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素晴らしかった!!
『本気の失敗には価値がある』
まさにリアル『宇宙兄弟』の世界でした。
宇宙飛行士選抜試験は日本で唯一、宇宙飛行士として生きる夢に挑戦できる場所。
ストレス負荷下での過酷な試験、人間ドックの三倍の精密な医学検査、JAXA閉鎖環境試験など、その内容は想像を絶するものばかり!
必要なのは、宇宙飛行士として生きる「覚悟」と、ミッションを共にする仲間と築く「信頼」。「人間力」が問われるという。
『宇宙という「共通言語」でつながっている様々なバックボーンを持った仲間が集まっている。―-将来の月面有人探査を思い描きながら、様々な分野のエキスパートと語り合える贅沢な時間を満喫した』
『根っこでつながる同じ夢を持った同志』
ファイナリスト10名の絆、油井さんとの折鶴のエピソードが素敵。読みながら緊張や興奮、悔しさが伝わってきて何度も胸が熱くなりました!
貴重な裏話もたくさん知ることができて嬉しかったです。
21年秋 第6期宇宙飛行士候補選抜があるとのこと。受験者の方に声援を送りたい!
著者は「こうのとり」 のフライトディレクターとして活躍、現在は新型宇宙船開発に携わっているそうです。
今後の日本の宇宙科学分野の発展を祈ります。
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宇宙飛行士の大きな夢が目の前で破れる体験を自分が親という立場で読みはじめるのには勇気がいりました。課題を捉えて過酷な試験を逞しく乗り越えていく様子に…結果はわかっていてもどうか合格して欲しいと思いました。
それでも、お母さんの言葉には共感しました。
夢の中から夢を見出す姿に、いつしか読む前に抱いていた怖さはなくなりました。
子供たちにも読んで欲しいなと思っています!
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読み進めてみて最初の感想は「文章が上手!」だった。作家が本業ではないのに、スラスラと読み進めてしまう文才に感銘を受けた。
宇宙兄弟が大好きなので、試験についてはイメージしやすく、アニメを見ているように楽しむことができた。
作者の本音が包み隠さず書かれており、それがとても染みた。私も目指していた大学に行けなかった挫折経験があり、それと比較するべきではないかもしれないが、夢が実現できなかった時の辛さは想像できないくらいのものだろう。
自ら目標を設定し、毎日努力し続ける姿や、他者を認め尊敬できる作者は素晴らしいと思った。
いい本に出会えた。
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宇宙飛行士選抜試験の受験者目線で描かれた良書。受験を考えている人は必読だと思う。著者の心の葛藤に共感できた。
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(宇宙飛行士選抜試験を読んだ時に書いた感想)
困難にぶち当たった時、あきらめずにやりきること
不明確のまま事を進めないこと、あらゆる物事には、妥協してはならないポイントがあるということ
そんな言葉が印象に残った。
そして今回
この著書でも、やっぱり大西さんが、マインドストームを使った最終試験の話題が、最も印象に残った。「ここは譲れない。絶対にやり遂げる。」と強く主張した。この姿勢が、ここぞという時はやっぱり大切だと改めて腑に落ちる。
結果がわかった時、内山さんのショックが、計り知れなかった事は想像に難くない。そうした中で、最終的に、ご自身がもっともやりたかった事の本質(有人宇宙開発の未来を作る。)に結び付けることができたことは、さすがだなと思った。他のFX-10の方々も、きっとそうなんだろうなと考える。最後まで、一気読み間違いなし。
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夢を持ち夢を追いかけることの大切さ、何かにひたむきに取り組んだ人だけが得られる達成感等がよく分かる今年一番の良書だった。残酷な分岐点の章が涙を誘う。居場所の無くなった夢のかけらは行く当てもなく心の中を彷徨う、あと一歩で夢に手が届くところまできていたのに、、生きる覚悟と仲間と築く信頼、慢心してはいけない、慢心すると心に隙が生まれる、夢のバトンを次の世代の人たちに引き継いでいきたいと思う、仲間をたたえられる寛容さ、人間としての器の大きさを感じられた。
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宇宙飛行士になったかもしれないもう一人の自分と張り合っていた。
宇宙飛行士になれなかったことは、自分が根本で何をしたいのかを考える良いきっかけになった。
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宇宙兄弟と重なる部分が多かったせいだろうか、思っていたより読みやすかった。
選抜のファイナリストはやはり高い能力の人が多いけど、それ故に本気で夢に向かって努力して落ちたときの心の穴を埋めるのは、再挑戦しようにも試験自体ほとんどないし、難しいんだと思った。
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宇宙飛行士試験の裏側というか本人たちの生々しい心情が知ることができて面白いー
作者の方の性格がとってもわかる感じの本
意識あげなきゃーって刺激は受ける感じの本
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夢を追いかけて、夢が破れて、そして、やりがいのある仕事を見つけだす。宇宙飛行士になるための、条件や試験の中身、人間関係など。この本に出会わなければ、感じることのできない世界をイメージできる。私から見ても、理不尽な試験内容もあるが、夢があるから、できる。いずれはライバルになるであろう仲間と助け合い。
最終的には、夢は叶わないが、この経験が生きて別のやりがいを見つけ出す。人生っておもしろい。
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「ドキュメント宇宙飛行士選抜試験」大鐘良一著(2010年光文社)を読んでとても感動したので、読みたいと思った。
宇宙の話は大好き。
作者は本当は宇宙飛行士になりたかったが、大学を卒業してからは募集が無く、宇宙開発の仕事につく。
そして32歳の時に10年ぶりに募集というサプライズが。963人の中から書類審査で合格したのは230人。全部で5回の試験があり最終合格者は3人。残りの10人に残った著者は、合格発表で落ちたことを聞いて、精神的に傷つき落ち込んだ。
宇宙飛行士になるために最も大切なこと「覚悟」と「信頼」
内側で実際に試験を受けた人の話。
宇宙開発は、今まではNASAがリードしていたが、日本の開発も進んでいて、世界が日本を注目している事がわかる。
10羽の鶴の話のところは、涙が出そうになった。みんなの夢。日本の宇宙開発を応援したい。
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リアルに勝るものはないとはこのことだと思う。宇宙飛行士って、想像に容易く、ほとんどの人が知る存在だが、その認知以上にそこまでに到達するまでのドラマがあることを改めて感じた。そして、人類全体の希望を背負っている存在だとも改めて感じた。昔、人間が船を作り海を渡り、新たな大陸を発見する、そしてその後無事に戻れたらラッキー、というような時代と似ていると感じた。我々人類は宇宙という新たなステージに向かって少しずつ努力と前進をしており、その最前線に宇宙飛行士がいる。もちろん地球から支える人々も多くいる。そういった人達の存在が未来を創造していくのだと改めて感じた。勉強になった。
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宇宙はまだまだ分からないことだらけで好奇心を大いにくすぐられる。宇宙飛行士を目指すということはどれだけの覚悟や努力が必要でどれだけ狭き門なのかを知ることが出来た。事前に宇宙兄弟を読んでおくことでより想像を膨らませることが出来ると思う。この作品を読んで自分も夢に向けて全力で挑み、自分のやりたいことを明確にしていこうと思えた。
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#flier
要約をみただけでもかなり面白い
宇宙兄弟好きな人・そうでない人にもおすすめ
宇宙兄弟の選抜試験をアニメで見てかなり過酷そうなイメージを持ったが、現実はさらに過酷であると感じました
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https://www.lib.kyutech.ac.jp/opac/search?q=9784815605223