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投稿者:おむすび - この投稿者のレビュー一覧を見る
薬の知識が難しすぎず読んでてとても面白いです!
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爽太がコロナに感染したかとドキドキでしたが、まさかあんな理由だったとは。毒島さんの慧眼には恐れ入りました!読み返すと結構伏線張られててビックリでした。
刑部じゃないけど、あそこまで親身になれる毒島さん凄いです。特に毒親〜にはハッとさせられました。赤ちゃんって注射ラッシュだから中々大変なんだけど、そう考える人も居るんだと驚きでした。
そしてタイムリーに例の空間除菌の品の話がでて驚きました。何でも除菌すれば良い訳ではないんだと勉強になりました。
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シリーズ3作目。
今作は2020年3月の出来事を描いており、ガッツリ、コロナの話題でまとめている。
2020年3月と言えば、まだ新型コロナ自体がどのようなものか分からず、ドラッグストアのマスクや消毒液だけでなく、トイレットペーパーなども売り切れていた時期。
ニュースでは「正しく恐れましょう」と繰り返していた。
そんな時期、ホテルでは今年大幅な増加を見込んでいたインバウンドのお客様が全く来なくなり、国内の異動さえも控える動きが見えだした中、爽太が勤めるホテル・ミネルヴァでも空室が目立ち、感染対策にも悩まされていた。
そんな中、フロントの爽太の先輩・馬場が突然、高熱に襲われ、予約がなく、がら空きだった客室で隔離することに。爽太も馬場が飲んだと思われるペットボトルに誤って口を付けたと言うことで、馬場の世話を兼ねて、一緒に隔離生活に入る。
その後もホテル内で、続々と発熱者が発生するが、保険時に問い合わせても、「発熱だけではPCR検査は出来ません」と言われるのみ…確かに、その頃はそんなこと言ってたよなぁ、と思わず、感慨にふけってしまった。
14日間の隔離生活をメインで描いているので、爽太と毒島さんとの絡みはほとんどない。
隔離中の爽太に、毒島の同僚の苅部が毒島さんが解決したシングルマザーの悩みなどを語る形で、毒島さんの活躍が描かれる。
最終章の「見えない毒を制する」と言うタイトルは、今、私たちは置かれている状況そのものだと思いながら、読んだ。
結局、ホテル・ミネルヴァを襲った集団感染は別の原因であることに、感染症の知識があれば、かなり早い段階で気づく。
ホテルの上層部が、それに気づかないとすると、ホテルとしては、かなり危機管理が出来てないとしか言いようがない。この手の「コロナかも?」と始まる話が増えて来ても、「実は違いました」となるのは、まだコロナが「見えない毒」だからなのだろう。
きっと、世界中の誰もが一刻も早く、「見えない毒を制する」日を待っているに違いない。
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薬剤師毒島花織シリーズ第三弾
相変わらず毒島さん無茶するよなーってのが読み終わっての感想
毒島さんが爽太にこんなことを言う
「私が薬の知識を日々蓄えているのは、患者さんに薬を適正に使ってもらいたいためです。だから薬や病気についての質問をされるのは、私にとって面倒ではなくて嬉しいことなんです。つらいのは薬について、誰にも相談されないことです。せっかく蓄えた知識の使い道がないほど悲しいことはありません。だから気にせずに、わからないことがあればどんどん相談してください」
薬剤師の私としては、ホント勝手に薬使われることほど、残念で腹が立つことはないと、常日頃から思っているのでとても納得。
「なんで聞いてくれなかったのよ」と言いたくなる時があるし。
でも、最近感じるのは薬のこと聞かれる時って、患者さんは自分のしようとしていることを肯定する回答を望んでいるんだなってこと。大抵の場合、肯定出来ないことが殆どだけど。
要は「これやっちゃダメだよなー」と思いつつも薬剤師から「大丈夫、大丈夫、気にしなくていいよ」と言ってもらいたいだけ、
自分がしようと思ってる行動に対して背中を押してもらいたいだけ
そこが難しいところで、全否定すると相手はココロのシャッター下ろしてしまうので、そうならないように、話聴きながら上手に軌道修正して適正使用に導くのが薬剤師の腕の見せ所なんだと思う。
薬剤師なので、読みながらオチの想像はつくんだけど、薬剤師が謎解きする展開は面白いと思う。
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薬剤師の毒島さんは、薬にまつわる不思議な出来事をまるで名探偵かのように鮮やかに解決する。アルコール依存症の男性が急に「酒がまずくなった」と言い出したのはなぜ? 赤ん坊のための様々な薬を、あまりにも頻繁に薬局に取りに来る若い母親。彼女の真の目的は? いつものように鮮やかな推理を見せる毒島さんだったが、しかし彼女のもとにも新型コロナウイルスの影が忍び寄っていた。毒島さんに憧れるホテルマン・爽太が、仕事中高熱を出した同僚と濃厚接触したとして、ホテルに隔離されたのである。そして、それを機にホテル従業員が相次いで高熱を出し……。
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今回も毒島さんの知識と熱意のおかげで、いくつもの事案が解決される。2021年1月に出版されているので、まさに、全世界がコロナ禍に騒然とし始めたころに書きはじめられたものと思われ、まだ未知の恐ろしさに満ちていて、対処法が模索されつつあるころを想起させられる舞台設定でもあるので、ストーリーの本筋とは別の興味もある。とはいえ、毒島さんと爽太の関係は、ほぼ進展せず、毒島さんの気持ちがなかなか読めないのがもどかしくもある。次作では少しは進展してほしい気もするが、どうなることだろう。さらなる毒島さんの活躍が愉しみなシリーズである。
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まさしく新型コロナの流行初期の頃を書いていて、去年こんな感じだったなぁと、思いました。
爽太は若い人にしては本当にしっかりしている好青年だと思います。早く毒島さんとの関係も前進してほしいてます。
知識だけではなく、毒島さんの説明スキルの高さなど新たな一面見れました。
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毒島さんと結婚しても薬の話ばかりだよなぁ…楽しいのかな?
先が気になってどんどん読み進めていけちゃう話だったけど、登場人物の話し方がまるで参考書を読んでいるみたいだった。
あの、わかりやすく、丁寧にみたいな、先生と生徒の会話形式で解説されてくやつみたいな?
薬理の授業で習ったから読みやすいところが多かったけど、習ってなかったら途中でギブアップしてたかも笑
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図書館で借りた本。
毒島薬剤師のシリーズ。今回は新型コロナに感染したかもしれない同僚と接触したことによって、ホテルで隔離生活をする話。
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今回は新型コロナウイルスが流行している状況でのお話。毒島さん、ほんとかっこいい。新米ママ神谷さんのエピソードは、どれだけ正しいことも、相手にちゃんと伝わらないと意味がないよなぁと痛感。毒島さんの、まずはひたすら聞く姿勢、見習いたい。
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シリーズ3作目。
今回はアルコール依存症の話、頻繁に薬局に来る若い母親の話、新型コロナウイルスの話の3本立て。
毒島さんがますます格好良くなっていて、読んでいて気持ちがいいです。
早くも新型コロナウイルスのことまで題材になっていて、びっくりしました。
面白いだけでなく、ためになる知識も得られて、つくづくお得なシリーズです。
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昨年のコロナ禍の始まりの頃の小説。未知の感染症が流行すると医療関係者である調剤薬局も大変ですね。ホテルでの自主隔離生活。私の会社でも”コロナ疑い”の人が出たとき、会社の離れ社屋で自主隔離生活してた人がいました。馬場さんやっと健康に留意する気になって良かった、総支配人と昔から知り合いだったとは。水尾くんと毒島さんはこんなに仲良くしているのにハッキリした進展がないとは、水尾くんがんばって。
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毒島さんがますます格好良い。
患者を見てしっかり話をする毒島さんの責任感や優しさ、根気強さには惚れ惚れします。
きっと私も含めて多くの人がイライラするだろう場面でも毒島さんはちゃんと耳を傾けて聞く。
人間性ができてるなぁ。
そして、今回のメインはコロナかな。
まさに今の時代の話題。
社会全体がピリピリしていて、心配なのにPCR検査はなかなか受けれない…そんな不安な情勢の中でのお話。
発熱はコロナなのか風邪なのか、それとも別の病気なのかも分からない状態での不安な気持ちが伝わってきました。
それにしても水尾くんと毒島さんの関係はいつになれば進展するのか…
お似合いだと思うので、水尾くん頑張れ!
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コロナの話題でしたね。
今の時代の薬局、飲食業、ホテル業界をありありと描いていて、ものすごくリアルだなぁと思うと同時に『何年後かにこれを読んで懐かしいなぁって思えているんだろうか…』と思うとなんとも言えないザラリとした気持ちにもなりました。
これは去年のお話だし、今とはまた状況が変わっているけど、本当に早く終息してほしいですね。2人の恋の進展のためにも(^ ^)
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コロナ禍のご時世を反映した物語だが、特に後半は自主隔離しているため、あまり登場人物通しの関係が薄い。交流もほとんど電話越しやメモを使った物となってしまった。
主人公の毒島はあまり直接登場せずに、ほとんどが手紙や人づてに登場するだけで、少しものたりない。
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シリーズ3作目
今回は、アルコール依存と頻繁に薬局に来る母子、そしてウイルス感染の3話。
自分が発達障害なのは予防接種のワクチンが原因だと思い子どもにまったく受けさせてなかった話。
これも親身になって母親とやりとりをしていなければわからなかったこと。
毒島さんも周りからは真面目で融通が利かず優等生ぶった姿が嫌味に思われていたのだが、親身になって対応する姿や知識を相手に伝えようとするスキルも身につけている。
3話目のウイルスもコロナじゃなくて他にもあるのだなと思った。
しかし、これも毒島さんの推理で判明したわけだが薬とはちょっと違ったな…。