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離乳食という概念に拘らず、
日本の離乳食の知識も活かしながら
海外の補完食の考え方も取り入れることで、
子供に不足する栄養素を摂取させることができる。
補完食の考え方を知ると、
何ヶ月には何回食、というのではなく
子どもの成長に応じて食事を与えれば良いと気持ちに余裕ができた。
●取り入れたいこと
鉄補給の重要性
鳥レバーを取り入れる。
オートミールを主食に取り入れる。(お粥より簡単そう)
食パンは塩分が多い
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離乳食が憂鬱な全ての人にオススメしたい。
離乳というより、栄養をどう補うか?という観点でWHOの考え方に基づいて書かれていて、納得感がある。
また、キチキチっと順に進める離乳食よりも、幅広く捉えて良い部分もわかり、気持ちが楽になった。
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内科医の先生がかかれているとのことでこれまでの離乳食本とは違う内容が多いのかなと期待して買いました。いいかもしれません、などの曖昧な表現が多く、少しあやふやに感じました。離乳食後期ですが、これまで調べて知っていた内容が多く、期待していたほどではなかったです。
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実践的というよりは読み物として補完食のイメージを掴むのによい!
私はこの本を読んで補完食意識した離乳食進めよう〜と思いました。
・各項目に【要約】がついていて頭に入れやすい
・カロリー、栄養素のデータが豊富
・膨大な参考文献量
・こうだからこう、という理由が明確
・実践的というより、と書きましたがちゃんとレシピも載ってるし、著者さんの実際の補完食の進めた記録が載ってるのもありがたい
・他の離乳食本を読んで悶々としていた「この時期は消化機能が未熟なので○○は与えない」という文言について丁寧に根拠をあげて説明している
母乳育児の話のページはなんだか泣けました。私は完母なのですが、ネットを見ると完ミやミルク寄りの人の「母乳じゃなくていい!今のミルクは高品質!ミルクで立派に育った!」という声が大きくて、それは著者の方も書いているように病院やら親族に母乳母乳と言われる反発なんだと思うのだけど、その中で逆に完母であることが言い出しにくい気持ちになっていて。そんな気持ちに寄り添ってくれる言葉にほっとしました。もちろんミルク育児の方へも書かれているので、いろんな育て方を肯定してくれていると思います。
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優しい言葉で書かれていて読みやすかった。
どんな本もそうだけど2、3回繰り返し読まないと実践するのは難しい
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2021/05/01
なんか離乳食よくわからんなー、なんで鉄欠乏症になったらいけんの?離乳食作ったけどこれ出来上がったの水分多いけど多かったらあかんのちゃうん?よく鉄がいいビタミンがいいとか聞くけどそもそもなんで?どんなメリットあるん?たまごアレルギー出たけどどーしよ?とかいろいろ悶々としてた立場からしたら、とてもわかりやすく論理的な、きちんと理由を説明してあったから納得できた。いいとこ取りしよう。経皮感作って言葉初めて聞いたけど結構たいせつじゃない?毎回、とくにタマゴ食べる時はワセリンかプロペト塗りたくろう、。
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数少ない補完食の本。
医師が書いてることもあり、エビデンスがしっかり記載されてあり信用できる。なぜ補完食が必要かがよくわかる。
また離乳食の良いところも書いてあり、日本でどう応用するかという点も盛り込まれてる。
著者の考え方も分けて書かれている点も非常に良かったです。
レシピなどは少ないですが、考え方を学ぶには良いと思います。
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補完食に関することが整理されて記載されてる。従来の離乳食と併用(?)しながら、おさえるべきポイントを、根拠ありきで説明してくれているので助かる。
図書館で借りて読んだが、これは購入しよう。
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離乳食と補完食の考え方の違いがわかりやすくてすっと頭の中に落ちる感じがした
実際に自分でトライするにはまだハードルが高いイメージがあるが、離乳食を進めながら応用していきたい
鉄分をもっと取り入れられるような食事を目指したいなぁ
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補完食の考え方を学んで、離乳食レシピを考える参考にと思って読んだ本
一般的な離乳食を進める上で注意しておくべき点が明確になった
実際のレシピは他の本だったりアプリだったりで補う必要あり
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良書。すぐ読んで売ろうと思ってたけど、しばらく保管を決定。出典が明確でエビデンスに基づいて書いてあり、信用できる。
離乳食と補完食の違いが明確になり、補完食の考え方がわかった。
基本、不足している栄養素を意識して食べさせる離乳食ってイメージになったかな…(量とか密度とかが補完食の方が多いけど…)
これを読んで、全然食べない息子に合うのは栄養をよく考えた離乳食を母乳ベースで進めていくことかなと思った。
下記はメモ。
・厚労省の出している「授乳・離乳の支援ガイド」は直近2019年に改訂されており、その前のバージョンは2007年。
→鉄不足の記述について、2007年では9ヶ月、2019年では6ヶ月(完母)と表記されている
・口腔発達、それぞれの時期について(写真でメモ)
・赤ちゃんの胃の容量 = 体重 × 30ml
補完食では、生後6-8ヶ月だと200kcal補完が必要→1kcalが1gと考えても1回の食事では取りきれず、2,3回に分けないと…という考え方。
(うちの子、いっぱい食べた日で10gだなぁ…)
ちなみに母乳は0.8-1.0kcal/gらしい、3倍がゆで1.02kcal/g、5倍がゆ(全粥)で0.71kcal/g
・母乳では、鉄・ビタミンD・ビタミンKが不足しがちだが、感染症や病気のリスクを減らす(未だに母乳中の全ての成分はわかっていない。(!))
栄養面では6-12ヶ月児に必要なエネルギーの半分を、1-2歳児に必要なエネルギーの1/3を母乳で補うことができる。WHOは少なくとも2歳までの母乳育児を推奨
・補完食は0.7-0.8kcal/gを超えるものがエネルギーの観点でのよい補完食。生後6-8ヶ月児のエネルギーギャップは200kcal(エネルギーギャップは写真メモ)
・補いたい栄養素は鉄、亜鉛、ビタミンA、カルシウム、ビタミンD。特に鉄は補いにくいのに神経運動発達系に悪影響を与える可能性・貧血になる可能性があるので注意。
・吸収率のよいヘム鉄(動物性食品)を取るか、ビタミンC・食肉タンパク質とともに非ヘム鉄を取るか、鉄強化食品を取り入れるとよい
・ヘム鉄20%、非ヘム鉄5%前後だが、非ヘム鉄は一緒に食べる食事によって吸収率が変化する。吸収率は足し算式。ビタミンCで+5%、食肉タンパク質で+5%
・男児は鉄を5.0mg/日とることを推奨(日本人の食事摂取基準)※ちなみに母乳中0.35.mg/1L(母乳中の鉄吸収率は45-100%)
・フォローアップミルクの食品への利用も良いが、亜鉛や銅が入っていないので、普通のミルク利用で良い。
・亜鉛は鉄が多い食品には一緒に入っていることが多い
・ビタミンAは脂溶性ビタミンで、取り過ぎると体に溜まってしまうので注意。(特にレバー注意)
にんじん等のビタミンAはβカロテンでビタミンA不足時にビタミンAになるから大丈夫。
・味付けは薄味で。乳児のナトリウム摂取の目安は1.5g/日(日本の食事摂取基準)
・日本人は摂取カルシウムの17% は野菜からとってる
・ベビーフードだと薄いから、ミルクやおかゆパウダーを足して、濃くするのもあり。
・1-2才の幼児食については、口腔発達に合わせる。奥歯ですり潰すことができない→硬い物���弾力のある物・皮が残る物は難しい。塩分は、1-2歳で食塩3.0g/日が目安
・消化に関して、脂質が多いと下痢をするから、そこまで行くほどには食べさせない、くらいの考えでOK。肉が中期等になっているのは、食の文化の影響。(授乳・離乳の支援ガイド策定議事録より)
【補完食の意識】
・1日1回はヘム鉄を多く含む食材をとりいれる
・非ヘム鉄を多く含む食材はビタミンC、動物性蛋白質も同時に
・足りない栄養は間食(補食)で補う工夫を
単語メモ
・日本ラクテーションコンサルタント協会
・佐久医師会「教えて!ドクタープロジェクト」
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離乳食を、授乳だけでは賄えないエネルギーギャップを埋めるための補完と位置付ける。離乳食を食べさせるために授乳を意識的に減らす必要はない。鉄分、ミネラルは授乳では賄えないため積極的に離乳食から補完するように気をつける。鉄分強化ベビーフードや米を使うのも推奨。
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離乳食がはじまるので勉強のために読んだが、医学的根拠を示しながら補完食について説明していてとても分かりやすかった。
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補完という考え方自体は納得だけど100%振り切る勇気は持てなかった、ので、離乳食でも栄養素を意識してみることにする。
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紙で持っててもいいかな。2回くらいわからなくなった時に見返した。
補完食とは?をわかりやすくまとめている本。離乳食スタート前に読んでおくと良いと思う。