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主人公が夏への扉を探して時間を超える話。
読みやすい文章で、主人公にも感情移入しやすかったので結構面白く読めた。読み手のその時の気分でまた感想が変わりそうな気がするので読み返してみたい。
自分自身もあまり楽しい気分ではないので、どうにかして夏への扉まで辿り着きたい。
2021年 7月
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後半戦、ダニーがどんどん巻き返していくのが痛快で面白かった!!伏線の回収がお見事!ダニーの創り出す魅力的なロボットたちや、近未来な2000年の世界にわくわくした!
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SFってあまり得意ではないから、ずっと本棚に置いてあった
1950年代に今ある自動掃除機や家事をこなすロボット、冷凍睡眠、タイムマシーンが描かれていることがびっくりした
後半の伏線の回収、逆転劇が面白かった
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映画化ということで知り、読みました。
自分にとっての「夏への扉」だと思えるぐらい、「こういうのを探してた」と感じた作品です。
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Back to the Presentっていう話。
あと、外が冬だろうと夏へと通じる扉があることを信じて扉を開け続けよう、と。
昔読んでただただ面白かったという記憶しかなかったので、読み返してみるとさすがに古さと設定に都合の良さを感じたけど、それでもやっぱり1956年に書かれた事を考えると素晴らしい。
「なんどひとにだまされようとも、なんど痛い目をみようとも、結局は人間を信用しなければなにもできないではないか。まったく人間を信用しないでなにかをやるとすれば、山の中の洞窟にでも住んで、眠るときも片目をあけていなければならなくなる。」
「そして未来は、いずれにしろ過去にまさる。誰がなんといおうと、世界は日に日に良くなりつつあるのだ。人間精神が、その環境に順応して徐々に環境に働きかけ、両手で、機械で、かんで、科学と技術で、新しい、よりよい世界を築いてゆくのだ。」
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一体どうなるのかとどんどん読み進めたくなる話だった。作者の21世紀の描写が面白かった。1970年代から見た未来が。
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SFの名作だけど、初めて読みました。
中盤くらいからはすっかりダンに感情移入しちゃって一気読みでした。
「そして未来は、いずれにしろ過去にまさる」という文章が読んでいてジーンと響きました。未来への希望を胸に生活していきたいですね。
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ハインライン著『夏への扉』#読了
1970年、発明家のダンは、友人のマイルズと会社を設立。会社経営は順調。ダンは秘書のベルと婚約
ところが2人の裏切りにより、ダンは会社から追放され、更に30年間の冷凍睡眠状態に
2000年に目覚めたダンは一文無し。しかし彼はここから発明家の本領を発揮する
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伏線がきちんと回収されていって読んでいて心地がよかった 夏に読めてよかったな
理系な感じの文章の良さに気づき始めてきた
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海外のSFだが、最初も全然だれずに読み進めてしまった。面白かった〜。電気羊では結構手が止まってしまったのに…設定自体は特に目新しいモノはないが(発表当初は革新的な設定だったのか?)綺麗な伏線回収と結末が良かった。いつ読んでもハラハラドキドキのストーリーです。主人公のキャラも良い。(成長してから会っていない知り合いの娘相手に「結婚してやっても良い」とか考えてたときは「このロリコンがぁ…!」とは思いました。もっと高尚な関係だったはずでは?)でも成長したリッキィが思いの外大人な女性になっていて結末はスッと入ってきた。
そんなに夏は関係なかった
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猫アレルギーあるけど猫好きだから楽しんで読めた。SFも好きだしロボも好きでシステム開発の仕事をしているので読むのに苦労しなかったが、その辺りが疎いと理解することが難しいかもしれない。
ただ、最後主人公がどのタイミングであれに気付いたのかがわからなかった。これから解説を読んでみよう。
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・科学者じゃなくて技術者の心持ちっていうのがかなり表現されてて、自分自身技術者としてのあり方の参考になった。
・終盤の伏線回収が楽しい。そういうことだったのか〜と思わず呟いてしまった。最後は100ページぐらい一気読みしてしまった。
・タイムスリップものを流行らせたきっかけの本として頷ける。最初は何もかもうまく行かない主人公だったが、最後は救われる展開で読後感も良かった。
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あまりにも有名な作品なのですが、タイムトラベルとかいう予備知識で好みでない気がして敬遠していました。読み始めてみると思っていたものとは全く違った感じで、苦手なSF感はあまり感じませんでした。というかここでいう未来がすでに私たちの過去であるし、でも描かれている未来は断然今より進んでいるので、言ってみたらミライかしらとか余計なことを考えながら、でも主人公が自分の置かれた立場をなんとかしようと立ち向かう機転と前向きさが、面白くって最初から最後まで一気に読めました。未来に向ける言葉がすごく前向きで、この閉塞した最近の世の中で希望すら持たせてくれる極上のエンターテイメントです。さすが不屈の名作。
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冒頭文が素晴らしい。
猫のピートは、冬になると主人公のダンに、11ある扉を一つ残らず開けさせる。
ピートは、「夏への扉」を探しているのだ。
ピートの信じる「夏への扉」のイメージが鮮やかに浮かび上がってきて素敵。
猫のイメージが強いが、ガッツリ猫が大活躍するという小説ではない。
それでも、ピートの探す「夏への扉」が、ダンの描く未来のイメージと重なってくる。
希望を求めて冒険していくストーリーに、
猫のイメージはピッタリとマッチする。
ダンの性格も面白い。
エンジニアであり、理屈をこねるのが上手い。
一方、情動的なところがある。
コールドスリープが、一般人向けの商品になっている世界。
そのコールドスリープを思いつく理由が、
自分を裏切った元彼女が、おばあちゃんになったところへ現れてシワシワの顔を笑ってやるというもの。
会話もウィットに富んでいて面白く、キャラクター性の強い小説だと思う。
猫のピートも魅力的だし、元カノのベルの豹変とか、とある博士を煽り倒す場面とか、会話劇が面白い。
SFって世界観を把握するのが大変だけど、この小説はSF的な要素はライトな層にも受け入れやすい。
どちらかというと、証券とか、お金がらみの話の方がややこしい。
過去に一度読んだ作品で、数年ぶりに読了した。
読んだ後、明るい気持ちになれる小説だと感じていたが、やはり気持ちの良い作品。
未来を悲観せず、希望を持って描いているところがよい。
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よく見る名作をようやく読んでみた。昨年末出版されたばかりの一番新しい版。
翻訳物を久しぶりに読んだためか、入り込むまでに少し時間がかかったけど、一度入り込んでしまうと一気にのめり込んだ。
これが65年も前の1956年に出た本だとはとても信じられない。そのくらい今読んでも全然違和感がないし、鮮やかな展開で、何より読んでいてワクワクするSF。未来へ行ったり過去へ戻ったりする描写は、なんとなく「ドラえもん」を観ているようだったし、主人公が発明するロボットの描写では現代のルンバやペッパーくんを思い浮かべた。
それにしても「冷凍睡眠」で歳を取らないまま指定した未来へ行けるのはいいとして、トウィッチェル博士のタイムマシンは未来へ行くか過去へ行くか分からないなんて恐ろしすぎる賭け。
この本を読んで一番嬉しかったのは、「未来はいつだって現在よりずっと良い」「世界は日に日に良くなりつつある」と確信を持って言い切っているところ。あとは「神が与えた体と頭脳で人間が行うことに、パラドックスなどあり得ない」という言葉も印象的だった。なかなか未来に対して希望を持ちにくい現代において、このポジティブで強い言葉をお守りのようにしたいと思った。