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人気コミックの1巻。
本編は一応、5巻で完結しているようだが、スピンオフもいくつかあり、アニメシリーズもある。小説や劇場版映画もあり、理科教本まであるという。一大人気コンテンツである。
作者はこれがデビュー作であるらしい。特に医療系に縁があったわけではなく、下調べしながらストーリーを作り上げていくという。
身体を守るために働いている細胞たち、特に血管系・免疫系の細胞たちを主軸に据える。
主人公は赤血球AE3803番。ショートカット、ショートパンツでちょっとドジっ子。新米の運搬屋でよく迷子になっている。
その赤血球となぜか縁がある白血球1146番(「いいしろ」の語呂合わせらしい)。赤血球が困った場面によく居合わせ、そのピンチを救ってくれる。片目を隠し、色白で若干影があるが、細菌や病原体が現れると、世界(人体)を救うため、身を賭して働く。
その他、小さな女の子の血小板たち、オラオラ系の殺し屋キラーT細胞、純白のエプロンドレス姿ながら殺傷力の高いマクロファージ、古の記憶を宿す記憶細胞ととにかくキャラが立っている。
敵役の病原体たちはモンスターや怪物系で非常にわかりやすいw どこかエイリアンっぽい肺炎球菌や連鎖球菌、「スギー」とうごめくスギ花粉(!)、インフルエンザに取り憑かれてゾンビ化した細胞などなど。
1巻では「肺炎球菌」、「スギ花粉アレルギー」、「インフルエンザ」、「すり傷」の4話を収める。
ストーリーとしては、悪者がやってくるがはたらく細胞たちがやっつけるという単純明快な筋ながら、くすぐりが効いてむちゃくちゃおかしい。
まだ抗原に出会ったことのないナイーブT細胞が活性化されてエフェクターT細胞になるくだりなど、抱腹絶倒ものである。
細菌の擬人化では「もやしもん」の先例があるが、実は体内の細胞の擬人化はありそうでなかったジャンルなのではないか。筒井康隆の「最後の伝令」は若干、近かったかな・・・?
スプラッタ満載でありながらコメディで仕上げており、細かいところまで描き込みがあり、小ネタを拾う楽しみもある。
自分の身体の中の話かも、と読者が想像できるように、細胞たちが働く身体の「持ち主」が特定されるような描写はない。
あなたの身体の中でも、こんな細胞たちが日夜頑張っているのかもしれない!?
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コロナ禍の今だからこそ、読むべき作品(笑)。
赤血球や白血球など、体内の様々な細胞などを擬人化し、その免疫機能の活躍を描いた作品です。
1) 肺炎球菌
2) スギ花粉アレルギー
3) インフルエンザ
4) すり傷
の4編。
結構知らない名前の細胞が、たくさんあります。
中でも、『血小板』は有名ですが、本作では、とても小さくて可愛い女の子ですね...
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人体の働きを視覚的に楽しく覚えられる。読んでいると、親に感心される。なんなら親のほうが熱心に読んでいた。
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いろんなものを擬人化してしまうのは、日本のマンガの特徴(?)かもしれませんが、人体の細胞までキャラになってしまうとは!
(ちなみに、森羅万象がキャラ化した『アンパンマン』は八百万の神のメタファーかと…(笑))。
でもこの作品はメルヘンでもファンタジーでもなく、れっきとした科学マンガ。こうして見ると、「たかがすり傷」でも、細胞レベルではすごいドラマが起こっていると分かります。勉強になります
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YouTubeのアニメ版を観て、あまりにも血小板ちゃんが可愛くて漫画版を購入。
高校で生物を選択しなかったので、基礎知識はほぼ皆無でしたが楽しく読めました。
キャラクターや体の中のデザインがよく出来ていて面白い上にすごく勉強になります。
特に好きなキャラクターは白血球!
敵を見つけたらすぐ殺そうとするし、頼りになる。レセプターのデザインも面白い。
普通に面白いし勉強になるので、読んで損はないかなと思いました。
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内容
第1話-肺炎球菌
第2話-スギ花粉アレルギー
第3話-インフルエンザ
第4話-すり傷
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1、2巻続けて読了。
その数一人あたり、およそ60兆個!
細胞の数だけ仕事がある!!
…という帯のあおり文句が
すべてをあらわしていますな。
なんでこんなおもしろいとこに気がついたんだろう〜。
生物の教科書がこんなだったらね。
もちろん、あくまでこの漫画の解釈と
ことわってはいますが
楽しいという感情に火はついた。
メインになって話を動かすのは
方向音痴の宅配ガール・赤血球ちゃんと
任務に忠実で、ほぼいつも血まみれ
(ばい菌を倒してるから…)な
好中球という白血球青年ですが
毎回多彩なゲストを迎えて
われわれの体の中では
今日もドラマが生まれているのです。
この2つの巻のうちでは
花粉アレルギーと熱中症のネタが
よ〜くわかって鼻水出ました。
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な ③20210815、②20210717、①20210714
た ③20210802、②20210717、①20210714
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昭和の子供が科学知識を得るために、学研まんが ひみつシリーズは欠かせなかった。その中でも『からだのひみつ』は何度繰り返し読んだことか…あの中でも白血球や赤血球、血小板とかは擬人化されていたけど、完全に人型ではなかったなあ。そしてこんなに精細かつスプラッターな描写でももちろん無かった…てか、人間の身体の中では日々、激戦が繰り広げられているのだなあ、と。そして切り傷擦り傷が塞がるのは、かあいい血小板さんがわらわらと集まって瘡蓋を作ってくれるからなのだねえ。確かにこれは人気出るわ。くしゃみロケットでばいばい菌だ!
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体内の細胞や血球の働きが学べるマンガ。
1巻では、肺炎球菌、スギ花粉アレルギー、インフルエンザ、擦り傷が起きたときの体内の反応と細胞たちの働きが描かれている。
体内反応が、かなり派手な戦闘モード(?)で書かれていて、こういう描き方があるのかぁ、と新鮮な驚き。
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最高です。細胞について楽しく面白く学べます!オススメなので、是非読んでほしい本です!!白血球と赤血球の関係がホッコリするので、息抜きをしながら勉強できると思います~
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血球などの知識を覚えるのに大変役立ちます。
内容は意外と単純なドタバタ系なので、楽しく読めて学べますね。
続きが気になるというより、勉強のため読みたいと思う作品です。
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人間の体を一つの世界、その中で働く細胞を人に例えて描かれていてとても面白い。人体は改めてすごい。こんな一生懸命に働いてくれてる子たちのためにも生きるの頑張ろうと前向きな気持ちになれた。あと血小板が可愛い。
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白血球が少なめなので、心配になった(笑)
騒々しくて読んでてちと疲れます。
勉強したい人にはいいのでは?
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人のカラダの中で赤血球の新米の女の子が酸素を肺に運ぶ仕事場をしていると、恐ろしい姿の奴に襲われる。そこへ白い制服のカッコいいお兄さんがあらわれ、敵を退治してくれる。敵は肺炎球菌で、カッコいいお兄さんは白血球好中球課のお兄さんだ。
しかし、肺炎球菌細胞には生き残りがいた。早く殺さないと分裂が始まって、血管を巡って各臓器を襲撃し、脳を包む髄膜までも支配下において最終的にカラダを滅ぼしてしまう。
再び赤血球が襲われた時、白血球のお兄さんが肺炎球菌を何かの機械で捕獲し、カプセル詰めにして、気管支に運び、“くしゃみ”というロケット弾で体外へ飛ばしてしまった。
ある日、カラダの中にはゾンビになってしまった細胞で溢れていた。もとは一般細胞だったのに、インフルエンザに感染してしまったため、ゾンビ(インフルエンザ・ウィルス)になったのだ。
その時、ヘルパーT細胞の司令でキラーT細胞軍団が動員された。暴力団なみに強いキラーT細胞たにはゾンビたちをバッタンバッタンと倒してしまった。けれど、キラーT細胞の中に一人だけ弱虫がいた。ナイーブT細胞といって、まだ抗原と一度も接触したことがない未熟なT細胞である。「僕は先輩たちみたいに戦えないよ」と泣きべそをかくナイーブT細胞を「大丈夫だよ、先輩たちも元は君みたいなナイーブT細胞だったんだよ。だから君だってやれるよ。」と樹状細胞が励ますと、そのナイーブT細胞は活性化して一人前のキラーT細胞に変わり、分裂増殖までして、凄い活躍をした。
知らなかったなあ、カラダのなかでいつもこんなドラマがあったなんて。
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人間の細胞を擬人化し、その働きを漫画化したもの。自分の身体の中でこのような細胞が働き守ってくれていると思うと、もっと自身を大切にしなければ、と感じた。