管理職です。
初めての役職なのでこの本を手にして読んで見ました。
本に書いた内容はどれも正論で反論はできません。
しかし、私が築きたいチームは上下関係のチームではなく、横関係で、お互いの能力と役割を理解しながら仕事をこなしていくチームです。だから、仕事場では「上司」の仮面をつけることには違和感を感じて読んでいる途中に苦しくなって辞めました。
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「職場の雰囲気がよくなると、成果が出るんじゃないか?」と、感情をマネジメントしようとしているからです。
実際は逆です。雰囲気がよくなるから成果が出るのではなく、成果が出るから結果的に雰囲気がよくなるのです。
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タイトルに惹かれた
リーダーはお願いすると思い込んでたが違った。
お願いは対等に見えて違う。
位置を間違えてる。
平等と対等は違う。
①決定権は部下にある
②責任の所在を曖昧にしてる
▼言い切る!
あまり偉そうにしたくないという心理はOK
偉そうに言わなきゃいいだけ
任せた!でよい
いつまで部下を子ども扱いする?
※放置しない
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リーダーの仮面 ー 「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法
著:安藤広大
「識学」とは、組織内の誤解や錯覚がどのように発生し、どうすれば解決できるか、その方法を明らかにした学問である。
その学問を根底とした新しいリーダー論が展開されている。日々の仕事をこなしていると、人間関係や仕事上のトラブルに見舞われ、「リーダーとしてどう振舞えばいいか」迷うときがくる。そんな時には以下の5つのポイント(①ルール②位置③利益④結果⑤成長)を見て他のことを考えないようにすることを本書では「仮面をかぶる」と表現している。
本書は以下の8章から成っている。
①なぜ、「リーダーの言動」が大事なのか?
②リーダーの仮面をかぶるための準備
③安心して信号を渡らせよ
④部下とは迷わず距離をとれ
⑤大きなマンモスを狩りに行かせる
⑥褒められて伸びるタイプを生み出すな
⑦先頭の鳥が群れを引っ張っていく
⑧リーダーの素顔
「識学」は表面だけを捉えると、ドライであったり、冷たさや機械的な印象を受ける。しかし、本書で捉えている「識学」の本質を理解すると、それが人の成長や成功につながることが理解できる。
「識学」は今ではなく、将来にフォーカスしている。瞬間的な理解からの是正ではなく、ボディーブローのように後から効いてくる行動や言葉によって今ではなく将来の成功のために仕組みとして行動と言動を変えていく。変えていくというよりはそのように仕向けられる。
主体的なイメージはないかもしれないが、それが結果として幸せにつながる。
現在の組織論やリーダー論とは一線を画している「識学」。
著者の信念までも感じる。新しい学問に触れた違和感をむず痒さではなく受け入れながら、大切にしていきたい。
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「識学」とは、組織内の誤解や錯覚がどのように発生し、どのように解決できるか、その方法を明らかにした学問です。
2019年度に新規で上場した会社のうち、7社が識学を導入しており、「いま、最も会社を成長させる組織論だ」と、口コミで爆発的に伸びています。
この本は、そんな識学のメソッドを元に、「若手リーダー」に向けてマネジメントのノウハウを伝えるものです。
初めて部下やスタッフを持つような人、いわゆる「中間管理職」を想定しています。
最初のリーダーの失敗は、その後のキャリアにおいても、課長の失敗、部長の失敗、社長の失敗、フリーランスの失敗、創業者の失敗へとつながります。
なので、本書の内容は、人の上に立つ立場の人であれば、誰しもが気づきを得られるものになっています。
リーダーがフォーカスすべきなのは、「5つのポイント」だけです。
それが、「ルール」「位置」「利益」「結果」「成長」です。
これだけに絞ってマネジメントをします。
カリスマ性も、人間的魅力も不要。
そのために最適なのが、「リーダーの仮面」というツールです。
ポイントを押さえた声がけやルール設定、評価をし、メンバーが最終的にちゃんと成長する。
優しい言葉をかけて、その場だけ「いい人だ」と思ってもらっても、その言葉は、頭に残りませんし、後から効いてきません。
「尊敬されたい」「『すごい』と思われたい」
そんな「素顔」を見せないのが「仮面」の力です。
そして、仮面さえあれば、リーダータイプの性格じゃなくても、マネジメントはできます。
内向的でもいい。声が大きくなくてもいい。
ちゃんとポイントさえ押さえれば、部下を成長させ、結果を出すリーダーになることができます。
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リーダーとはどう在るべきかをまとめた本。感情ではなく、ルール、位置、利益、結果、成長の5つに絞ってマネジメントすべきと主張している。人間味に欠ける内容が多い様に感じられるが、マネジメントとは誰に対しても平等に、結果に対して粛々と対応していくことが寛容であると納得出来た。この本で得られた知識で納得せず、早速行動に移して成果を確認していきたい。
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失礼ながら、以前、「識学」さんの営業を受けたことがあったが、このときは全く納得できなかった。しかし、この本は良い。悪い意味での「いい人」から抜け出せず、演じることが必要なのではないかと感じていたので、タイトルからして刺さった。
5つのポイントから、自分なりにやっちみようと思うことを抜粋。
①ルール:誰が何をいつまでにやるのかを明確にする
②位置:指示は言い切り口調で行う
③利益:今嫌な気持ちになることではなく、チームの成果が上がらないことに恐怖を感じる
④結果:曖昧な言動を数字に置き換えさせる
⑤成長:未来に成長していない恐怖へと目を向けさせる
「自分らしさは、家族や子ども、親友の前だけで十分」というこたを肝に銘じて、リーダーを演じよう。
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リーダーの仮面を被るということでキャッチーなタイトルに惹かれて読んでみた。
書籍の内容としては、感情でマネジメントをしないというごく一般的な内容になっていたり、話に出てくる事例の薄さなどを感じた。
現代のリモート下、多キャリア下の環境にはマッチしていない内容だと思った。
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リーダー1年目の人に向けた「リーダーになる」ための書籍。
部下とは「友達関係」になるのではなく、そういう関係を求めるのは社外で行い、リーダーとしての「位置」にいることに徹する。
またリーダーは利益、結果、成長を求める、確認するに徹する。
多くの労力を割いたプロセスには目を向けない。
それらに関してはすぐに実感が持てないことも多いが、リーダーは未来を見据え、ぐっと待つことも肝要である。
一読のみだと、冷たい・機械的ともとれなくはない主張ではあるが、
要点がわかりやすく一貫性があるため、すぐに本質を見据えた、人間のことを想った理論であることが腑に落ちる。
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自分にとって初めての視点が多かった。
まだ自分はマネジメントをする立場ではないが参考になる点も多くあった。
識学の考えを持っていない上司に対して、識学の考えを持った部下はどう付き合えばいいのだろうか。
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古い日本組織を続けている会社では有効だと思う。
でももう世界はもっと先を行っているから
今更この発想ではやってけないと思う。
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ページあたりの文字が少ないので全部ちゃんと読んでも2時間程度です。ただ、リーダーとしてやるべきことについて筆者の(識学の)言いたいことは理解できました。つい、仲良しグループになってしまう自分を見直すにはよい。筆者が書いている通り、読書をして変われた気分になっているだけなのは最悪なのでいくつか実践してみよう。
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1 on 1全否定。自立した組織のティール組織も全否定。ルールを守らせろ、プロセスでなく結果だけ評価しろ、部下を褒めるな、部下と飲みに行くな等々。マンモスを狩りに行く(大きい利益を全員で共有する)、社員のモチベーションなんかどうでも良いとかはまぁそうだなと思う所もあるけど、これで報酬低かったらこんなリーダーの元で誰も働きたいとは思わないのでは…組織の体をなしていない会社向けですね。多分そういうステージの会社には有効なマネジメントスタイルだと思います。
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今まさにプレーヤーからマネージメントになった人は、読んでおいて損のない本でした。リーダーはこうあるべきだ、特に現状のリモートワークでは親和性の高いマネージメント方法が記載されています。
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以前読んだときは響かなかったが、本格的に組織作りがミッションとなった今、とても響いた。
ごちゃっとしていた考えが、きれいに整理されて落とし込めた感覚になった