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これぞ、タイムトラベル。
あの時はこうだったのか!
パズルのピースがハマっていく気持ちよさと読後の爽やかさ。
面白かった。
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有名なSFということで読んでみた。
ストーリーは非常に面白い。タイムマシンとコールドスリープのどちらも使われており、SFながら納得できた。
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久々にSF読んだ。傑作といわれているだけあって、ほんとにジェットコースターに乗ってるかのようにびゅんびゅんと話が進む。
たまには良いなー。
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海外の名前とかあまり慣れていなく、最初の方は覚えるのに苦労した。だが内容は終盤に差し掛かるうちに、どんどん繋がっていき、「そーゆことか!」の連続で面白かった
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僕のネコ、ピートは冬になると「夏への扉」を探し始める。
友人の共同経営者と婚約者に裏切られ、全てを失った主人公はコールドスリープで30年先の未来で目覚めることを考える。酒の抜けた頭で計画を変更点し、友人と婚約者の家に乗り込むが…。
☆宝物のようなSF 作品。タイムワープものだけど、主人公は未来を輝かしいものとして前を向いている。
☆発表当時の2000年の描写と今を比べてみる。実現しているもの、より便利になっているもの、まだ実現していないものを拾っていっても面白い。
☆映画ではどうなるのかな。下手すると陳腐なものになりかねないですが、素敵な作品になってますように。
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今となってみればオーソドックスなタイムトラベルものといったところ。とはいえ名作と言われるだけのことはある。刊行から60年以上経つものの、未来描写がそれほど古びないのが面白い。つっこみどころはあるものの、それなりに楽しめた。
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映画化されるのを知り大昔に読んだはずだが、その頃はブクログもなかったので再読することにした。最初新訳版を読んでみたが、はっきり言って酷い出来でとても小説とは思えなかったので、信頼の福島正実訳の本書を読んで出来の違いに驚いた新訳がいいとは限らんのだ。内容はタイムトラベルものだが、コールドスリープを未来旅行に使ったことが秀逸だ。ただ最後の方にタイムパラドックスに触れ多元宇宙論や並行宇宙論も展開しかけたが、流石に荷が重かったようで諦めやや御伽噺に終わっているが、そこが日本人の琴線に触れ未だに人気なのだろう。清原伽耶はどうやらリッキィ役だな安心した。
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映画化の宣伝からこの原作を知り、60年も前の作品ということに、更に興味を引かれる。
オーソドックスなタイムトラベル物ではあるが、ワクワクドキドキで、最初から最後まで本当に楽しい。
主人公のダメダメなところもまた、面白い。
親友と恋人に裏切られ多くを失うが、また人を信じる。
人間という生き物は、やはり一人では生きていけない。
終盤、主人公のダニーは、ジョンとジェニー夫妻を信用し、助けてほしいとお願いする。
…ぐっとくるシーン。
映画は、年代や舞台となる街も違うようだか、きっと面白いだろう。
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映画版を見る前に原作を40数年ぶりに読み直し。全く忘れてました。猫が出てくるタイムトラベルものだという事以外。
この1956年の小説には1970年と2000年が未来世界としてでてくる。どちらの世界も今より技術が進んでるみたいで、ルンバとCADみたいなものが1970年にすでに使われている。
今回読んだのは古い福島正美翻訳版に今回の映画化に関する解説をつけた「新版」。これと別の「新訳」版もある。
ハインラインのタイムトラベル物の映画化には「プリデスティネーション」という超絶映画があるけど今回の日本映画化はどんな感じなんだろう。
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2001年に着いたときのちょっとした違和感が回収されていく終盤が気持ちいい。
また最後まで読み切っても一見重要でなさそうな猫こそがこの本の軸であり根底であることが、この本を単なるSFではなく今も愛される作品にしている所以なんだなと思った。
ただ本編とは関係のない機械の説明は、この本が発表された当初の人からしたら未来予測的で面白い部分だったのかな、、?
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映画を先に見てから原作を読んでみた。書かれた時代も設定も違うので別々の作品と思うべき。原作当時を考えると、作者の発想力に感服する。主人公がどんな技術が人々の役に立つかと一生懸命に考える過程が楽しい。
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バックトゥザフューチャーの元ネタ。
「昔のラノベ」というのがいちばんしっくりくる。
タイムトラベルものを切り拓いたという意味で革新的だったんだろうけど、その影響を受けた作品に触れて育った世代としては、「あぁまたこのパターン」の連続。単純明快、疾走感のあるサクセスストーリー。
タイムトラベルのロジックを最後に精神論でまとめあげてて意味不明。
女性の描き方が、いわゆる昭和の価値観すぎて、現代の女性(当方30代半ば)からすると不快なところもあり。子供、もしくは懐古趣味の50代以上向けかな。
これで今になって旬の俳優陣を使って映画化したなんて、大丈夫?!と心配しちゃう。現代向けにかなり変更しないとなー。
この小説を読むよりバックトゥザフューチャー観ればいいよ、と人にはアドバイスしたい。
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1958年初版の古典SFで、ファンの中で常にベスト3にランクインする名著を読んでみた!
んーーー面白!!
胸が躍るような近未来の描写に加え、魅力的な主人公、二転三転ののちの伏線回収。
物語そのものが面白かった!
冷凍睡眠で30年先の未来へ。
そしてタイムマシンでもう一度30年前の過去へー
未来の世界で起こった不可解な出来事の起因が、過去パートでしっかり回収されていく。
そして全てがもともとそうであったかのように
ピッタリとパズルのピースがはまり、これ以上ないハッピーエンドへと動き出す。
長年愛されるのも納得の一冊!!
◉主人公の人間味がよい
ダンは生粋のエンジニア。
自分の手で役に立つロボットを作り出すことが生きがい。
人間は嫌いだが、設計図は何時間だって眺めていられる。相棒はケンカっ早い雄ネコのピートだ。
家事を楽にするメイドロボ【ハイヤーガール】を世に生み出し、会社を作り富を得るが…
彼は一緒に会社をやっているマイルズとの意見が合わなくなり、婚約者ベルの悪だくみによって会社を解雇されてしまう。
もう発明品を作り出すことも叶わない。
手元には退職金とハイヤーガールに関する株券のみ。
全てに嫌気がさしたダンは、マイルズとベルに一泡吹かせてから【冷凍睡眠 コールドスリープ】し30年後の未来・2000年に行く決心をする。
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私は、このダンの偏屈おじさん感というか、不完全な感じがたまらなくよかった。
恋愛経験に乏しいので、金銭目的で近づいてきた美女、ベルにメロメロになってしまう。
猫にジンジャエールを隠れて飲ませて、店の人に見つかりそうになったら逆ギレする偏屈おじさん…
しかし妙に勇気があると言うか肝が座っていると言うか、行動に迷いがない。
こういう物語の場合の主人公って、
もっと爽やかで正義感があって
逆に言うとそれが物語の邪魔にならない
そんなタイプのものをイメージしていたのだけど、
そうじゃないのが良かった!
様々なロボットが活躍し、滑走道路や重力制御、時間旅行が可能になった2000年の未来。
今現在そうなっていないのが少し残念ではあるけれど、最後はダンとピートが幸せになる終わり方で本当によかった。
ダンのこのセリフがハインラインからのメッセージのような気がして、心に残った。
【そして未来はいずれにしろ過去に勝る。
誰がなんと言おうと、世界は日に日に良くなりつつあるのだ。】
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妻に夏の定番と勧められて読みました。
冷凍睡眠とタイムトラベルが鍵になるSF小説。
終盤に全ての謎が解け爽快な読後でした。
毎年夏に読みたくなります。
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SF映画は大好きなのですが、SF小説は私の頭ではついていけないことが多く、本作も敬遠していました。しかし不朽の名作といわれる本作を日本で実写化するなんてと驚き、訝りつつ観たら、面白い。で、原作も読むことに。
原作ファンの評価は知らないけれど、意外と原作に忠実でよくできた映画だと私は思いました。ダンは巨乳好きで(笑)ベルにお熱だったようで、山崎賢人演じる宗一郎はそんなふうではなかったところが高得点(笑)。また、清原果耶演じる璃子はリッキーほど幼くないから、宗一郎を待っていても違和感なし。今後もSFは映画→小説で。
映画の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/70a061010c462e7ee1e835a1025e00c6