電子書籍
作画がひどすぎる…
2020/08/19 23:11
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぬるま湯 - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵は下手だし、演出も手抜き(文章をそのままコマ割りした感じ)。
何よりキャラクターの表情が、ただの美少女モノのような薄っぺらさ。記号のような泣き顔。
なぜこの人を作画にしたのだろう?この漫画家は原作から何を感じ取ったのだろう?
なんのこだわりも、美学も文学も感じられず、見るに耐えない…。
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わかりにくい
2020/07/26 13:16
3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
コミカライズっていうか、インタビューそのまま絵に起こしているだけって感じですね。
なのでエピソードの背景とかの説明も不足していてわかりません。
絵も下手だし。
それなのにインタビュアーの女性だけが泣いているので読者はしらけます。
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文字だけでは表現できることのないものという、残念ながら存在している。
もちろん、ノーベル文学賞を受賞する原作を否定する気は微塵もない。
この作品は先ず原作在りきなのだ。
だからこそ、この作品は衝撃的なのだ。
普通の女性が戦争へ行く、志願して。
その先にある体験は、彼女達だけのものだ。
私たちに許されるのは、彼女達の体験を聴かせてもらうことだけ。
だからこそ、ドキュメンタリーとなり、コミカライズされることにより多くの人の元に届く。
共に彼女達の体験に耳を傾けようではないか。
そして私は願う。
戦争なんてものが無くなることを。
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タイトルから想像していたのとは大分違った、ソ連で従軍した女性志願兵たちへの聞き書き。反戦とかを前面に出すわけではなく、ジャーナリズムというかドキュメンタリー制作の結果としての本だったのかな。しかしそんなに女性志願兵がいたとは知らなかった。
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戦争の見せる表情を実に豊かに、そしてそれぞれの目線で描いた名著を、誰でも読めるように漫画で描いてくれた作品。
読みながら人の尊厳を思うと共に、厳しい環境でも人は感情豊かに活きてるのだと思わされる作品。
第二次世界大戦から人々にとって戦争とは何なのか?を他国の視点でみせてくれる素晴らしい作品です。
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この年末年始に「独ソ戦」を読んだのと
富野由悠季の帯に惹かれて手に取りました。
無知なモンで原作本は所謂”古典”、定番的な本なのかと
思ってたんですがつい最近の本だったんですねえ。
「独ソ戦」末の史資料・文献の項目にこの原作本がしっかりとありました。
見逃していた・・・。
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第二次大戦の時にソ連邦では志願兵として100万人もの女性が兵士として、または医療や洗濯部隊として戦場で戦ったそうです。原作は未読だけど、コミックと同じように行間なりコマ間を読むのが大変な一冊かと。原作のレビューを読みながらコマ間の隙間を埋めていく。同じ女性だからこそ理解できるコマ間もあります‥。また平行して『独ソ戦』も読んだので、占領地から当然のようにミシンを持ち帰ったかもわかります。満州のこともあるから理解はしたくはない、でも数年に渡る地上戦、しかも収奪であり絶滅が目的の戦場を経験していないので簡単には非難はできない。良い作品です。
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この作品と、こうの史代「この世界の片隅に」は、戦争というものを知るための課題図書とでもいうべき存在。著者、監修者と、漫画化を企画してくれた編集者に、感謝を。
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独ソ戦については映画「スターリングラード」を観たぐらいでほとんど知らない。ましてやこんなにも女性達が自ら志願して前線にいたとは。ソ連全体で270万人もの戦死者を出し、勝ったとはいえ戦場になった祖国は焦土と化し、実際には極めて凄惨な記憶なのだろうが、女性達の証言からは戦争の悲惨さよりも女性達の逞しさが語られる。何よりこの中に描かれているように、戦時中に軍幹部がこれだけ女性の言葉に耳を傾けていることに驚きを隠せない。世界にはまだまだ知らないことがある。
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まだ1巻なので、タイトルの意味にまで行きついていない感じ。独ソ戦は最近話題になっているが、なぜ、女性がこんなに多く前線に投入されていたか、監修者による後書きでわかる。
また、女性ならではの生理の苦労なども赤裸々に綴られており、生々しい。この時代に生きていた人だからこそわかることであろう。生理のことや下着のことなどは歴史に残りにくいことである。こういう視点で取材もされている原作にも興味が湧くと同時に漫画だからこそわかる視覚的なものも細部まで描かれている。貴重な体験をしっかりとした筆致で漫画化している。
続きにも期待する。
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流行がすべての世の中になりつつある。ノーベル賞を取ったからっといって、一時流行った「チェルノブイリの祈り」も「ボタン穴からみた戦争」も、そしてこのマンガの原作も、早々と忘れられていく。「戦争」も「原子力発電所の事故」も遠い昔の他人ごと、そのうち、「ホントは」とかいうたいそうな言い草で嘘八百を吹聴する輩が登場するのだろうか。とんでもない時代が始まっているとつくづく思うけれど、忘れないで、マンガに仕立てた人がいることに、ちょっとホッとした。
マンガは、とても上手とは言えなし、筋の運びもぎこちない。でも、岩波現代文庫なら読まない人が手に取ることは素晴らしいと思う。ガンバレ小梅けいと!
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202002060000/
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去年、年始に「ベルリンは晴れているか」「コードネーム・ヴェリティ」「ローズ・アンダーファイア」を読んだけど、この戦争って何だったんやろうなあ、とやっぱり思考が止まる。女性たちの表情、背景、コマの間から伝わる「気配」に感想なんて言葉は無力。
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え?漫画化したんだぁと買ってみました。
やっぱり本の方が自分は良いなぁ。なんか、フィクションっぽくなってしまうというか… 可愛い絵なのでリアリティが薄れるような気が…
本もインタビューワーが文章に起こす事でフィルターがかかるのは当然なんですが、さらに綺麗になっちゃったような気が。
でも本を手に取る人は少なそうだし、どういう形でも手に取ってもらいやすいメディア展開するのは悪いことではないのかもしれませんが~
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戦争は女の顔をしていない
著作者:小梅けいと
KADOKAWA
本書に出てくるのはソ連軍の女性兵士である。
タイムライン
https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
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凄まじい、の一言。
ソ連でこれほどの女性たちが従軍していたとは、知らなかった(狙撃手がいたことは聞いていたが)。
ある意味、究極の男女平等であろう(下着ぐらいは用意しろよ)。
どの話も凄まじいが、印象的なのは冒頭の「洗濯部隊」、それに「衛生兵」と「機関士」の話。
二巻もぜひ買いたいし、多くの人に読んでもらいたい。