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友人がくれた本。
ひとに贈られる本、というのは、その人の、私に対する解釈が現れていてたいへんにおもしろい。
また、この友人のその解釈が、ぜんぜん間違ってなくて、ほとんどストライク! なのが凄い。
明治女、という言葉があるが、みなさん、頑張っていたんだなあ。
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友達から借りた本。
明治時代を生きた8人の女性達を紹介するエッセイ。
紹介されている女性達は、仕事や教育に情熱を注いだ女性もいれば、家庭を大切にした女性、自分の魅力を最大限に利用した女性、一人で生きた女性、そしてごくごく普通の環境の女性と実に様々だ。
生き方は様々なのだけれど、各々の女性達に共通しているのは「真っ直ぐ」な事。
ブレていないのだ。
全員実に清清しい。
個人的には、女性史学の創設者でもある高群逸枝の愛鶏日記が可愛くて仕方が無い。
女性の権利を獲得するべく目覚しい活動を行っていた傍ら、鶏達を蝶よ花よと愛でていた、この落差に頬が緩みっぱなし。
彼女の活動は、夫のサポートと鶏があってこそだったのだなと。
良くも悪くも真っ直ぐで、そして可愛らしい8人の女性達。
実に群ようこらしい選出だなと思った。
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わたしは昨日を忘れて明日に生きる女です。
おばさんの癖に愚痴は嫌いです。
この2行。
わかる。笑笑
明治の人でも同じだなぁ。いるよなぁこういう人!っていう、どの時代でも子どもを育てるお母さんとして。働く女性として、愛に生きる女として、あまり変わらないんだなぁ。
と。思わされました。
ただ、結構な偉人しか紹介されてないとは思うけど。笑笑
板垣退助に援助してもらった!とか。
井原西鶴を発見した。という女性とか。
わー歴史苦手なわたしでも聞いたことあるわーって人多数でてきました!どんな歴史にも、女は確実にいい具合に絡んで引っ掻き回して、支えて、癒やして歴史にメリハリ加えてくれるんだよなぁ。と思わずにはいられないし。
今の時代もきっとそうだろうな。と思うに至りました。