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今まで自分が本や経験などで学んだことがそれぞれ書かれてあった。ただ、今できているかと言われれば、ほとんどが忘れているものばかりであった。「ほめるを基本に」と裏表紙に書かれてあったが、前期、後期のそれぞれの担任のどのようなクラスにしたいのかの計画があって、それを達成するために「言葉かけ」が重要な位置をしめるのだ。
【日常について】
・「子供を一人の人間として尊敬する」という言葉が自分の中にとても当てはまった。→子供のことをそのような存在として見ているか
・あらゆるネタをストックできているか→自分の中でそのような話すネタがあるかを確認してみるのもいい
・男女の指導の違い→男子はハッキリと短く、女子→とにかく話を聞いてあげる
・厳しい指導とは認めない指導→やんちゃな子ほどユーモアをもって
・なぜするのか?という趣意説明をハッキリと示し続けること→ここをして子どもたちに納得させる
・幸せの四因子「感謝」「やってみよう」「何とかなる」「ありのまま」→学級経営の目標にもいいかも
・子ども全員に僕は特別にしてもらっているというスペシャル感をもたせる
【授業中】
・丁寧に進めること→テンポや間も考えて
・ナンバリングや数を入れると聞いているものにわかりやすい
・40秒間、話すだけで長期記憶に残りやすくなる。
・今日の理解は何%?今日のがんばりは何点?
・称号を与える「名人」「博士」「達人」
【行事】
・なぜ行うのか、必ず話し合ったあとでしないと、行事がやらされるものになってしまう。
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これからの指導に活かしていけます!一つひとつについて、振り返りを行ったり、自己評価することも大切だと改めて思いました。
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まず、学年(発達の段階)に応じて声掛けを意識的に使い分けようというアプローチは、基本的なのだけど本当に大切だと思う。
本書は、実践家である著者がどのように意識しているかまとめてあるもので、大変参考になる。
中にはちょっと違和感を覚える部分、つまり自分には合わないなと感じる部分がある。
そこがまた重要で、「なぜ自分に合わないと感じるのか」「では目の前の子どもたちにどう声をかけると良いのか」と考えるきっかけになる。
本書は新しい学びを与えたり、これまでの実践を整理したりするだけでなく、こうして自省を促すという点においても有用だと思う。
自分のスタイル、そして何より目の前の子どもに適した声掛けを追求し、意識的に使えるようになりたい。そんな気持ちになる本。