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霊を信じない人助けのための心霊相談を行う理系男子と、霊を信じつつも騙りの霊媒師のフリをする天然男子の短編連作。 個人的には連作の筋がもうすこし強い方が好みだが、難しい題材とキャラクターが読みやすい。
しかしながら、あらすじが、ミステリで言えば第1被害者は○○と、序盤の面白さを読み解く楽しみを奪った作りでもったいない気がする。謎を読み解く楽しを残して欲しい。
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ふわふわと軽い陽太とやたらと頑なな天哉に正直ヤキモキイライラしたけど、まぁ最後まで読むと色々と納得…
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まったく正反対の二人組が、資金集めのため
詐欺ぎりぎりの仕事をする。
一人は化学的に、一人は霊だと騒ぐ。
後者はまったく客商売に向いていません。
いきなり「霊だ!」に結び付ければ
うさん臭さが先です。
カッコつけるため、とか、ものすごく、ない。
どうして彼と組もうとしたのか、も謎ですし
最後にはどういう繋がりが、も出てきますが
これ!? と言いたいものがありますし。
風呂敷たたんだけれど、隙間からものが
ぽろぽろ転げ落ちている終わり、でした。